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日清食品ホールディングスJP:2897
沿革
年月 |
沿革 |
1948年9月 |
魚介類の加工及び販売、紡績その他繊維工業、洋品雑貨の販売、図書の出版及び販売を目的として株式会社中交総社(資本金500万円)を設立、本店を泉大津市汐見町に置く。 |
1949年9月 |
サンシー殖産株式会社に商号変更、本店を大阪市北区に移転。 |
1958年8月 |
瞬間油熱乾燥法の即席袋めん(チキンラーメン)を開発する。 |
1958年12月 |
本店を大阪市中央区に移転、日清食品株式会社に商号変更。 |
1959年12月 |
大阪府高槻市に工場完成、同時に本店を移転。 |
1963年10月 |
東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第二部に株式上場。 |
1964年10月 |
即席めんの生産工場として横浜市戸塚区に横浜工場完成。 |
1970年7月 |
米国カリフォルニア州ガーデナ市にニッシンフーズ(U.S.A.)Co.,Inc.を設立。(※1) |
1971年9月 |
カップめん(カップヌードル)を発売開始。 |
1971年10月 |
カップめんの生産工場として茨城県取手市に関東工場完成。 |
1972年3月 |
岡山県瀬戸内市に日清エフ・ディ食品株式会社を設立。(※1) |
1972年8月 |
東京、大阪各証券取引所市場第一部に指定。 |
1973年2月 |
滋賀県栗東市に米国ダートインダストリーズ社と合弁で日清ダート株式会社(現、日清化成株式会社)を設立。(※1) |
1973年6月 |
本店を大阪市北区に移転。 |
1973年9月 |
カップめんの生産工場として滋賀県栗東市に滋賀工場完成及び総合研究所(食品総合研究所)開設。 |
1975年8月 |
カップめんの生産工場として山口県下関市に下関工場完成。 |
1977年4月 |
本社ビル完成に伴い、本店を現在地の大阪市淀川区に移転。 |
1980年3月 |
年間売上高1,000億円達成。(※2) |
1984年10月 |
香港タイポー地区に日清食品有限公司を設立。(※1) |
1988年3月 |
東京都新宿区に東京本社ビル完成、東京支社を東京本社と改称。 |
1988年10月 |
滋賀県草津市に中央研究所(食品総合研究所及び食品安全研究所)完成。 |
1989年3月 |
ベアトリースフーズCo.,(HK)Ltd.(現、永南食品有限公司)に資本参加。(※1) |
1990年7月 |
株式会社ヨーク本社(現、日清ヨーク株式会社)に資本参加。(※1) |
1991年1月 |
ピギー食品株式会社(現、四国日清食品株式会社)に資本参加。(※1) |
1991年2月 |
シスコ株式会社(現、日清シスコ株式会社)に資本参加。(※1) |
1992年9月 |
生タイプ即席めん(日清ラ王)発売開始。 |
1993年3月 |
年間売上高2,000億円達成。(※2) |
1994年12月 |
中国内の第一号の生産基地として、珠海市金海岸永南食品有限公司が操業開始。(※1) |
1995年11月 |
カップヌードル国内販売累計100億食達成。 |
1996年10月 |
めんの総合工場として静岡県焼津市に静岡工場完成。 |
1999年11月 |
大阪府池田市に「インスタントラーメン発明記念館」(現、「カップヌードルミュージアム 大阪池田」)オープン。 |
2001年3月 |
年間連結売上高3,000億円達成。(※2) |
2002年6月 |
食品の安全性に関する研究業務や環境対策を行う機能を持つ食品安全研究所を新設。 |
2003年8月 |
カップヌードル全世界販売累計200億食達成。 |
2005年5月 |
上海市閔行区に日清(上海)食品安全研究開発有限公司を設立。 |
2006年12月 |
明星食品株式会社に資本参加。(※1) |
2007年12月 |
持株会社制への移行を取締役会にて決議。 |
2008年6月 |
株式会社ニッキーフーズを完全子会社化。(※1) |
2008年10月 |
持株会社制へ移行。日清食品ホールディングス株式会社に商号を変更。「日清食品株式会社」(※1)「日清食品チルド株式会社」(※1)「日清食品冷凍株式会社」(※1)「日清食品ビジネスサポート株式会社」を、新設分割設立。 |
