日東ベストJP:2877

時価総額
¥89.8億
PER
15倍
加工食品や日配食品の製造販売を行い、冷凍食品、缶詰、レトルトパウチ食品、海外食品事業、動物細胞培養関連の研究開発を手がける。

事業内容

日東ベストは、加工食品と日配食品の製造販売を主な事業としています。具体的には、冷凍食品、缶詰、レトルトパウチ食品などを手がけています。また、これらに関連する付帯事業も展開しています。

冷凍食品事業では、日東ベストが製造・販売を行い、関西ベストフーズ株式会社、九州ベストフーズ株式会社、日東アリマン株式会社が製造を担当しています。これにより、幅広い冷凍食品のラインナップを提供しています。

日配食品事業は、株式会社爽健亭が製造・販売を行っています。日配食品は、日常的に消費される食品であり、消費者のニーズに応える商品を提供しています。

缶詰事業では、日東ベストが缶詰、レトルトパウチ食品、冷蔵食品の製造・販売を行っています。また、日東アリマン株式会社がレトルトパウチ食品の製造を担当しています。

海外食品事業は、JAPAN BEST FOODS COMPANY LIMITEDがベトナムで製造・販売を行っています。これにより、国際市場への展開を図り、グローバルな視点で事業を拡大しています。

その他の事業として、株式会社機能性ペプチド研究所が動物細胞の培養に関する研究を行い、培養液やそのシステムの製造・販売を手がけています。これにより、先端技術を活用した新たな市場の開拓を目指しています。

経営方針

日東ベストは、食品産業における社会貢献と企業価値の向上を基本方針とし、消費者に快適な食生活を提供することを使命としています。2024年度から始まる中期経営計画「Reborn & Growing 2028」では、2028年度までに連結経常利益20億円以上を目指し、営業活動の強化と生産性の向上に取り組んでいます。

同社は、安全で安心な商品供給体制の強化やコンプライアンスの徹底を図りつつ、新商品の研究開発に注力しています。技術力の強化や品質向上を目指し、冷凍食品部門の再構築、組織力の強化、従業員満足の向上、人材育成を推進しています。また、環境変化に対応し、サステナビリティの確保にも努めています。

食品業界は、インバウンド需要の回復や賃上げの継続により経済活動が回復傾向にありますが、原材料価格の高騰や少子高齢化、競争の激化などの課題に直面しています。日東ベストは、これらの環境変化に対応し、顧客満足を推進しつつ、品質の維持向上と安全な商品の安定供給を目指しています。