カルラJP:2789

時価総額
¥26.7億
PER
和風ファミリーレストラン「まるまつ」を中心に、かに料理「かに政宗」、とんかつ「かつグルメ」、日本そば「丸松」、和食「寿松庵」、丼・定食「らら亭」等の店舗経営、自社工場での食材製造加工を展開。

沿革

1910年4月

丸松そば店として個人創業

1969年4月

先代より事業継承し、日本そば「丸松」二日町店(仙台市青葉区)開店

1972年6月

有限会社丸松に改組 資本金50万円

1973年8月

日本そば「丸松」中央店(仙台市青葉区)開店

1979年10月

株式会社丸松に改組

1982年3月

和風ファミリーレストラン「まるまつ」西多賀店(仙台市太白区)開店(まるまつ1号店)

1989年6月

「かに政宗」泉店(仙台市泉区)開店

1991年3月

社名を「株式会社丸松」から「株式会社カルラ」に変更

2001年8月

宮城県黒川郡富谷町に本社及び配送センター移転

2002年4月

宮城県黒川郡富谷町に製造工場(本社工場)新設

2003年12月

日本証券業協会に株式を店頭登録

2004年3月

子会社であった有限会社寿松庵を吸収合併

2004年8月

宮城県黒川郡に物流センター用地取得

2004年12月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場

2006年1月

物流センター・研修センター(宮城県黒川郡)完成

2008年4月

子会社として「株式会社ネットワークサービス」を設立

2008年12月

子会社として「株式会社亘理ファーム」を設立

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ株式を上場

2010年10月

大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ市場へ株式を上場

2013年8月

カルラ本町ビル(仙台市青葉区本町)取得

2014年6月

カルラ本町ビル内に海鮮厨房「かに政宗」本町店を開店

2014年9月

「かに政宗」盛岡店(岩手県盛岡市)開店及び北東北研修センター(岩手県盛岡市)新設

2016年7月

小型店舗「和風ファミリーレストランまるまつ」吉岡店(宮城県黒川郡)開店

2017年4月

新業態「味のまるまつ」白石店(宮城県白石市)開店

2018年6月

楽天生命パーク宮城球場内に「まるまつ」楽天スタジアム店(仙台市宮城野区)開店

2018年10月

かつ新業態「かつグルメ」中野店(仙台市宮城野区)開店

2021年12月

東北自動車道に「まるまつハイウェイ松川PA上下線」(福島県福島市)を開店

2022年3月

連結子会社「株式会社ネットワークサービス」を吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の株式市場再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行

2022年4月

山形県内6店舗目として「和風レストランまるまつ」天童店(山形県天童市)を開店

事業内容

カルラは、和食を中心とした食事を提供する多様なレストランチェーンを展開しています。主力となるのは和風ファミリーレストラン「まるまつ」で、すし、天ぷら、そばなどのメニューを提供しています。さらに、カルラは「かに政宗」でかに料理、「かつグルメ」でとんかつ、「丸松」で日本そば、「寿松庵」で和食全般、「らら亭」で低価格の丼物や定食を提供するなど、多岐にわたる飲食業態を持っています。

カルラの各店舗では、品質の標準化と作業の効率化を目的として、自社工場でそばつゆや野菜、魚介類などの食材の製造加工を行っています。また、その他の食材は一括購入し、物流センターを通じて全店舗に配送しています。これにより、品質の安定とコスト削減を実現しています。

カルラのメニューは、自社工場で厳選された素材を使用した自家製豆腐など、ヘルシーで高品質な和食を中心に構成されています。四季折々の素材を取り入れ、家庭の日常食を基本に、幅広い世代が気軽に利用できるよう工夫されています。

さらに、カルラグループには、ビニールハウス内で水耕栽培による農産物(主にレタスや水菜など)を生産する「亘理ファーム」も含まれています。これにより、レストランで提供される食材の一部を自社で生産することで、食材の鮮度と品質をさらに高めています。

カルラは、和食を中心とした多様な飲食業態の展開と、食材の自社生産・加工による品質管理を通じて、安全・安心で健康的な美味しい食事を価値ある価格で提供しています。

経営方針

カルラは、和食を中心とした飲食業態の展開と、食材の自社生産・加工による品質管理を通じて、顧客に安全・安心で健康的な美味しい食事を価値ある価格で提供することを使命としています。同社は、顧客満足の充足、働く人の生活向上、マス・マーチャンダイジングの構築を基本方針とし、HACCPに対応した生産、加工、販売までの一貫した仕組みを構築して社会に貢献しています。

中長期的な経営戦略として、カルラは店舗数1,000店舗、売上高1,000億円、経常利益100億円の数値目標を掲げています。東北・北関東地区での店舗網ドミナントエリアの構築、労働生産性の向上、店舗人材の確保・育成、新フォーマットの開発が重要な経営戦略となっています。

優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題として、既存店の収益力向上、仕入れから商品提供までの体制強化、生産性の向上、経費削減、財務基盤の強化が挙げられます。これらの取り組みを通じて、カルラは「飲食は人間の生命を支え、明日への喜びを作り出す最も基本的なこと」という理念のもと、お客様に安全・安心で、健康的な美味しい食事を、価値ある価格で提供し続けることを目指しています。