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アップルインターナショナルJP:2788
沿革
1992年5月 |
カーコンサルタントメイプル有限会社(三重県四日市市高花平)を設立、中古車の販売を開始 |
1995年1月 |
カーコンサルタントメイプル有限会社を株式会社に組織変更 |
1996年1月 |
アップルインターナショナル株式会社(三重県四日市市日永)を設立、中古車の買取を開始 |
1996年12月 |
タイ王国並びにシンガポール共和国への輸出開始 |
1997年7月 |
香港特別行政区への輸出開始 |
1998年9月 |
マレーシア国への輸出開始 |
2001年11月 |
カーコンサルタントメイプル株式会社の株式を取得し100%子会社化 |
2002年4月 |
本店所在地を現住所に移転 インドネシア共和国への輸出開始 |
2003年2月 |
タイ王国現地事務所開設に向けて、同準備室をバンコク市内に開設 |
2003年12月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2003年12月 |
A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITED(連結子会社:当時)を中華人民共和国香港特別行政区に設立 |
2004年3月 |
PRIME ON CORPORATION LIMITEDを中華人民共和国香港特別行政区に設立 |
2004年5月 |
アップルフランチャイズ本部のアップルオートネットワーク株式会社(旧日本自動車流通ネットワーク株式会社)(現連結子会社)の株式を取得 |
2004年8月 |
A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDが雲南久保貿易汽車有限公司(連結子会社:当時)を設立し、中華人民共和国雲南省においてルノー・現代・中華その他販売ディーラーの運営を開始 |
2005年12月 |
A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDが、株式会社アイ・エム自販の株式を取得 |
2007年4月 |
タイ王国においてオートオークション事業を開始するため、オートオークション会場合弁会社Apple Auto Auction(Thailand)Company Limited(アップルオートオークション(タイランド))(現持分法適用会社)をバンコク市内に設立 |
2007年7月 |
A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDがPRIME ON CORPORATION LIMITEDの株式を取得し子会社化 |
2008年8月 |
タイ王国においてオートオークション事業の開始 |
2008年10月 |
A.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDが、BMWの正規販売店2社(中華人民共和国 広東省) BEST VENTURE (HK) LIMITEDを取得し子会社化 |
2009年4月 |
株式会社アイ・エム自販の株式をA.I.HOLDINGS (HONG KONG) LIMITEDより取得し子会社化 |
2014年5月 2015年1月 2015年5月 2016年1月 2016年3月 2016年11月 |
BEST VENTURE (HK) LIMITEDの全株式を売却し、持分法適用会社から除外 PRIME ON CORPORATION LIMITED他4社を連結子会社から持分法適用会社へ変更 東京証券取引所マザーズ市場から市場第二部へ市場変更 株式会社アイ・エム自販の全株式を売却し、連結子会社から除外 PRIME ON CORPORATION LIMITEDの全株式を売却し、持分法適用会社から除外 東京本社を東京都中央区に開設し、二本社体制となる |
2017年4月 2017年8月 2018年5月 2018年6月 2020年1月 2020年4月 2021年11月 |
いすゞ自動車株式会社と資本業務提携 シンガポール国においてハイブリッド自動車、電気自動車専門の整備・修理工場 APPLE HEV INTERNATIONAL Pte.Ltd.を設立 A.I.HOLDINGS(HONG KONG)LIMITED、A.I.AUTOMOBILE(CHINA)LIMITEDを解散及び清算し、連結子会社から除外 タイ王国において自動車輸出会社APPLE INTERNATIONAL(THAILAND)CO.,LTD.を設立 APPLE INTERNATIONAL(THAILAND)CO.,LTD.は第三者割当増資の実施により非連結子会社から関連会社(持分法非適用会社)へ変更 APPLE HEV INTERNATIONAL Pte.Ltd.は第三者割当増資の実施により非連結子会社から関連会社(持分法非適用会社)へ変更 有限会社ホンダショップヒナガの全株式を取得し100%子会社化(非連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
2022年7月 |
いすゞ自動車株式会社との資本業務提携を解消 |
事業内容
アップルインターナショナル株式会社とそのグループ企業は、自動車の販売、仕入れ、買取を国内外で展開しています。このグループは、アップルインターナショナル株式会社と重要な連結子会社であるアップルオートネットワーク株式会社を含む2社で構成されています。
事業は大きく2つのセグメントに分かれています。第一に、中古車輸出事業があります。これは、国内の一般ユーザーやオートオークションから仕入れた中古車を海外の輸入業者へ販売する事業で、主にアップルインターナショナルが担当しています。
第二に、中古車買取・販売事業があります。この事業では、日本国内のユーザーから中古車を買い取り、国内オートオークションや中古車販売業者への販売を行っています。この事業は、アップルインターナショナル、アップルオートネットワーク株式会社、カーコンサルタントメイプル株式会社が主に手がけています。
特にアップルオートネットワーク株式会社では、中古車買取店のフランチャイズビジネスを展開し、「アップル」ブランドの加盟会員に対して、オートオークションでの落札価格情報や在庫情報を基にした買取時の適正価格情報の提供や、販売促進活動を通じた統括管理を行っています。加盟会員からはロイヤリティを受け取っています。
また、アップルインターナショナルはタイ王国において、Apple Auto Auction (Thailand) Limitedに出資し、オートオークション会場の運営にも関与しています。この会社は持分法適用会社であり、タイでの事業展開を示しています。
これらの事業内容は、アップルインターナショナルグループが自動車の買取から販売まで、国内外で幅広いサービスを提供していることを示しています。
経営方針
アップルインターナショナル株式会社は、自動車流通市場における総合商社としての地位を確立するため、事業領域および市場エリアの拡大を核とした成長戦略を推進しています。同社は、経営理念「FORWARD THE FUTURE」のもと、グローバルな自動車関連ビジネスの展開を通じて社会生活の改善に貢献することを目指しています。経営方針「CREATE THE VALUE」では、お客様に最善の方法を提供し、従業員が達成感と充実感を感じられる職場環境の実現、世界の発展への貢献を掲げています。
中長期的な経営戦略として、アップルインターナショナルは東南アジア諸国への中古車事業と中国における新車事業の拡大を図り、不採算事業からの撤退と新規事業の展開に向けた準備を加速しています。グループスローガン「ビジョナリーカンパニー」を掲げ、組織強化とグループ会社とのシナジー効果を前提に、中古車事業のグローバル化およびIT化を推進し、中長期的な収益拡大を目指しています。
具体的な事業戦略として、東南アジア諸国での自動車需要拡大に伴い、中古車輸出販売に積極的な投資を行い、新たな市場の開拓とカントリーリスクの分散を図っています。また、日本国内の中古車流通市場においては、経営資源を活用し、東南アジア諸国向けの新ビジネスモデルの構築を進め、顧客満足度の向上を目指しています。
このように、アップルインターナショナルは、事業領域および市場エリアの拡大を通じて、持続可能な成長を目指し、グローバルな自動車関連ビジネスの展開を加速しています。