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東京一番フーズJP:3067
沿革
平成10年10月 |
東京都新宿区に㈲東京一番フーズを設立 |
平成12年9月 |
有限会社から株式会社に組織変更 |
平成12年11月 |
本社所在地を東京都新宿区から東京都渋谷区に移転 |
平成13年11月 |
横浜市中区に神奈川県1号店「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」関内店を出店 |
平成13年12月 |
魚類卸会社としてとらふぐ等を仕入れることを目的に㈲新宿活魚(現 連結子会社㈱長崎ファーム)を設立 |
平成14年5月 |
本社所在地を東京都渋谷区から東京都新宿区に移転 |
平成15年10月 |
東京都千代田区に「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」神田西口店を出店、10店舗となる。 |
平成16年12月 |
㈲新宿活魚の出資持分の過半数を取得 |
平成17年9月 |
東京都豊島区に「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」池袋東口店を出店、20店舗となる。 |
平成18年3月 |
㈲新宿活魚の出資持分の100%を取得 |
平成18年5月 |
本社所在地を東京都新宿区内で移転 |
平成18年8月 |
埼玉県蕨市に埼玉県1号店「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」蕨店を出店 |
平成18年9月 |
千葉県市川市に千葉県1号店「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」本八幡店を出店 |
〃 |
東京都目黒区に「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」中目黒店を出店、30店舗となる。 |
平成18年12月 |
東京証券取引所マザーズに上場 |
平成19年9月 |
新たな業態の開発を目的として、横浜市中区に「贅沢鍋と泳ぎいか ちゃんこ浪花茶屋」を出店 |
平成20年11月 |
新たな業態の開発を目的として、東京都調布市に「割烹浪速茶屋」を出店 |
平成21年9月 |
新たな業態の拡大を目的として、横浜市中区の「贅沢鍋と泳ぎいか ちゃんこ浪花茶屋」を「ふぐよし総本店」に業態変換 |
平成21年11月 |
新たな業態の拡大を目的として、東京都調布市の「割烹浪花茶屋」を「おいしい寿司と活魚料理 魚の飯」に業態変換 |
平成22年3月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」学芸大学駅前店の売却により、50店舗となる。 |
平成22年5月 |
養殖業への進出を目的として、㈲新宿活魚を㈱長崎ファームに組織変更及び商号変更 |
平成22年7月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」中目黒店の道路拡張に伴う収用により、49店舗となる。 |
平成22年9月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」荻窪店の売却により、48店舗となる。 |
平成22年10月 |
中食拡大を目的として、お取り寄せ(宅配)商品の販売を開始 |
〃 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」蕨店及び国立店のFC化に伴い、46店舗となる。 |
平成23年2月 |
㈱長崎ファームが長崎県平戸市に養殖場を取得し、海面養殖事業に進出 |
平成23年4月 |
新たな業態の拡大を目的として、横浜市港北区の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」綱島店を「ふぐよし総本店」に、東京都港区の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」銀座別館店を「おいしい寿司と活魚料理 魚の飯」に、それぞれ業態変換 |
平成24年11月 |
中食拡大を目的として、お取り寄せ(宅配)メニューに「おせち」を投入 |
〃 |
東京都ふぐ規制緩和に対応した身欠きふぐ販売の拡大を目的として、㈱長崎ファームが、塩浜センター(東京都江東区)内にふぐ加工場を新設し、身欠きふぐの販売を開始 |
平成24年12月 |
中食拡大を目的として、全店にてお持ち帰りの販売を開始 |
平成26年5月 |
新たな業態の拡大を目的として、下北沢(東京都世田谷区)「うまい寿司と魚料理 魚王KUNI」下北沢店の出店により47店舗となる。 |
平成26年7月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」吉祥寺店及び「魚王KUNI」吉祥寺店のテナントビル取り壊しに伴う退店により、45店舗となる。 |
平成26年10月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」南千住店のFC化に伴い、44店舗となる。 |
平成26年11月 |
新たな業態の拡大を目的として、吉祥寺(東京都武蔵野市)に「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」と「うまい寿司と魚料理 魚王KUNI」の複合店舗を出店したことにより、46店舗となる。 |
平成27年5月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
平成27年8月 |
川崎市川崎区の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」川崎駅前店1階を「うまい寿司と魚料理 魚王KUNI」川崎店に業態変更し、複合店舗として出店したことにより、47店舗となる。 |
