ハブJP:3030

時価総額
¥99.8億
PER
デジタルエンターテインメント、スポーツ、ライフスタイル事業を展開し、英国風PUBチェーン「HUB」「82」運営、感動文化創造に注力。

沿革

1998年5月

株式会社ダイエーホールディングコーポレーション(ダイエーグループの持株会社)が全株式を所有する子会社として株式会社ハブ(現)を設立。<資本金:490,000千円、本社所在地:東京都新宿区歌舞伎町>

1998年8月

本社を東京都足立区千住へ移転。

1998年9月

株式会社りきしゃまんより英国風PUB「HUB」15店舗の営業を譲り受ける。

2002年12月

株式会社ダイエーが、その所有していた当社株式を、加藤義和株式会社及び加ト吉グループの株式会社村さ来本社に譲渡したことにより、株式会社加ト吉の連結子会社となる。同じく、21LADY株式会社に譲渡したことにより、21LADY株式会社の持分法適用関連会社となる。

2004年3月

本社を東京都中央区築地<カトキチ築地ビル>へ移転。

2006年4月

大阪証券取引所(ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」市場)に上場。

2010年2月

テーブルマーク株式会社(旧社名 株式会社加ト吉)及びフードインクルーヴ株式会社(旧社名 株式会社村さ来本社)が、その所有していた当社株式をロイヤルホールディングス株式会社に譲渡したことにより、ロイヤルホールディングス株式会社の持分法適用関連会社となる。

2010年7月

本社を東京都千代田区外神田へ移転。

2010年10月

大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2017年2月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更。

2017年12月

東京証券取引所市場第二部から同取引所市場第一部銘柄に指定。

2021年4月

Tech Growth Capital有限責任事業組合へ第三者割当増資を行う。また前月にロイヤルホールディングス株式会社が所有していた一部の株式をTech Growth Capital有限責任事業組合へ譲渡していることによりTech Growth Capital有限責任事業組合の議決権比率が20.02%となり、その親会社である株式会社ミクシィの持分法適用関連会社となる。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

事業内容

株式会社MIXIグループは、デジタルエンターテインメント、スポーツ、ライフスタイルの3つの主要事業セグメントを持つ企業グループです。同社は、連結子会社29社及び持分法適用関連会社5社を含む広範なネットワークを通じて、多様なサービスとコンテンツを提供しています。特に、英国風PUBチェーン「HUB」と「82(エイティトゥ)」ブランドを展開し、日本全国で101店舗を運営しています(2023年2月28日現在)。これらのPUBは、「公共の場所、みんなの家」という意味を持ち、お客様がポジティブになり、心の琴線に触れ合える場を提供することを目指しています。

同社の経営方針は「1000円札1枚でいい気分」に集約され、ビジネスマン、OL、学生などが気軽に立ち寄れる英国風PUBを実現しています。提供するサービスには、「いい雰囲気」「いいサービス」「いい品質」「いい(安い)価格」の4つの約束が含まれています。ドリンクメニューには、ビール(国産生ビール、HUBオリジナルエール、ギネス等)、カクテル、ワイン、ウィスキーが豊富に揃えられており、フードメニューには「フィッシュ&チップス」をはじめとする英国の代表的な料理や、お酒に合うオリジナルメニューが提供されています。

また、同社はキャッシュ・オン・デリバリーシステムを導入し、ファストフード的な気軽さの中にも、ゆったりとした飲食を楽しめる雰囲気を提供しています。さらに、スポーツ観戦や音楽イベントの開催、メンバー会員向けのプロモーション活動などを通じて、お客様同士のコミュニケーション促進と来店頻度の向上を図っています。

経営方針

株式会社MIXIグループは、デジタルエンターテインメント、スポーツ、ライフスタイルの3つの主要事業セグメントを持つ企業グループであり、特に英国風PUBチェーン「HUB」と「82(エイティトゥ)」ブランドを展開しています。同社は、顧客層の拡大と出店エリアの拡大を中心とした成長戦略を推進しています。1980年の創業以来、20-30代のサラリーマンやOLを主要ターゲットとしてきましたが、今後は少子高齢化への対応として、違いのわかる大人の世代をターゲットにした「82」ブランドの出店も進めていきます。また、出店地域を首都圏や関西、中部、東北、九州から全国47都道府県に拡大し、新たな市場への進出を図ります。

経営指標としては、安定的かつ継続的な企業価値の拡大を目標に掲げ、毎年既存店舗数の10%程度の新規出店を継続し、売上高経常利益率8%以上、ROE(自己資本利益率)10%以上の達成・維持に取り組んでいます。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響や不安定な国際情勢に対応するため、キャッシュオンデリバリーシステム(COD)を進化させる「C.O.D.2.0」を年度方針として掲げ、時代に合わせた変化を目指しています。

同社は、メニューの充実や差別化、新規出店戦略、人財の採用及び育成にも注力しており、これらの取り組みを通じて、顧客満足度の向上と企業価値の拡大を目指しています。外食産業における厳しい経営環境の中、同社は独自の経営戦略と革新的な取り組みで成長を続けています。