- 日本企業
- ワイズテーブルコーポレーション
ワイズテーブルコーポレーションJP:2798
事業内容
ワイズテーブルコーポレーションは、主にレストラン事業を展開しています。同社は、連結子会社1社と持分法適用会社1社を含むグループで構成されています。事業は主に高級レストランとカジュアルレストランの運営に分かれています。
高級レストラン事業では、「XEX(ゼックス)」という複合店舗を中心に展開しています。また、「The Kitchen Salvatore Cuomo」や「CÉ LA VI TOKYO」などのブランドも運営しています。これらの店舗は、特別な体験を提供することを目指しています。
カジュアルレストラン事業では、「PIZZA SALVATORE CUOMO」や「SALVATORE CUOMO & BAR」などのブランドを展開しています。これらの店舗は、手軽に楽しめるイタリアンを提供し、フランチャイズ事業も行っています。
その他の事業としては、人材派遣事業や有料職業紹介事業がありますが、現在は休止中です。また、株式会社パートナーワイズも休眠状態にあります。これにより、現在の主力はレストラン事業に集中しています。
経営方針
ワイズテーブルコーポレーションは、レストラン事業を中心に成長戦略を推進しています。同社は高級レストラン「XEX」やカジュアルレストラン「PIZZA SALVATORE CUOMO」を展開し、安心・安全な食材を用いた高品質な料理を提供することを基本方針としています。これにより、顧客に高付加価値を提供し続けることを目指しています。
同社は売上高と営業利益を重要な経営指標とし、既存店の売上維持と経営効率化による利益率向上を図っています。中長期的には、顧客に心地よい時間を提供することを重視し、収益構造と財務基盤の強化を進めています。特に、XEXグループではブランド強化と付加価値向上を目指し、カジュアルレストラングループでは新しい店舗モデルの開発と市場開拓に取り組んでいます。
外食業界の人材不足やコスト高騰が課題となる中、ワイズテーブルコーポレーションは高付加価値化やインバウンド需要の取り込みを進めています。特に、訪日外国人客の増加を背景に、高級ホテルや旅行代理店との連携を強化し、和食事業の強化にも注力しています。また、カジュアルイタリアン事業では、郊外の大型ショッピングセンターやホテル内への出店を進めています。
人材不足とコスト高騰への対応として、給与水準の引き上げや職場環境の整備を進め、定着率の向上を図っています。さらに、調達先の見直しや業務効率化を通じてコスト抑制を図り、顧客に理解される形での価格引き上げも検討しています。財務面では、収益性の改善を通じて財務体質の強化を目指しています。