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ロック・フィールドJP:2910
事業内容
ロック・フィールドは、惣菜の製造・販売を主な事業とする企業です。同社は、サラダやフライ、料理などの洋惣菜を中心に展開する「RF1(アール・エフ・ワン)」を基幹ブランドとしています。また、独自ブランドのセレクトショップ「グリーン・グルメ」も運営しています。
さらに、ロック・フィールドは、日本の食文化をサラダを中心に提案する和惣菜ブランド「いとはん」や、素材と製法にこだわったコロッケを提供する「神戸コロッケ」を展開しています。アジア料理を専門とした「融合」や、フレッシュジュースとスープを提供する「ベジテリア」も同社のブランドです。
また、ロック・フィールドは冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」も展開しており、幅広い商品ラインナップを持っています。さらに、連結子会社である岩田(上海)餐飲管理有限公司を通じて、中国でも惣菜の製造・販売を行っています。
経営方針
ロック・フィールドは、持続可能な食の未来を目指し、成長戦略を推進しています。2022年に創業50周年を迎えた同社は、「ビジョン2030」に基づき、健康で豊かなライフスタイルの提案を行っています。このビジョンの実現に向け、持続可能な食の未来を切り拓くことを目指しています。
同社の中期経営計画(2026年4月期~2028年4月期)では、「成長へ繋げる改革」と「未来へのチャレンジ」を基本方針とし、3つの戦略テーマを掲げています。まず、既存業態の利益率向上を図り、基幹ブランド「RF1」を中心にサラダの独自性を追求し、店舗の生産性向上を目指します。
次に、新たな市場領域への拡大を進めます。冷凍食品の新カテゴリー開発やECでの配荷拡大を図り、若い世代向けの新ブランドを開発します。これにより、新たな顧客層を開拓し、成長を促進します。
さらに、人財の活躍促進を重視し、個人の成長を通じて持続的成長を実現します。専門能力向上の施策を実施し、プロフェッショナル人財の育成を進めます。これにより、同社の競争力を強化します。
ロック・フィールドは、経営環境の変化に対応し、持続可能な成長を支える経営基盤を強化しています。新しい価値の創造や地域環境との共生を重視し、持続可能な調達活動や脱炭素社会への貢献を推進しています。これにより、企業価値の向上を図ります。