STIフードホールディングス (2932) 株価

時価総額
¥205億
PER
12.1倍
水産食品製造・販売の有力企業。コンビニエンスストア向け水産惣菜・食材を主力とし、缶詰・レトルト製品も展開。首都圏百貨店・エキナカでの漬け魚販売も手掛ける。日本・米国・チリに製造拠点を保有し、原料調達から製造・販売まで一貫体制で運営。

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事業内容

STIフードホールディングスは、国内外から調達した水産原料を基盤として、食品の製造・販売事業を展開する企業です。同社は原料調達から生産・販売まで一貫した体制を構築し、主にコンビニエンスストア向けの水産惣菜や食材を手がけています。複数の製造拠点を活用した柔軟な供給体制と、原料段階からの品質管理により、安全・安心な商品を継続的に提供しています。

同社の主要顧客はコンビニエンスストア業界で、おにぎりや弁当、パスタ、サラダなどに使用される水産食材を食材商社を通じて供給しています。また、缶詰やレトルト製品の製造も行い、中食市場への安定的な価値提供により収益を確保しています。近年では百貨店やエキナカでの直接販売にも注力し、収益構造の多角化を図っています。

事業セグメントは「食品製造販売事業」と「リテール事業」の2つに分かれています。食品製造販売事業では、コンビニ向け水産惣菜の製造・販売と、おにぎりや弁当用の水産食材の製造・販売を行っています。リテール事業では、首都圏の百貨店やエキナカを中心としたテナント展開により、漬け魚を中心とした水産惣菜と高級弁当の製造・販売を手がけています。

経営方針

STIフードホールディングスは、持続可能なバリューチェーンの創造と日本の食文化に根差した製品開発により、世代を超えた永続企業として継続的な成長を目指しています。同社は「新しい道を切りひらく」を合言葉に、持続可能な原材料調達と特許技術を活用した製品開発を経営の柱としています。経営指標としては売上高経常利益率を重視しており、翌事業年度からは営業活動の収益性をより明確に把握するため、売上高営業利益率も重要指標として採用する予定です。

重点投資分野では、3温度帯におけるバーティカルインテグレーション(垂直的統合)の深耕を核として事業拡大を図っています。具体的には、フードロス・廃棄削減への取り組み、環境に配慮した設備導入、そして消費者の健康志向に応える新商品開発に注力しています。また、手作り料理感の高い惣菜開発や高齢者向け惣菜の開発により、多様化するライフスタイルへの対応を強化しています。知的財産権の積極的な取得も差別化戦略の重要な要素として位置づけています。

新市場開拓においては、2025年4月に味の浜藤株式会社をグループに迎えることで製造機能の補完と取扱商品の拡充を実現しました。国内では既存得意先との関係深耕による展開地域・商品の拡大に加え、直接顧客への販売体制構築を目指しています。海外展開では北米を中心とした市場調査を継続しており、海外進出のためのビジネスモデル構築を進めています。M&Aの推進も成長戦略の重要な柱として掲げています。

技術革新への取り組みでは、新技術による鮮度延長技術の開発や冷凍食品開発に注力し、市場で需要の高い水産素材による惣菜開発を強化しています。余分な添加物を含まない商品開発により健康志向への対応を図るほか、CO2を排出しない冷凍機の導入など環境配慮型の製造設備への投資も継続しています。また、原材料調達から製造・販売に至る各プロセスでのトレーサビリティ充実により、食品メーカーとしての社会的責任を果たす体制を構築しています。

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