2009年1月 |
ロシア即席めんメーカーの持株会社アングルサイド Ltd.(現、マルベンフードホールディングス Ltd.)に資本参加。 |
2011年9月 |
横浜みなとみらいに「カップヌードルミュージアム 横浜」 (正式名称:安藤百福発明記念館 横浜) オープン。 |
2014年3月 |
新研究所「the WAVE」竣工。 |
2014年3月 |
年間売上高4,000億円達成。(※2) |
2016年4月 |
Premier Foods plcとRelationship Agreementを締結。 |
2017年12月 |
日清食品有限公司が香港証券取引所メインボード市場に株式を上場。 |
2018年3月 2018年10月 2020年3月 2020年6月 |
年間売上高5,000億円達成。(※2) 「日清食品関西工場」稼働開始。 カップヌードル国内年間売上1,000億円達成。(※3) 日清食品ホールディングス時価総額1兆円達成。 |
年月 |
沿革 |
2020年10月 2020年11月 2021年3月 2021年5月 2022年4月 2023年1月 2023年3月 |
「カップヌードルミュージアム 大阪池田」来館者1,000万人達成。 株式会社湖池屋を連結子会社化。(※1) 香港 尖沙咀に「カップヌードルミュージアム 香港」オープン。 「カップヌードル」ブランドが、発売50年目に世界累計販売500億食を達成。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 「カップヌードルミュージアム 横浜」来館者1,000万人達成。 年間売上高6,000億円達成。(※4) |
事業内容
日清食品ホールディングス及びその関係会社は、持株会社制を採用しており、主にインスタント食品の製造及び販売を中心に事業を展開しています。同社の事業セグメントは、即席めんをはじめとするインスタント食品が中核をなし、その他の食品事業や物流業などの周辺事業にも手を広げています。
海外市場においても、現地の子会社や関連会社を通じて即席めんなどの製造・販売を行い、さらにこれらの現地法人への技術援助を通じて業務領域を広げています。このように、日清食品ホールディングスは国内外において、インスタント食品を中心に多岐にわたる事業展開を行っており、グローバルな食品供給網を構築しています。
また、同社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制における重要事実の判断基準が連結ベースの数値に基づくことになっています。これは、同社の事業活動が広範にわたり、多くの関係会社を含む大規模な企業グループであることを示しています。
経営方針
日清食品ホールディングスは、創業者の精神に基づき、新しい食文化の創造を目指す「食文化創造集団」としての姿勢を強調しています。同社は、環境や社会課題の解決を通じて持続的な成長を目指し、「EARTH FOOD CREATOR」としての理念を体現することを経営方針としています。また、各カテゴリーでNo.1ブランドを創造・育成し、「ブランディングコーポレーション」の実現を目指しています。
中長期成長戦略2030では、海外事業と非即席めん事業の成長を加速させ、利益ポートフォリオの大幅なシフトを図ることを計画しています。具体的には、既存事業の利益を中一桁の成長率で持続させ、海外事業と非即席めん事業の成長をさらに推進し、新規事業からの長期的な収益の積み上げを目指しています。
海外事業では、「CUP NOODLES」ブランドのグローバルブランディングの深化を図り、高付加価値市場でのトップカンパニーを目指します。国内非即席めん事業では、グループシナジーを活用し、各事業の成長と収益性向上を目指しています。また、国内即席めん事業では、成熟市場においても需要開発やブランド浸透を通じて中長期的な成長を追求します。
さらに、環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」を通じて、ネイチャーポジティブとカーボンニュートラルの実現を目指し、資源の有効活用やCO2排出量の削減に取り組んでいます。これらの戦略は、日清食品ホールディングスが直面する経営環境の変化や社会課題に対応し、持続可能な成長を実現するためのものです。