- 日本企業
- ライフフーズ
ライフフーズJP:3065
沿革
1986年3月 |
和風カフェテリア「ザめしや」の事業展開を目的に、「エル・フーズ株式会社」を設立 |
1986年12月 |
「ザめしや」第1号店として、奈良県橿原市に、橿原店を開店 |
1991年3月 |
「エル・フーズ株式会社」を「株式会社ライフフーズ」に商号変更 |
1992年3月 |
本社を大阪府吹田市に移転 |
1995年3月 |
中部地区進出第1号店(40号店)として三重県四日市市に四日市日永店を開店 |
1997年3月 |
九州地区進出第1号店(52号店)として佐賀県佐賀市に佐賀松原店を開店 |
1997年3月 |
額面変更のため、株式会社ライフフーズ(旧株式会社米安)と合併 |
1999年5月 |
大阪府茨木市に店舗併設のサポートセンター(自社研修センター)を建設 |
2000年12月 |
ファーストフード第1号店として大阪府吹田市に「ザめしや24」江坂店を開店 |
2001年8月 |
コミッサリー(原材料加工工場)を大阪市此花区に開設 |
2002年12月 |
第三者割当増資をおこない、資本金を1,551百万円に増資 |
2005年1月 |
「街かど屋」第1号店として「ザめしや24」烏丸五条店を業態転換 |
2005年9月 |
「めしや食堂」第1号店として、名古屋市港区に港七番町店を開店 |
2005年9月 |
コミッサリー(原材料加工工場)を閉鎖 |
2006年12月 |
株式会社ジャスダック証券取引所上場 |
2007年8月 |
「街かど屋」第20号店として、大阪市生野区に林寺店を開店 |
2008年10月 |
「讃岐製麺」第1号店として「ザめしや」滝子通店を業態転換 |
2009年2月 |
「讃岐製麺」第10号店として「めんむす」八尾店を業態転換 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
2010年10月 |
大阪証券取引所へラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2012年1月 |
「街かど屋」第30号店として、大阪市西成区に南津守店を開店 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2020年12月 |
資本金を1億円に減資 |
2021年4月 |
コミッサリー(食品製造工場)を大阪府茨木市に開設 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQからスタンダード市場へ移行 |
事業内容
ライフフーズは、和食を中心にしたレストラン業を主軸に展開している企業です。同社は、カフェテリア方式の「ザめしや」「めしや食堂」、ファーストフード方式の「街かど屋」(ザめしや24)、そしてカフェテリア方式の讃岐製法うどん店「讃岐製麺」をチェーン展開しており、関西、中部、中国地区の2府7県に店舗を構えています。
「ザめしや」では、約120種類の豊富なメニューを提供し、和食を中心に洋食や中華も取り入れたカフェテリア方式を採用しています。この業態は、待ち時間が少なく客席回転率が高い一方で、くつろぎのある雰囲気を提供しています。
一方、「街かど屋」(ザめしや24)は、丼ものや定食に特化したファーストフードタイプの和風定食屋です。同社は、フライ物を提供できる「街かど屋」への転換を積極的に行い、メニューの充実を図っています。
「めしや食堂」は、「ザめしや」のノウハウを活かしつつ、小型化による初期投資の削減と少ないスタッフでの効率的な運営を目指しています。この業態は、「ヘルシー和食をさらに気軽に」をコンセプトに、出店立地の多様化を図っています。
最後に、「讃岐製麺」は、店内製麺所で毎日製麺する本物志向のうどん店です。厳選した小麦と塩を使用し、自家製麺にこだわり、おむすびや天ぷら、おでんをラインナップしています。
これらの事業セグメントを通じて、ライフフーズは幅広い顧客層に対して多彩なサービスと満足度を提供しています。
経営方針
ライフフーズは、和食を中心としたレストラン業を展開する企業であり、その成長戦略は、顧客満足度の向上と企業価値の継続的な向上に重点を置いています。同社は、「食文化を創造する」「お客様のニーズに応える」「人を育てる」という企業理念のもと、品質(Quality)、サービス(Service)、清潔(Cleanliness)に加え、選択肢(Choice)を提供することで、外食産業の中での競争力を高めています。
中長期的な経営戦略として、ライフフーズは「街かど屋」業態の積極的な出店、新業態の開発、そしてスクラップ&ビルドを推進しています。特に、新業態の開発では、多様な顧客ニーズに応える新しいビジネスモデルの確立を目指しており、不採算店舗の閉店や生活道路や小商圏への新規出店を通じて、出店地域の拡大と収益性重視の店舗展開を進めています。
さらに、ライフフーズは、新型コロナウイルス感染症の影響や原材料価格の上昇など、厳しい経営環境の中で、衛生管理の徹底、既存業態の進化、人材育成、バリューメニューの開発、食の安全性と品質の重視に取り組んでいます。これらの施策を通じて、競合他社との差別化を図り、利益率と資本効率の向上を目指しています。
ライフフーズは、和食カフェテリア「ザめしや」やファーストフード方式の「街かど屋」など、多様な業態を展開し、顧客の選択肢を増やすことで、幅広い顧客層に対応しています。同社の成長戦略は、顧客満足度の向上と企業価値の継続的な向上に焦点を当て、新業態の開発やスクラップ&ビルドを積極的に行うことで、外食産業の中での競争力を高めることにあります。