東京一番フーズJP:3067株価

時価総額
¥40.4億
PER
35倍
飲食・外販・養殖を柱とする総合水産・外食の有力企業。自社養殖のとらふぐや「平戸本まぐろ極海一番」などのブランドを展開。令和2年6月に寿司チェーンを譲り受け、令和7年9月30日現在で店舗数63店舗。米国ニューヨークにWOKUNIを出店する海外展開。

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事業内容

東京一番フーズは、水産食材を中心に飲食店運営を軸に事業を展開しています。同社は「泳ぎとらふぐ料理専門店 とらふぐ亭」や「寿し常」などの寿司・海鮮業態を直営とフランチャイズで運営し、ニューヨークにも和食シーフード店を展開しています。養殖から加工・流通・店舗での提供まで一貫して行う垂直的な統合運営が強みです。

主要な顧客は一般の来店客に加え、外販先として飲食業や小売業、卸売業といった法人顧客です。同社は店舗売上が中心ですが、自社養殖魚や加工品の販売、そして保有不動産の賃貸収入も併せて収益を得ています。養殖・加工を内製化することで仕入れや流通のコストを抑え、価格と品質で競争力を確保しています。

事業セグメントは飲食事業、外販事業(養殖・卸売・加工)、不動産賃貸事業の三本柱で構成されています。同社は長崎ファームでとらふぐや本まぐろなどを養殖し、加工場で身欠きふぐなどを加工して自社店舗や外販先に供給しています。店舗は大型から小型まで都市部を中心に展開し、ふぐ調理師免許を持つ職人を多数抱える点が差別化になっています。

経営方針

東京一番フーズは、養殖から加工、流通、店舗提供までを一貫して手掛ける事業モデルを成長の基本に据え、飲食事業、外販事業、賃貸事業の三本柱で収益基盤の拡大を図っています。国内では「とらふぐ亭」や「寿し常」などの直営・フランチャイズ展開を継続し、既に進出しているニューヨークの和食シーフード店も活用して海外展開の足掛かりとすることで、店舗売上の拡大と外販商品の比率向上による安定的な収益構築を目指しています。

重点投資分野としては主要食材である国産とらふぐの安定調達とコスト管理に注力しています。同社は長崎ファーム平戸養殖場における自社養殖数の拡大や養殖技術の向上を進め、仕入価格の変動リスクを低減するとともに加工場での付加価値化を進めることで、価格と品質の両面で差別化を図ることを目指しています。また、生産者ネットワークの構築や六次産業化の推進により、生産地直送のルートを開発して顧客へ新鮮な食材を安定供給する方針です。

新市場開拓と事業拡大では、外販先の飲食業・小売業・卸売業向けの加工品販売や冷凍・加工品の販路拡大を進めるほか、フランチャイズやのれん分け制度を通じた店舗展開の加速を図ります。消費者向けには店舗やウェブ、毎年開催する「ふぐの日フォーラム」を活用してブランド情報発信を強化し、海外市場では既存のニューヨーク出店をベースに追加展開を検討するなど、販路多角化で収益源を広げることを目指しています。

技術革新については、販売・仕入れ管理や生産の追跡管理(トレーサビリティ)を含む経営情報システムの整備を進め、食材コストや養殖・加工コストの適正化を図っています。従業員教育には情報システムを活用したナレッジ共有や独立教育プログラムを導入してサービス水準を維持・向上させるとともに、持続可能な資源管理を意識した取り組み(持続可能な開発目標への対応)を強化し、長期的な供給安定と企業価値の向上を目指しています。