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カワサキJP:3045
沿革
1971年10月 |
大阪府泉佐野市に株式会社川部装飾(現 株式会社カワサキ)を設立。 |
1972年10月 |
株式会社川崎装飾に商号変更。 |
1974年3月 |
大阪市中央区に大阪営業所(現 大阪支店)開設。 |
1975年10月 |
株式会社カワサキに商号変更。 |
1977年1月 |
シェニールタオルの輸入・販売を開始。 |
1980年12月 |
「レイクアルスター」ブランドを立ち上げ、オリジナル柄のシェニールタオルの展開を開始。 |
1981年5月 |
本店を大阪府泉佐野市より大阪府泉北郡忠岡町北出に移転。 |
1982年10月 |
本店を大阪府泉北郡忠岡町北出より大阪府泉北郡忠岡町新浜に移転。 |
1984年8月 |
大阪府泉北郡忠岡町に賃貸用倉庫を建設し、不動産貸付業を開始。 |
1984年9月 |
大阪府泉北郡忠岡町に新浜デポを開設。 |
1987年3月 |
東京都品川区に東京営業所(現 東京支店)を開設。 |
1994年3月 |
大阪府泉北郡忠岡町に子会社、オーアンドケイ株式会社を設立。 |
1994年7月 |
大阪府泉北郡忠岡町に本社ビル並びに新浜P.Dセンターを開設。 |
1996年12月 |
大阪府岸和田市に倉庫を建設し、倉庫業を開始。 |
1997年9月 |
福岡市博多区に福岡営業所を開設(2019年1月閉鎖)。 |
2003年1月 |
忠岡倉庫株式会社を吸収合併。 |
2004年3月 |
東京都千代田区にレイクアルスターブティック「帝国ホテルプラザ店」を開設(2017年3月閉鎖)。 |
2004年10月 |
事業内容にホテル業を追加。大阪府泉大津市にホテルレイクアルスターアルザ泉大津を開設。 |
2005年9月 |
名古屋市栄区にレイクアルスターブティック「名古屋東急ホテル店」を開設(2018年7月閉鎖)。 |
2006年7月 |
大阪証券取引所 市場第二部に株式を上場。 |
2008年3月 |
株式会社リードを子会社化。 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合により、当社株式を東京証券取引所 市場第二部に市場変更。 |
2015年8月 |
株式会社リードを吸収合併。 |
2018年2月 |
所有する倉庫の建屋の屋根を活用した太陽光発電事業を開始。 |
2020年12月 |
オーアンドケイ株式会社を吸収合併し、個別決算へ移行。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。 |
2023年3月 |
大型物流施設「カワサキテクノプラザ」竣工。 |
2023年4月 |
ホテルレイクアルスターアルザ泉大津を直営化。 |
事業内容
カワサキは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主な事業内容として、服飾事業、賃貸・倉庫事業、そしてホテル事業が挙げられます。
服飾事業では、シニア女性を主なターゲットとして、輸入高級ハンカチ・タオル、ホームインテリア、バッグ、衣料などの婦人服飾雑貨を企画し、国内外で外注生産しています。これらの製品は、レイクアルスターブランドで小売店、専門店、百貨店、通販会社等を通じて販売されており、また、直営のレイクアルスターブティック店も大阪市中央区と泉大津市に出店し、総合的に展示販売しています。
賃貸・倉庫事業では、大阪泉州地域を中心に物流倉庫等の賃貸業及び営業倉庫業を行っています。さらに、倉庫の屋根を活用した太陽光発電事業も手がけており、環境に配慮した事業展開を行っています。
ホテル事業においては、2023年4月よりホテルレイクアルスターアルザ泉大津を直営化し、宿泊および料飲サービスの提供を開始しました。この事業拡張により、カワサキは服飾、物流、そして観光の各分野でのサービス提供を強化しています。
これらの事業を通じて、カワサキは多様なニーズに応える製品とサービスを提供し、幅広い顧客層に対応しています。
経営方針
カワサキは、服飾、賃貸・倉庫、ホテル事業を柱とする多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、中長期的な成長戦略として、収益力の向上を目指し、売上高や営業利益などの経営指標の改善に加え、「自己資本利益率(ROE)8%以上」を目標に掲げています。これにより、企業価値の向上と株主・投資家への期待に応えることを目指しています。
服飾事業では、「THE BEST FROM THE WORLD -いいものを世界から-」をテーマに、独創的な製品の提供を基本理念としています。新製品の開発と販売チャネルの拡大を重点的に推進し、既に市場に浸透している「レイクアルスター」ブランドのさらなる強化を図っています。賃貸・倉庫事業では、立地面の優位性とオペレーションしやすい倉庫の提供を通じて、倉庫需要への対応と顧客満足の向上を目指しています。
ホテル事業においては、2023年4月にホテルレイクアルスターを直営化し、老朽化した設備の更新と地域密着型のサービス提供に取り組んでいます。黒字化を2025年8月期に予定しており、これらの施策を通じて、カワサキは各事業の安定した収益基盤の確立と成長を目指しています。
これらの戦略は、国内外の不透明な経済環境の中で、カワサキが如何にして持続可能な成長を達成しようとしているかを示しています。同社は、事業の多角化と経営指標の改善により、将来にわたって企業価値の向上を図ることを目標としています。