ペッパーフードサービスJP:3053

時価総額
¥66.2億
PER
ステーキや肉料理を中心に、「いきなり!ステーキ」や「炭焼ステーキくに」等のレストラン運営、冷凍食品やソースの商品販売を展開。

沿革

1985年10月

東京都墨田区向島三丁目に有限会社くに(現 株式会社ペッパーフードサービス)を設立(出資金5,000千円)し、レストラン事業を開始

1987年11月

東京都墨田区にステーキレストラン「ステーキくに」両国店(現「炭焼ステーキくに」両国店)を開店

1994年7月

神奈川県鎌倉市にフランチャイズチェーン(以下、FCと略す)店舗第1号店として、タイマー付電磁調理器を導入した「ペッパーランチ」大船店を開店し、ペッパーランチ事業を開始

1994年9月

東京都台東区に直営店舗第1号店(通算2号店)として、「ペッパーランチ」浅草店を開店

1995年8月

商号をペッパーフードサービスに変更、有限会社から株式会社に改組(資本金10,000千円)

1995年9月

事業規模拡大により、本社を墨田区向島三丁目内に移転

1997年9月

東京都墨田区にとんかつ専門店こだわりとんかつ「かつき亭」吾妻橋店を開店

2000年11月

事業規模拡大により、本社を墨田区吾妻橋三丁目に移転

2001年2月

JF日本フードサービス協会正会員に加盟

2001年4月

JFA日本フランチャイズチェーン協会正会員に加盟

2001年10月

本社内に研修センターを開設

2003年3月

埼玉県川越市に「ペッパーランチ」のフードコートタイプ第1号店として、感熱センサー付電磁調理器を導入した「ペッパーランチ」ウニクス南古谷店を開店

2003年11月

韓国ソウル市に海外第1号店として、「ペッパーランチ」ソウルミョンドン店を開店

2004年11月

大阪府泉南市に「ペッパーランチ」第100号店となる、「ペッパーランチ」イオンりんくう泉南店を開店

2005年3月

台湾台北市に台湾第1号店となる、「ペッパーランチ」台北店を開店

2005年5月

感熱センサー付電磁調理器に関する特許を取得

2005年6月

優良フードサービス事業者等表彰「新規業態開発部門」で農林水産大臣賞受賞

2005年7月

シンガポールオーチャードロードにシンガポール第1号店となる「ペッパーランチ」ニーアンシティ店を開店

2005年12月

中国北京市に中国第1号店となる「ペッパーランチ」北京中関村店を開店

2006年9月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2006年11月

インドネシアジャカルタにインドネシア第1号店となる「ペッパーランチ」プラザセナヤン店を開店

2007年4月

オーストラリアシドニーにオーストラリア第1号店となる「ペッパーランチ」シドニー店を開店

2007年11月

タイバンコクにタイ第1号店となる「ペッパーランチ」セントラルワールド店を開店

2008年4月

千葉県八千代市にハンバーグ専門店「炭焼ハンバーグ ステーキくに」イオン八千代緑が丘店を開店

2008年5月

フィリピンマニラにフィリピン第1号店となる「ペッパーランチ」マカティー店を開店

2008年11月

埼玉県越谷市に「炭焼ステーキくに」のFC第1号店としてレイクタウン越谷店を開店

2008年12月

マレーシアクアランプールにマレーシア第1号店となる「ペッパーランチ」パビリオン店を開店

2009年9月

株式会社モスフードサービスより、ステファングリル事業を譲り受ける

2010年7月

2012年2月

2012年2月

ペッパーランチの新メニューとして「ワイルドカットステーキ」が誕生し、販売店舗を順次拡大

「美味浅草とんてき」ライセンス販売開始

ペッパーランチ海外100店舗達成

2012年3月

ペッパーランチ公式アプリケーション登場

2012年3月

フランチャイズショー出展「次世代型ペッパーランチ」

2012年8月

国内最大級の次世代型「ペッパーランチダイナーUENO3153店」を開店

2012年11月

2013年3月

2013年4月

2013年7月

2013年10月

2013年12月

2013年12月

ぺッパーランチ新業態「92’S (クニズ)アリオ西新井店」を開店

イオンモール春日部にハンバーグを提供すると共に、フードコートタイプの店舗にサラダバーを採用した新業態「東京634バーグ」を開店

東京競馬場フードコートに牛たん専門店の新業態「牛たん 仙台なとり」を開店

長崎県佐世保のテーマパークであるハウステンボス内に4号店となる「ペッパーランチダイナー」を開店

「脱券売機へ」ペッパーランチ 効率重視から価格訴求へ、創業以来の方向転換を図る

銀座に立ち食いにて量り売りの厚切りステーキを「炭焼ステーキくに」業態の半額で提供する新業態「いきなり!ステーキ」を開店

イオンモール羽生に商業施設初のオーダーカットステーキ「炭焼ステーキくに」を開店

2014年3月

2014年6月

2014年10月

2014年12月

2015年3月

2015年3月

2016年1月

2016年8月

2017年2月

2017年4月

2017年5月

2017年8月

2018年2月

2018年6月

2018年8月

2018年9月

2018年11月

2018年11月

2019年1月

2019年7月

2019年10月

2019年12月

2020年6月

2020年8月

