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やまみJP:2820
沿革
1975年1月 |
野菜のパック詰めを事業内容として有限会社やまみを設立 |
1978年8月 |
事業譲渡を受け豆腐製造販売事業に参入 |
1982年6月 |
資産譲渡を受け三原市沼田川沿いの工場へ移転 |
1999年6月 |
沼田川の洪水により工場が被災 |
2000年3月 |
本社工場を三原市西部工業団地に移転 |
株式会社やまみに改組 |
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広島県東部保健所の営業資格取得 |
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本社工場において、木綿ライン、京型ライン、充填ラインが稼動 |
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2004年4月 |
油揚げラインが稼動 |
2005年1月 |
厚揚げラインが稼動 |
第二工場を建設 |
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2008年9月 |
第二工場において、2Pライン、6Bライン、第二木綿ラインが稼動 |
2009年9月 |
第三工場を建設し、厚揚げラインを第一工場から移設 |
2012年6月 |
大阪営業所を設置 |
2012年8月 |
関西工場を建設し、厚揚げライン、カット3Pラインが稼動 |
2012年11月 |
第三工場にカット3Pライン、京型ラインが稼動 |
2013年5月 |
関西工場において、6B・京型ラインが稼動 |
2014年6月 |
関西工場において、充填ラインが稼動 |
2014年10月 |
本社工場においてFSSC22000を取得 |
2015年10月 |
関西工場においてFSSC22000を取得 |
2015年11月 |
関西工場を増設 |
2016年5月 |
第一工場において木綿ラインを更新 |
2016年6月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2017年7月 |
第二工場において、カット3P絹ラインが稼動 |
2018年3月 |
関西工場において、油揚げラインが稼動 |
2018年9月 |
東京証券取引所市場第二部に市場変更 |
2019年6月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2019年9月 |
富士山麓工場を建設 |
2019年12月 |
富士山麓工場において厚揚げラインが稼動 |
2020年3月 |
富士山麓工場において木綿ラインが稼動 |
2020年4月 |
富士山麓工場において絹ライン、充填ラインが稼動 |
2020年9月 |
富士山麓工場においてFSSC22000を取得 |
2021年6月 |
富士山麓工場において6Bラインが稼動 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
やまみは、豆腐及びその関連製品の製造販売を主軸に展開している企業です。同社の製品ラインナップには、豆腐、厚揚げ、油揚げなどが含まれ、これらは大豆、フィルム、トレイ、副資材(にがり等)を仕入れて、本社工場、関西工場、富士山麓工場で製造されています。製品は小売業や卸売業を通じて、九州地方から関東地方にかけて広く販売されており、特に広島県三原市にある本社工場からの中国地方への販売が多いですが、関東地方への販売強化も図っています。
やまみの事業の特長としては、機械化による衛生面での高いレベルの製品製造が可能であること、短時間での大量生産による製造単価の低減と価格競争力の向上が挙げられます。また、加工技術の高さが求められるカット済み豆腐などの製品を高い生産能力で製造し、販売単価の向上と原価低減を両立しています。
さらに、やまみは外食業やコンビニエンスストア向けに業務用豆腐の販売も手掛け、業容と売上の拡大を図っています。このように、同社は豆腐製品の製造販売を通じて、幅広い市場ニーズに応える事業展開を行っています。
経営方針
やまみは、豆腐及びその関連製品の製造販売を通じて、食の安全とおいしさを消費者に提供することを目指しています。同社は、食品事業、特に大豆食品の提供を通じて人々の健康と社会に貢献することを企業理念として掲げており、全てのステークホルダーに満足を提供し、創造的で闊達な仕事を行うことを目標としています。
経営指標としては、売上高及び営業利益率の向上を目指しており、これを達成するために、食品安全衛生への取り組み、事業の規模拡大、販売単価の上昇、人材の確保・育成に重点を置いています。特に、食品安全衛生管理には徹底して取り組み、国際規格であるFSSC22000の取得を通じて、高い品質管理を実現しています。
事業の規模拡大に関しては、設備投資による製造固定費の削減と価格競争力の保持を図りながら、関東地方を含む広範な地域への製品供給を強化しています。また、販売単価の上昇を目指し、高い生産能力を活かした価値ある製品の開発に注力しています。
人材の確保・育成においては、新卒採用と中途採用の強化、職場環境の改善、人事制度を軸としたモチベーション向上策を進めており、やり甲斐ある職場作りに努めています。これらの取り組みを通じて、やまみは持続可能な成長を目指しています。