ブルドックソースJP:2804

時価総額
¥281.5億
PER
ソース類の製造販売を主軸に展開、イカリソースやBullフーズなどを含む多様なブランドを有する。

沿革

1902年

食料品卸商三澤屋商店として創業。

1905年

ソースの製造販売を開始。

1926年9月

京橋区永島町5番地に、ブルドックソース食品株式会社を設立。三澤屋商店の製造部門を分離。

1931年12月

本社を京橋区八丁堀2丁目11番地に移転。

1934年5月

本社を日本橋兜町2丁目32番地に移転。

1935年6月

埼玉県に鳩ヶ谷工場を新設。

1940年10月

ブルドック食品株式会社に改称。

1944年3月

外来語の使用禁止に伴い、社名を三澤工業株式会社に改称。

1945年12月

再び社名をブルドック食品株式会社に改称。

1952年7月

本社を現在地(中央区日本橋兜町11番5号)に移転。

1962年12月

社名をブルドックソース株式会社に改称。

1972年3月

株式会社三澤屋商店を吸収合併。

1973年5月

株式を東京証券取引所市場第二部に上場。

1976年1月

本社社屋新築。

1985年11月

子会社株式会社サンワフーズを設立。

1998年4月

群馬県に館林工場を新設(第1期工事)。

2005年10月

子会社株式会社サンワフーズをイカリソース株式会社(現連結子会社)に商号変更。

2005年11月

イカリソース株式会社(旧商号株式会社サンワフーズ)による更生会社イカリソース株式会社の営業譲受け。

2006年3月

館林工場第2期増築工事竣工。

2006年7月

株式会社Bullフーズ(現連結子会社)を設立。

2009年7月

中国現地法人 富留得客(北京)商貿有限公司を設立。

2015年4月

鳩ケ谷工場、館林工場FSSC22000を認証取得。

2016年6月

監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。

2018年1月

館林工場第3期増築工事竣工。

2018年4月

委任型執行役員制度を導入。

2019年10月

サンフーズ株式会社(現連結子会社)の全株式を取得し子会社化。

2019年11月

中国現地法人 富留得客食品(上海)有限公司(現連結子会社)を設立。

2020年10月

中国現地法人 富留得客(北京)商貿有限公司を清算。

2021年1月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2021年12月

指名報酬委員会の設置。

2021年12月

ブルドックソースグループSDGs宣言制定。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

事業内容

ブルドックソース及びそのグループ会社は、ソース類の製造販売を主軸に事業を展開しています。グループはブルドックソースを中心に、イカリソース株式会社、株式会社Bullフーズ、サンフーズ株式会社、そして中国に拠点を置く富留得客食品(上海)有限公司の4社で構成されています。これらの企業は、それぞれが特色あるソースや食品を提供し、幅広い顧客ニーズに応えています。

ブルドックソースは、ウスターソースやとんかつソースなど、多様なソース製品の製造販売を行っており、日本国内外で高い評価を受けています。イカリソース株式会社は、独自の味わいを持つソース類を提供し、株式会社Bullフーズは、食品加工品の製造販売を手掛けています。サンフーズ株式会社は、健康志向の高い消費者向けに、自然素材を使用したソースやドレッシングなどを展開。富留得客食品(上海)有限公司は、中国市場における需要を捉え、現地向けの製品開発と販売を進めています。

これらの事業セグメントを通じて、ブルドックソースグループは、国内外の多様な市場で、消費者の嗜好に合わせた製品を提供し続けています。各社の特色を活かした製品開発と販売戦略により、グループ全体の事業拡大を図っています。

経営方針

ブルドックソースは、食の魅力を引き出す調味料としてのソースを通じて、「自然の恵みのおいしさで食の幸せを世界に広げる」ことを企業目的として掲げています。同社は、顧客に幸福感を提供する商品の提供を経営理念とし、顧客やその家族が毎日元気で暮らすことを使命と考えています。

成長戦略として、2023年度から始まる第11次中期経営計画「B-Challenge2025」を策定し、国内戦略、海外戦略、VC戦略の3つの基本戦略を推進しています。国内ではリーディングカンパニーの地位確立を目指し、海外では長期的な進出モデルの確立に取り組み、VC戦略では持続的成長を目指す経営変革を進めています。

2025年度の経営目標は、売上高160億円、営業利益8億円、経常利益14億円、ROE5.0%、EBITDA20億円を掲げています。初年度である2023年度は、国内市場でのブランド価値最大化、業務用市場での売上拡大、海外進出の具体的なシナリオ作り、サステナブルバリューチェーンの実現、生産・販売現場のDX化推進など、重要課題に取り組んでいます。

ブルドックソースグループは、イカリソース株式会社、株式会社Bullフーズ、サンフーズ株式会社、富留得客食品(上海)有限公司と共に、国内外で多様な市場に対応した製品を提供し、事業拡大を図っています。