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ロック・フィールドJP:2910
沿革
1972年6月 |
株式会社ロック・フィールドを資本金300万円で設立。本店を神戸市生田区元町通2丁目95番地(現神戸市中央区元町通2丁目4番1号)に設置。惣菜の製造販売業を開始。 |
大丸と取引開始、神戸店に第1号店を出店。 |
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1973年7月 |
髙島屋と取引開始、大阪店に出店。大阪地区進出。 |
1980年3月 |
髙島屋横浜店に出店。関東地区進出。 |
1980年11月 |
神戸工場第1工場を神戸市東灘区に開設。 |
1982年11月 |
神戸工場にハム・ソーセージ類の増産を目的として第2工場を増設。 |
1985年6月 |
神戸工場第2工場にサラダ工場を増設、サラダの量産開始。 |
1985年10月 |
スモークサーモン等の生産能力を増強するために神戸工場に第3工場を増設。 |
1986年4月 |
経営基盤強化のため、関係会社コウベデリカテッセン(株)を吸収合併。 |
1986年5月 |
子会社 (株)コウベデリカテッセンを設立。 |
1989年4月 |
コロッケ専門店「神戸コロッケ」1号店を神戸市中央区に出店。 |
1991年3月 |
大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に株式上場。 |
1991年5月 |
サラダ・コロッケ等の生産能力を増強するために静岡ファクトリーを静岡県磐田郡豊岡村(現磐田市)に開設。 |
1991年6月 |
カリー元年新発売。 |
1992年5月 |
基幹ブランド「RF1」創設。 |
1996年1月 |
大阪証券取引所市場第二部に指定。 |
1999年8月 |
神戸・静岡・玉川の3ファクトリー同時に環境ISO14001の認証取得。 |
2000年2月 |
資本金55億4,416万円に増資、同時に東京証券取引所市場第一部に上場、大阪証券取引所市場第一部に指定。 |
2000年5月 |
静岡ファクトリー第2棟増設、ファクトリーパーク竣工。 |
2001年1月 |
アジアをテーマとしたそうざい店舗「融合」1号店を東京都立川市に出店。 |
2003年2月 |
フレッシュジュース専門店「ベジテリア」1号店を名古屋市中村区に出店。 |
2003年11月 |
首都圏への商品供給強化を目的とした玉川SPSファクトリーを川崎市高津区に開設。 |
2004年10月 |
神戸ヘッドオフィス/神戸ファクトリーを神戸市東灘区魚崎浜町15番地2に開設。 |
2005年9月 |
和そうざい店舗「いとはん」1号店を大阪市北区に出店。 |
2009年4月 |
静岡ファクトリー第3棟増設。 |
2010年3月 |
セレクトショップ「グリーン・グルメ」1号店を東京都豊島区に出店。 |
2012年8月 |
子会社 岩田(上海)餐飲管理有限公司を設立。 |
2017年9月 |
「RF1オンラインショップ(現ロック・フィールド オンラインショップ)」開設。 |
2018年1月 |
企画開発拠点であるクリエイション・ラボを神戸ヘッドオフィス内に開設。 |
2020年10月 |
静岡ファクトリー第4棟増設。 |
2020年11月 |
ロック・フィールド メンバーズ会員サイトリニューアル。 ロック・フィールド オンラインショップへ改称。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
2022年6月 |
創業50周年。「コーポレートシンボルマーク」と「ビジョン2030」を制定。 |
2022年10月 |
冷凍食品ブランド「RFFF(ルフフフ)」創設。 |
2023年4月 |
「RF1」140店舗、「グリーン・グルメ」70店舗、「いとはん」32店舗、「神戸コロッケ」36店舗、「融合」9店舗、「ベジテリア」23店舗となる。 |
事業内容
ロック・フィールドは、自社および子会社2社で構成される企業集団で、惣菜の製造・販売を主軸に事業を展開しています。同社の販売業態は多岐にわたり、洋惣菜を中心とした基幹ブランド「RF1(アール・エフ・ワン)」、同社ブランドのセレクトショップ「グリーン・グルメ」、日本の食文化を提案する和惣菜ブランド「いとはん」、素材と製法にこだわった「神戸コロッケ」、アジア料理専門の惣菜ブランド「融合」、そしてフレッシュジュースとスープのブランド「ベジテリア」を展開しています。
連結子会社である岩田(上海)餐飲管理有限公司は、中国上海市で惣菜の製造・販売を手掛けており、ロック・フィールドグループの海外展開の一翼を担っています。
ロック・フィールドグループは、惣菜事業を単一セグメントとしており、その事業内容は多様なブランドと製品を通じて、幅広い顧客ニーズに応えることに特化しています。これらのブランドは、健康志向や多様な食文化への対応を目指し、質の高い製品とサービスを提供しています。
経営方針
ロック・フィールドは、惣菜製造・販売を核とする事業展開を行っており、創業50周年を迎えた2022年には「ビジョン2030」を策定しました。このビジョンでは、持続可能な食の未来の実現を目指しています。同社は、健康、安心・安全、美味しさ、鮮度、サービス、環境という価値観を大切にし、豊かなライフスタイルの創造に貢献することを企業理念として掲げています。
中期経営計画(2023年4月期〜2025年4月期)では、コロナ禍での生活者の食に対する価値観の変化や購買行動の多様化をチャンスと捉え、SOZAIビジネスのさらなる進化を目指しています。具体的な戦略として、「商品力・技術力の進化」「新たな顧客接点の拡充」「経営基盤の強化」の3つを掲げ、人財の活躍促進や新たな事業展開の礎を築くことを基本方針としています。
経営環境においては、国際情勢の不安や資源価格の高止まりなどによる不透明な状況が続く中、中食・惣菜業界では生活者の食に対する価値観の変化への対応が重要となっています。ロック・フィールドは、このような環境変化を的確に捉え、次の時代への継続的成長とチャレンジを推進しています。
また、同社は環境への配慮を重要な経営戦略の一つと位置付け、店舗での食品ロス削減や環境対応型包装資材への見直しによるプラスチック使用量削減など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを継続しています。これらの取り組みは、中期経営計画で掲げた非財務目標の達成にも寄与しています。
ロック・フィールドは、これらの戦略を通じて、2030年のビジョン達成に向けた具体的な道筋を描き、多様化する顧客ニーズに応える高品質な製品とサービスの提供を目指しています。