ナフコJP:2790

時価総額
¥871.8億
PER
27.9倍
資材・DIY・園芸用品、生活用品、家具・ホームファッション用品の販売を行い、九州・中国地区を中心に関西・中部・関東地区にも店舗網を拡大。

沿革

1970年8月

北九州市小倉区中島町に家具店のチェーン化を目的として株式会社ナフコを設立

1970年10月

福岡県大牟田市浜町に第1号店を開設

1972年8月

北九州市小倉区鍛冶町に本社移転

1972年9月

北九州市に共同出資により協同組合ナフコ商品センターを設立

1976年6月

福岡県宗像市にホームセンター商品と家具商品を取り扱う新業態の店舗を開設

1981年12月

株式会社産興(株式会社直方ナフコ)の株式を50%取得し経営参加

1991年11月

株式会社マツサキホームセンター(現非連結子会社)の株式を50%取得し経営参加

1995年5月

四国進出のため香川県三豊郡に共同出資により株式会社四国ナフコを設立

1997年10月

株式会社四国ナフコの株式を100%取得し完全子会社とする

2000年11月

島根県出雲市に100号店を開設

2001年4月

株式会社深町家具店、株式会社西日本ナフコ、株式会社宮崎ナフコ、株式会社三矢興産を吸収合併
合併により協同組合ナフコ商品センターの出資が100%になる

2001年9月

株式会社四国ナフコから営業譲受

2001年11月

福岡県宗像市にホームファッションの新業態店舗「TWO-ONE STYLE 宗像店」を開設

2002年1月

株式会社四国ナフコを清算

2002年4月

株式会社荒尾ナフコを吸収合併

2003年2月

北九州市小倉北区魚町に本社移転

2003年12月

日本証券業協会に店頭登録

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場

2007年2月

北九州市に「北九州物流センター」を開設

2008年11月

関東初出店として埼玉県南埼玉郡菖蒲町(現久喜市)に「埼玉菖蒲店」を開設

2009年4月

協同組合ナフコ商品センターから株式会社ナフコ商品センター(現非連結子会社)へ組織変更を行う

2010年4月

株式会社直方ナフコを吸収合併

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2012年6月

東北初出店として宮城県仙台市泉区に「TWO-ONE STYLE 仙台泉店」を開設

2013年1月

千葉県初出店として千葉県四街道市に「ナフコ四街道店」を開設

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2014年6月

山梨県初出店として山梨県甲州市に「ナフコ塩山店」を開設

2014年12月

茨城県初出店として茨城県日立市に「ナフコ日立北店」を開設

2015年4月

富山県初出店として富山県中新川郡上市町に「ナフコ上市店」を開設

2015年11月

栃木県初出店として栃木県佐野市に「ナフコ田沼店」を開設

2017年12月

EC事業スタート(楽天市場へ出店)

2018年4月

福井県初出店として福井大飯郡おおい町に「ナフコおおい店」を開設

2018年11月

自社ECサイト「ナフコオンラインストア」を開設

2018年12月

自社ポイントカード「ナデポカード」累計発行枚数が1,100万枚を突破

2019年10月

福岡県糟屋郡宇美町に「福岡TC物流センター」を開設

2020年1月

自社ポイントカード「ナデポカード」に自社電子マネー機能を追加し刷新

2020年3月

株主優待制度を導入

2020年6月

福岡県糟屋郡久山町に「久山物流センター」を開設

2021年4月

兵庫県尼崎市に「関西物流センター」を開設

2021年4月

福岡県宮若市に「若宮物流センター」を開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

2023年3月

防災協定を締結した自治体等の数が329へ(期末日時点)

2023年5月

静岡県焼津市に「中部物流センター」を開設

事業内容

ナフコは、資材・DIY・園芸用品、生活用品、家具・ホームファッション用品の販売を主たる事業として展開しています。同社グループは、ナフコと子会社2社で構成されており、九州・中国地区を中心に、関西・中部・関東地区にも店舗網を拡大しています。2023年3月31日現在、福岡県をはじめとする多数の県に合計359店舗を展開しており、地域密着型のサービスを提供しています。

ナフコの店舗形態は、郊外に位置し広い駐車スペースを確保した大型店が中心です。一般消費者からプロの業者まで、幅広い顧客層に対応する豊富な品揃えと価格で商品を提供しており、顧客満足度の高いサービスを実現しています。

同社は、地域社会に根ざした事業展開を通じて、日々の生活に必要な様々な商品を提供しています。資材からDIY用品、園芸用品、さらには生活用品や家具・ホームファッション用品に至るまで、幅広いニーズに応える商品ラインナップを持っている点が特徴です。これにより、ナフコは多様な顧客層の生活をサポートし、地域社会の発展に貢献しています。

経営方針

ナフコは、顧客満足度を最優先に考え、「店はお客様のためにある」という原則のもと、事業展開を進めています。同社は、人・商品・店舗における差別化を図り、業績向上を目指しています。具体的には、積極的な出店戦略として、商圏人口に応じた様々な店舗形態を展開し、ドミナント戦略を通じて市場シェアの拡大を図っています。また、既存店の増床や改装も積極的に行い、店舗の魅力向上に努めています。

経営指標としては、売上高経常利益率に注目し、中期的には5.0%以上を目標としています。これを達成するため、同社は競争力の強化、商品構成の充実、付加価値の高い商品の開発に注力しています。特に、ナフコオリジナル商品の価値向上や、利益率の高い輸入品の拡大に取り組んでいます。

商品戦略では、資材・DIY・園芸用品、生活用品、家具・ホームファッション用品の3本柱をさらに強化し、幅広い顧客層のニーズに応えることを目指しています。また、独自の商品開発と調達力の強化、在庫コントロールの向上、情報システムの活用を通じて、他社との差別化を図っています。

店舗戦略としては、既存店の活性化と地域に適した店舗展開を進め、九州・中国・関西・中部地区でのドミナント化を図りつつ、関東地区への商圏拡大も視野に入れています。これらの戦略を通じて、ナフコは顧客満足度の向上と、持続可能な成長を目指しています。