ワイズテーブルコーポレーションJP:2798

時価総額
¥92.4億
PER
高級レストラン「XEX」、カジュアルダイニング「PIZZA SALVATORE CUOMO」など、多様な飲食店を展開。

沿革

1987年8月

株式会社ゼックスを設立

1987年11月

有限会社アザブイーストを設立

1990年9月

株式会社ゼックスが東京都新宿区 伊勢丹本店において「伊太利亜市場 B・A・R 本店」を開店

1997年9月

株式会社ゼックスが京都府京都市 ジェイアール京都伊勢丹において「こけこっこ 京都」を開店

1999年3月

有限会社ワイズテーブルコーポレーションを設立

2000年11月

株式会社ワイズテーブルコーポレーションに組織変更

2001年9月

株式会社ワイズテーブルコーポレーションが運営受託先の株式会社ゼックス、及び有限会社アザブイーストと合併

東京都港区 愛宕に「XEX ATAGO GREEN HILLS」を開店

2004年3月

東京証券取引所マザーズに上場

2004年4月

東京都港区 白金に「PIZZA SALVATORE CUOMO 白金」を開店

2004年7月

本社を東京都港区六本木に移転

2004年11月

大阪府大阪市 梅田に「XEX WEST」を開店

東京都中野区 中野にフランチャイズ事業店舗1号店「PIZZA SALVATORE CUOMO 中野」を開店

2005年6月

カジュアルレストランのイタリアン部門において機動的な出店体制を図る目的で、会社分割により株式会社SALVATORE CUOMO JAPANを設立

2007年11月

東京都千代田区 大丸東京店に「XEX TOKYO」を開店

2007年12月

不動産賃貸事業を行う株式会社エー・アイ・プロパティーズの発行済株式100%を取得し、完全子会社化(社名変更により、株式会社Y's properties)

2009年8月

東京都中央区 人形町に「SALVATORE CUOMO & BAR 人形町」を開店

2010年10月

東京都中央区 日本橋に「XEX 日本橋」を開店

2012年6月

2014年9月

2014年11月

2015年2月

2015年7月

2015年12月

2017年9月

2018年10月

2019年1月

2019年12月

2020年12月

2021年7月

2022年4月

2022年4月

2022年10月

株式会社SALVATORE CUOMO JAPANを吸収合併

農畜水産品の生産から提供までの一体化に取り組むことを目的として、東京都港区に連結子会社

株式会社シェフズ・ファームズを設立

東京都中野区 フランチャイズ事業店舗1号店「PIZZA SALVATORE CUOMO 中野」を閉店

福岡県福岡市に「SALVATORE CUOMO 市場 博多」を開店

東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第二部へ市場変更

東京都中央区に「The Kitchen Salvatore Cuomo 銀座」を開店

飲食業界の海外進出に於ける事業支援(人材斡旋・派遣)を目的に、連結子会社 株式会社パート

ナーワイズを設立

当社とICONIC LOCATIONS HK HOLDING LIMITEDとの間で、持分法適用会社 株式会社ICONIC

LOCATIONS JAPANを設立

本社を東京都港区赤坂に移転

東京都渋谷区に持分法適用関連会社 株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANが運営する「CĒ LA VI TOKYO」を開店

株式会社Y's properties及び株式会社シェフズ・ファームズを吸収合併

東京都武蔵野市に「PIZZA SALVATORE CUOMO 三鷹」を開店

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

兵庫県神戸市に「The Kitchen Salvatore Cuomo 三宮」を開店

東京都江東区にPIZZA SALVATORE CUOMO 西大島」を開店

事業内容

ワイズテーブルコーポレーションは、レストラン事業を中心に展開している企業で、高級レストランからカジュアルな飲食店まで、幅広いブランドを運営しています。同社の主要な事業セグメントは、XEXグループ、カジュアルレストラングループ、そしてその他の事業で構成されています。

XEXグループでは、「XEX」をはじめ、「The Kitchen Salvatore Cuomo」や「CÉ LA VI TOKYO」などの高級レストランを運営しており、株式会社ICONIC LOCATIONS JAPANがこれらの一部を担当しています。これらの店舗は、上質な食事とサービスを提供し、特別な体験を顧客に提供することを目指しています。

一方、カジュアルレストラングループでは、「PIZZA SALVATORE CUOMO」や「SALVATORE CUOMO & BAR」、「PIZZA SALVATORE CUOMO & GRILL」など、より気軽に楽しめる飲食店を展開しています。これらの店舗は、フランチャイズ事業の形態も取り入れており、幅広い顧客層に対応しています。

その他の事業としては、人材派遣事業及び有料職業紹介事業を行っていましたが、現在は休止状態にあります。また、株式会社パートナーワイズも現在休眠状態となっています。

ワイズテーブルコーポレーションは、これらの事業を通じて、多様な飲食のニーズに応えるとともに、新たな食文化の創造にも貢献しています。

経営方針

ワイズテーブルコーポレーションは、レストラン事業を軸に、高級レストラン「XEX」をはじめとするブランドやカジュアルな「PIZZA SALVATORE CUOMO」などの飲食店を展開しています。同社は、安心・安全な食材にこだわり、質の高い料理を提供することで、お客様に高付加価値を継続的に提供することを基本方針としています。経営指標としては、「売上高」と「営業利益」を重視し、既存店の売上維持と経営効率化による利益率向上を目指しています。

中長期的な経営戦略として、同社はお客様に心地よい時間を提供することを重視し、収益構造と財務基盤の強化を進めています。XEXグループではブランド強化と付加価値の向上を、カジュアルレストラングループでは収益力向上と新しい店舗モデルの開発に取り組んでいます。また、全社的に業務の見直しやコストの見直しを通じて、収益構造の改善と利益確保の体制構築を目指しています。

新型コロナウイルス感染症の影響は概ね解消される見込みですが、人手不足やコスト高騰、事業環境の変化など新たな課題にも対応しています。特に、人手不足には給与制度の見直しや福利厚生制度の新設で対応し、コスト高騰にはメニューや食材の見直し、価格引き上げを検討しています。事業環境の変化には、顧客満足度の維持・向上と高付加価値化の方針を継続し、メリハリのある対応を重視しています。

財務上の課題としては、財務体質の強化と金融機関取引の正常化を目指しており、収益性の改善とキャッシュフローの安定化に努めています。これらの戦略を通じて、ワイズテーブルコーポレーションは持続的な成長を目指しています。