2021年12月

2022年4月

2022年8月

2022年12月

震災後、初の被災地への出店「ペッパーランチイオンタウン釜石店」開店

ペッパーランチ5年ぶりの路面店「横浜天理ビル店」を開店

「いきなり!ステーキ」でプリペイド機能を搭載した「肉マイレージカード」の運用を開始

「いきなり!ステーキ」大阪エリアに初のFC店舗 法善寺店を開店

「いきなり!ステーキ」30店舗達成

カナダブリティッシュコロンビア州にカナダ第1号店となる「ペッパーランチ」リッチモンド店を開店

2007年12月期以来、8期ぶりの復配

「いきなり!ステーキ」実践人材教育の場として研修センター店開店

「いきなり!ステーキ」恵比寿店にて100号店舗出店達成

アメリカニューヨーク州に「いきなり!ステーキ」海外第1号店となるIKINARI STEAK EAST VILLAGE店を開店

「いきなり!ステーキ」の「肉マイレージカード」にカードレス機能を追加し、アプリでの肉マネーチャージが開始

東京証券取引所 マザーズ市場から市場第二部へ市場変更

東京証券取引所 市場第二部から市場第一部へ市場変更

「いきなり!ステーキ」フレスポ大町店にて200号店舗出店達成

事業規模拡大により、本社を墨田区太平四丁目に移転

「いきなり!ステーキ」ニトリ富士吉田店にて300号店舗出店達成

米国NASDAQ市場へのADR上場

「いきなり!ステーキ」『レストランにて24時間で販売したビーフステーキ最多食数』を1,734食販売し、ギネス世界認定記録®達成

「いきなり!ステーキ」秋田県の秋田市東通に出店し、47都道府県に出店達成

「いきなり!ステーキ」成田飯仲店にて400号店舗出店達成

米国NASDAQ市場におけるADR上場廃止

「Prime42 BY NEBRASKA FARMS」の事業を譲受

「いきなり!ステーキ」法隆寺前店にて500号店舗出店達成

新設分割により子会社として株式会社JPを設立 ペッパーランチ事業を承継

株式会社JPの全株式を譲渡

「いきなり!ステーキ 肉マイレージマネー」利用終了

東京証券取引所 市場区分変更により、市場第一部からプライム市場へ市場変更

一瀬邦夫(前代表取締役社長)が退任し、一瀬健作が代表取締役社長に就任

「いきなり!ステーキ」フィリピン第1号店となるMOA・スクエア店を開店

事業内容

ペッパーフードサービスは、ステーキやその他肉類を中心とした加熱料理を提供するレストラン事業を主軸に展開しています。同社の代表的なブランド「いきなり!ステーキ」は、感熱センサー付電磁調理器を用いた独自の店舗運営システムにより、高級料理を手頃な価格で素早く提供することを特徴としています。さらに、「炭焼ステーキくに」や「こだわりとんかつ かつき亭」、「牛たん仙台なとり」、「Prime42 BY NEBRASKA FARMS」など、多様な飲食店ブランドを運営しており、それぞれの専門分野において質の高い食事を提供しています。

ペッパーフードサービスは、直営事業、フランチャイズ事業、委託事業の3つの事業形態を通じて、これらのレストランを展開しています。直営事業では、新商品やサービスのテスト導入、加盟店の人材教育・研修を行い、フランチャイズ事業では、加盟契約者への店舗運営ノウハウの提供や食材の卸売りなどを行っています。委託事業では、当社所有の店舗運営を受託者が行い、業務委託料を支払う形態を取っています。

また、同社は商品販売事業も手掛けており、ネットショップを通じて冷凍ハンバーグや冷凍いきなり!ガーリックライス、ステーキセットなどを販売しています。これらの商品は、同社のレストランでの食事体験を自宅でも楽しめるようにすることを目的としています。さらに、業務用卸販売として、とんかつソースやステーキソースなども提供しており、同社のブランド監修のもと、ソースやピラフなどの販売からもロイヤリティ収入を得ています。

経営方針

ペッパーフードサービスは、外食産業の厳しい環境下でも、新型コロナウイルス感染防止策の徹底や積極的な情報発信、商品キャンペーンを通じて顧客満足度の向上と業績回復に努めています。同社は、「お客様の笑顔・お取引先の笑顔・皆が喜ぶ私の仕事・地域社会も豊かにします」という経営理念のもと、食の喜びと心からのおもてなしを提供することを基本方針としています。また、好立地の出店候補物件の確保を通じて安定的な事業拡大を目指し、売上高及び利益の増加率を重要な経営指標と位置づけています。

中長期的な成長戦略として、ペッパーフードサービスは既存事業の収益安定化とデジタルトランスフォーメーション、プロモーション投資の推進、アジアを中心とした海外展開、新業態の企画・検討を重点領域としています。これらの取り組みにより、新たな成長の柱を構築することを目指しています。

人材育成にも力を入れており、社員採用基準やFC契約基準の厳格な運用と教育訓練の徹底、コンプライアンス遵守を通じて優秀な人材の育成に努めています。また、マーケティングの強化にも注力し、新規顧客獲得とリピート率向上を目指しています。具体的には、全店ナショナルキャンペーンの実施、季節に応じた商品キャンペーン、デリバリーサービスの拡大、TikTokを活用した動画マーケティング活動などを展開しています。

さらに、食の安全管理の徹底や食材調達ルートの多元化、キャッシュレス決済の多様化など、顧客の安心・安全と利便性の向上にも力を入れています。これらの戦略を通じて、ペッパーフードサービスは持続可能な成長を目指しています。