平成28年5月 |
新たな業態の拡大を目的として、東京都江東区の「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」亀戸店を「亀戸ふぐよし総本店」に業態変換 |
平成28年11月 |
米国ニューヨークに全額出資の子会社Ichiban Foods Inc.を設立 |
平成29年10月 |
米国ニューヨークに「WOKUNI」レストランの出店により、48店舗となる。 |
平成30年5月 |
池袋(東京都豊島区)「ふぐよし」を店舗老朽化により閉店したことにより、47店舗となる。 |
平成30年10月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」所沢店を都市計画による立退きにより、46店舗となる。 |
平成30年11月 |
さいたま市浦和区に「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」浦和店の出店により、47店舗となる。 |
平成31年2月 |
東京都大田区に「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」大森店の出店により、48店舗となる。 |
令和元年11月 |
㈱Fun&Co.の出資持分34.2%を取得 |
令和2年4月 |
「亀戸ふぐよし総本店」を閉店したことにより47店舗となる。 |
令和2年6月 |
㈱寿し常の出資持分100%を取得、26店舗を譲受け、73店舗となる。 |
令和3年4月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」関内店を閉店したことにより72店舗となる。 |
令和3年5月 |
「大阪てっちり鈴木」下北沢店を閉店したことにより71店舗となる。 |
令和3年8月 |
「立喰い寿し 寿し常」アトレ上野パークアベニュー店を閉店したことにより70店舗となる。 |
令和4年1月 |
「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」駒込店のFC化に伴い、69店舗となる。 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。 |
令和4年3月 |
長崎県平戸市にHACCP対応の水産加工場を建設。 |
令和4年11月 |
「江戸東京寿し常」東京ソラマチ店を閉店したことにより68店舗となる。 |
令和5年5月 |
「成増寿し常」エキア成増店を閉店したことにより67店舗となる。 |
令和5年6月 |
大分県佐伯市にて「とらふぐ陸上養殖」を開始する。 |
令和5年7月 |
「海鮮処寿し常」アトレ亀戸店を閉店したことにより66店舗となる。 |
令和5年8月 |
米国ニューヨークに全額出資の子会社Ichiban Foods Broadway Inc.を設立 |
事業内容
東京一番フーズは、飲食事業を中心に、卸売事業、養殖事業、加工事業を展開している企業です。同社は、水産物のサプライチェーンマネジメント(SCM)に強みを持つ総合水産企業を目指しており、顧客満足度の向上と新しい価値の創造を追求しています。
飲食事業では、「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」、「おいしい寿司と活魚料理魚の飯」、「うまい寿司と魚料理魚王KUNI」などのブランドを展開。米国ニューヨークでは「WOKUNI」ブランドでシーフードレストランを運営し、また「寿し常」ブランドで職人がいる寿司業態を展開しています。これらの飲食事業に対して、株式会社長崎ファームにおいて「とらふぐ」と「本まぐろ」の養殖事業からの調達を行っています。
同社の飲食事業の特徴は、自社養殖魚を活用した「6次産業化」モデルの実現、中間流通コストの削減による高品質な商品の提供、店内での全ての料理の調理という点にあります。特に、「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」では、店舗で泳いでいるふぐを捌いて提供することで、新鮮さと高級国産とらふぐの品質の良さを兼ね備えています。
外販事業では、株式会社長崎ファームが自社養殖魚などの活魚・鮮魚を法人・個人向けに販売しています。同社は、生産から物流・加工までの一貫した体制を整えることで、物流コスト・鮮度・品質の課題を解決し、最適なソリューションを提供しています。また、「平戸本まぐろ 極海一番」というブランドでクロマグロの養殖を行い、飲食事業で主に販売しています。
東京一番フーズは、これらの事業を通じて、高品質な水産物の提供と顧客満足度の向上を目指しています。
経営方針
東京一番フーズは、飲食、卸売、養殖、加工事業を展開し、水産物のサプライチェーンマネジメントに特化した総合水産企業を目指しています。同社は、顧客満足度の向上と新しい価値の創造に注力しており、特に飲食事業では「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」などのブランドを通じて、高品質な水産物の提供を実現しています。
同社の成長戦略の一環として、国産高級とらふぐの安定調達を目指し、自社養殖技術の向上と生産者ネットワークの構築に力を入れています。また、食材の安全性確保と情報発信にも注力し、トレーサビリティシステムの開発や6次産業化の推進を進めています。
従業員教育と人材育成にも力を入れ、店舗スタッフのサービスレベル向上と独立支援プログラムを通じて、新たなベンチャー企業家の輩出を目指しています。経営情報システムの拡充により、食材コストの適正化や養殖コストの適正化を図り、高品質経営を追求しています。
さらに、SDGsへの取り組みとして、水産物の養殖事業、卸売事業、加工事業において、資源保護と安定供給を目指しています。これらの戦略を通じて、東京一番フーズは持続可能な社会の実現に貢献し、業界内での競争力を高めていく方針です。