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長栄JP:2993
沿革
1980年8月 |
長田修が京都市伏見区内にて個人で不動産管理業を営む長栄を創業 |
1988年4月 |
株式会社長栄 設立 |
1989年12月 |
第5長栄アストロビル(京都市伏見区)へ本社移転(現在の登記上の本店所在地) |
1990年4月 |
京都市右京区に賃貸管理センター(以下、管理センター)の1号店となる西京極センター(現ベルヴィかどの)を開設 |
1991年3月 |
第5長栄アストロビルを取得し、不動産賃貸業を開始 |
1993年5月 |
瀬田センター(滋賀県大津市)を開設(滋賀県初出店) |
1995年9月 |
仲介営業店舗1号店 西京極センター(京都市右京区)を開設 |
2000年2月 |
瀬田センターを移転し、仲介営業店に管理センターを複合した瀬田センターを開設(現ベルヴィ瀬田) |
2003年1月 |
株式会社eガレージシステム 設立(100%子会社) |
2003年2月 |
株式交換により、株式会社マンション・リフォームを子会社化(100%子会社) |
株式交換により、長栄ネットワーク株式会社を子会社化(100%子会社) |
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株式交換により、長栄グローバルリース株式会社を子会社化(100%子会社) |
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株式交換により、長栄ビルサービス株式会社を子会社化(100%子会社) |
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2003年4月 |
「Bellevie(ベルヴィ)」ブランド立上げ 全管理センターを名称変更 |
2004年3月 |
子会社の長栄ネットワーク株式会社の商号を、ファイバーフロント株式会社に変更 |
2006年3月 |
子会社の株式会社マンション・リフォームの商号を、株式会社ヴィークルに変更 |
2006年6月 |
大阪市北区に仲介営業店と管理センターの複合店、大阪営業所(現ベルヴィ大阪)を開設(大阪府初出店) |
2007年11月 |
グリーン保証株式会社 設立(100%子会社) |
2008年10月 |
入居者様向け会員組織「Bellevie Club(ベルヴィクラブ)」を開設 |
2012年4月 |
BellevieClub株式会社 設立(100%子会社) |
2012年12月 |
本社機能をNo.60京都烏丸万寿寺ビル(京都市下京区)に移転 |
2017年4月 |
株式会社長栄が、BellevieClub株式会社を合併 |
2018年4月 |
株式会社長栄が、株式会社ヴィークルを合併 |
株式会社長栄が、ファイバーフロント株式会社を合併 |
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2018年7月 |
アリーズ一般社団法人 設立 |
2018年8月 |
名古屋市天白区にベルヴィ名古屋 開設(愛知県初出店) |
2019年4月 |
株式会社長栄が、長栄グローバルリース株式会社を合併 |
2019年10月 |
東京都港区にベルヴィ六本木 開設(東京都初出店) |
2020年10月 |
株式会社長栄が、株式会社eガレージシステムを合併 |
2021年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所スタンダード市場へ移行 |
2022年8月 |
千葉県松戸市にベルヴィ千葉 開設(千葉県初出店) |
事業内容
長栄株式会社とその子会社3社は、不動産管理事業と不動産賃貸事業を主軸に展開しています。同社は京都府、滋賀県、大阪府、兵庫県、愛知県、東京都、神奈川県、千葉県、福岡県で事業を行っており、管理戸数は26,004戸、管理棟数は1,307棟に上ります。
不動産管理事業では、オーナー様の賃貸経営をサポートするため、入居者管理、ビルメンテナンス、売買仲介、賃貸仲介(リーシング)、リフォーム工事などのサービスを提供しています。特に、入居者満足度を高めるための様々な施策を行い、入居率の最大化を目指しています。管理センターは京都府に19ヶ所、その他の地域にも複数設置されており、24時間365日のサポート体制を整えています。
不動産賃貸事業では、アセットマネジメント本部が主に担当し、自社物件及びサブリース物件の賃貸を行っています。収益性の高い物件の取得と、入居率の改善や家賃の維持を目指したリフォーム工事に積極的に取り組んでいます。
また、不動産管理事業と不動産賃貸事業は相互に関連し合っており、自社物件の管理は不動産管理事業の原価低減に貢献し、新規進出エリアでの管理戸数の確保やオーナー様向けサービスのテスト場としても機能しています。これにより、両事業の相乗効果を活かした事業展開が行われています。
店舗数は、管理センター24ヶ所、賃貸仲介センター3ヶ所、マンスリーマンションの受付センター2ヶ所を有しており、子会社のアリーズ一般社団法人は、長栄が保有する不動産物件の管理処分を行っています。
経営方針
長栄株式会社は、不動産管理事業と不動産賃貸事業を軸に、堅実な経営基盤の維持と営業基盤の拡大を目指しています。同社は、管理物件の入居者満足度向上を通じてオーナーの経営安定化を図り、これを新たな管理受託の獲得に繋げる戦略を推進しています。また、新規優良物件への投資を継続的に行い、事業の発展と経営効率の改善、財務体質の強化に努めています。
経営環境の変化に対応するため、長栄は管理戸数及び自社物件戸数の増加に注力しています。既存エリアでは入居者満足度を高めることで入居率を維持し、新規進出エリアでは自社物件の取得と管理物件の獲得を目指しています。これにより、管理物件戸数及び自社物件戸数の増加を加速させる方針です。
財務健全性の確保も重要な課題であり、同社は流動負債を上回る現金及び預金の保有、長期借入金の返済完了した土地及び建物の保有、不動産の時価が簿価を上回ることなどを理由に、財務健全性が高いと自評しています。金利の動向に注視し、金利リスクをヘッジする方法を検討することで、財務健全性のさらなる確保を目指しています。
さらに、サステナビリティへの取り組みも重視しており、事業活動を通じて環境・社会・ガバナンスの観点から持続可能な企業価値の向上と成長を目指しています。これらの戦略は、長栄が直面する経営環境の変化に対応し、持続的な成長を達成するためのものです。