ピエトロJP:2818

時価総額
¥122.7億
PER
200倍
各種ドレッシングやソースの製造販売を行う商品事業と、パスタ専門店や直販店を展開する店舗事業。

事業内容

ピエトロは、食品の製造販売とレストラン経営を主な事業としています。具体的には、ドレッシングやソース類の製造販売を行う商品事業と、パスタ料理をメインとしたレストランの運営を行う店舗事業の2つのセグメントがあります。

商品事業では、ピエトロとその子会社であるPIETRO NORTH AMERICA, INC.が、ドレッシングやソース類を製造販売しています。代表的な製品には、和風しょうゆドレッシングがあり、非加熱処理の生タイプで、まろやかな醤油味が特徴です。また、カロリーや油分をカットした商品や季節限定フレーバーのドレッシング、パスタソース、スープ、冷凍食品なども展開しています。

店舗事業では、ピエトロは国内でパスタ専門店を直営店やフランチャイズ店として展開しています。PIETRO A DAYブランドなどの直販店も運営し、和風素材を取り入れたオリジナルメニューを提供しています。また、テイクアウトを主体とするファストフード業態や、お持ち帰り用パスタを提供するMIOMIOも展開しています。

経営方針

ピエトロは、成長戦略として「おいしさ」と「健康」を追求し、新しい食文化の提案を掲げています。商品事業と店舗事業の両方を活かし、国内外で愛される味を追求し、豊かな食文化の創造に貢献しています。特に、ドレッシングやパスタ、冷凍食品、スープのカテゴリーでのマーケティングと拡販を強化しています。

中長期的な経営戦略では、営業利益と当期利益を重視し、着実な成長を目指す「年輪経営」を推進しています。ファンベース経営の強化や魅力的な商品開発、価値訴求に重点を置いた販売体制の構築を進めています。また、レストランや直販店での体験型ブランドマーケティングを強化し、地域でのイベントを通じて商品の魅力を伝えています。

経営環境の変化に対応するため、ピエトロはブランド価値の向上と持続的成長を目指しています。商品事業では、ドレッシングを収益基盤とし、パスタや冷凍食品、スープのカテゴリーでの差別化を図っています。店舗事業では、収益構造改革を進め、新規出店を行い、エリアマーケティングを強化しています。

さらに、ピエトロは人を大切にする経営を重視し、社員の成長と幸せを実現するための研修や人事制度を整備しています。環境負荷の低減にも取り組み、2025年までに自社製品の容器を環境配慮型に切り替え、再生可能エネルギーの活用を進めています。地域社会との連携を強化し、地産地消やフードロス対策、食育活動を通じて、心の豊かさを追求しています。