ベースフードJP:2936

時価総額
¥184.2億
PER
「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」を掲げ、完全栄養の主食「BASE FOODシリーズ」の開発・販売を行う企業。

事業内容

ベースフードは、「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」というミッションのもと、栄養に関する課題を解決するための事業を展開しています。同社は、完全栄養の主食を中心とした「BASE FOOD」シリーズの開発と販売を行っており、商品製造は外部業者に委託しています。

ベースフードの主な商品ラインナップには、「BASE BREAD」、「BASE Cookies」、「BASE PASTA」、「BASE Pancake Mix」、「BASE YAKISOBA」があります。これらの商品は、低脂質、低糖質、低塩分で、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど1日に必要な33種類の栄養素を含んでおり、1食で1日に必要な栄養素の1/3をバランスよく摂取できるよう設計されています。

同社は、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマ)モデルを採用し、自社ECを通じて顧客に直接販売を行っています。また、定期購入者向けのオンラインコミュニティ「BASE FOOD Labo」を提供し、顧客がアレンジレシピの共有や商品開発に関する意見を投稿できる場を設けています。これにより、顧客からのフィードバックを活用し、商品の開発・改善を行っています。

ベースフードは、主に自社ECでの直接販売、他社ECを経由してのセット販売、卸販売の3つのチャネルで商品を販売しています。自社ECでは、サブスクリプションモデルを採用し、顧客に定期的に商品を配送することで、栄養バランスの良い食事を継続的に提供しています。他社ECでは、Amazonや楽天市場などのプラットフォームを通じて商品を販売し、認知拡大を図っています。卸販売では、コンビニエンスストアやドラッグストアなどで商品を展開しています。

経営方針

ベースフードは、「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」というミッションを掲げ、栄養に関する課題を解決するための事業を展開しています。同社は、完全栄養の主食を中心とした「BASE FOOD」シリーズの開発と販売を行い、健康的な食事を提供することで、誰もが健康でいられる社会の実現を目指しています。

同社の成長戦略は、R&Dの強化を通じた新商品開発と商品改善に重点を置いています。自社ECを活用したD2Cモデルにより、顧客からのフィードバックを直接得て、顧客ニーズに応じた商品開発を行う体制を整えています。これにより、より美味しい商品を提供し、顧客数の拡大と購入継続率の向上を図っています。

販売チャネルは、自社EC、他社EC、卸販売の3つを活用しています。自社ECでは、定期購入モデルを採用し、顧客に継続的に健康的な食事を提供しています。他社ECや卸販売を通じて、より多くの顧客に商品を届け、最終的には自社ECでの定期購入者を増やすことを目指しています。

ベースフードは、売上高、売上総利益率、営業利益率を重要な経営指標とし、これらの改善を通じて企業価値の向上を図っています。また、サブスクリプション会員数や解約率、卸販売の展開店舗数なども主要な指標として重視しています。

同社は、健康志向の高まりとEC市場の拡大を背景に、特に「健康 × 時短 × 朝食・昼食・間食」の食シーンに注力しています。これにより、麺・パン・スナック市場でのシェア拡大を目指し、さらなる成長を見込んでいます。