アルフレッサホールディングスJP:2784

時価総額
¥4655.2億
PER
14.6倍
アルフレッサホールディングスは、医療用医薬品・医療機器の卸売、一般用医薬品の卸売、医薬品・医療機器の製造販売、調剤薬局の経営などを主要事業とする医療関連企業グループです。

沿革

2003年9月

株式会社アズウェルおよび福神株式会社が株式移転により当社を設立。

当社の普通株式を株式会社東京証券取引所、株式会社大阪証券取引所に上場。

2004年4月

福神株式会社が、ダイワ薬品株式会社および株式会社小田島を株式取得により子会社化。

2004年7月

株式会社大正堂を株式交換により完全子会社化。

2004年10月

株式会社アズウェル、福神株式会社および株式会社大正堂が会社分割により、事業分野別に、医薬品等卸売事業を行うアルフレッサ株式会社と医薬品等製造事業を行うアルフレッサ ファーマ株式会社に再編。

2004年12月

アルフレッサ ピップトウキョウ株式会社(現アルフレッサ メディカルサービス株式会社)を設立。

2005年2月

アルフレッサ株式会社が、松田医薬品株式会社から営業の一部譲り受け。

アルフレッサ株式会社が、日建産業株式会社を株式取得により子会社化。

2005年4月

株式会社岡内勧弘堂、弘和薬品株式会社およびダイワ薬品株式会社を株式交換により完全子会社化。

2005年10月

成和産業株式会社を株式交換により完全子会社化。

株式会社岡内勧弘堂が弘和薬品株式会社およびダイワ薬品株式会社と合併し、四国アルフレッサ株式会社に商号変更。

2006年4月

明祥株式会社を株式交換により完全子会社化。

2007年3月

アルフレッサ株式会社の子会社であった株式会社小田島を株式交換により完全子会社化。

2007年10月

シーエス薬品株式会社および株式会社琉薬を株式交換により完全子会社化。

アルフレッサ システム株式会社を日立製作所株式会社と合弁で設立。

2008年3月

アポロメディカルホールディングス株式会社を株式取得により子会社化。

2010年1月

アルフレッサ株式会社の子会社であった安藤株式会社およびアルフレッサ日建産業株式会社(旧日建産業株式会社)を株式交換により完全子会社化。

2010年10月

丹平中田株式会社(現アルフレッサ ヘルスケア株式会社)を株式交換により完全子会社化。

2011年10月

アルフレッサ株式会社が安藤株式会社を吸収合併。

シーエス薬品株式会社のセルフメディケーション卸売事業をアルフレッサ ヘルスケア株式会社へ会社分割により承継。

2012年10月

常盤薬品株式会社を株式交換により完全子会社化。

アルフレッサ株式会社の子会社であった株式会社恒和薬品を株式交換により完全子会社化。

2014年4月

篠原化学薬品株式会社(現アルフレッサ篠原化学株式会社)を株式交換により完全子会社化。

2014年10月

アルフレッサ ヘルスケア株式会社が株式会社茂木薬品商会を株式取得により完全子会社化。

2015年3月

株式会社日本アポックを株式取得により子会社化。

2015年4月

アルフレッサ ファーマ株式会社がアルフレッサ ファインケミカル株式会社を株式取得により完全子会社化。

成和産業株式会社が常盤薬品株式会社と合併し、ティーエスアルフレッサ株式会社に商号変更。

2016年4月

アルフレッサ株式会社がアルフレッサ日建産業株式会社を吸収合併。

サンノーバ株式会社を株式取得により完全子会社化。

2016年7月

ティーエスアルフレッサ株式会社の九州エリアにおける医療用医薬品等卸売事業をアルフレッサ株式会社へ事業譲渡により承継。

2016年10月

アルフレッサ株式会社がシーエス薬品株式会社を吸収合併。

2018年7月

株式会社恒和薬品の北海道エリアにおける医療用医薬品等卸売事業をアルフレッサ株式会社へ事業譲渡により承継。

2018年10月

株式会社恒和薬品が株式会社小田島と合併し、東北アルフレッサ株式会社に商号変更。

2021年4月

アルフレッサ ヘルスケア株式会社が株式会社茂木薬品商会を吸収合併。

アポロメディカルホールディングス株式会社が株式会社日本アポックおよび株式会社中日ファーマシーを吸収合併し、アポクリート株式会社に商号変更。

2022年4月

株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2023年2月

株式会社宮崎温仙堂商店を株式取得により完全子会社化。

2023年4月

アルフレッサ ファーマ株式会社がサンノーバ株式会社を吸収合併。

事業内容

アルフレッサホールディングスは、医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料などの卸売事業を中心とした持株会社です。

主な事業セグメントは以下の通りです。

医療用医薬品等卸売事業:

アルフレッサ、四国アルフレッサ、ティーエスアルフレッサ、明祥、㈱琉薬、東北アルフレッサ、アルフレッサ メディカルサービス、アルフレッサ篠原化学、㈱宮崎温仙堂商店、エス・エム・ディなどが医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料の卸売を行っています。

セルフメディケーション卸売事業:

アルフレッサ ヘルスケアが一般用医薬品、健康食品、ヘルスケア関連商品の卸売を手がけています。

医薬品等製造事業:

アルフレッサ ファーマが医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具、医薬品原薬などを製造販売しています。また、青島耐絲克医材有限公司が医療機器・用具を、アルフレッサ ファインケミカルが医療用医薬品原薬を、サンノーバが医薬品や医薬部外品を製造しています。

医療関連事業:

アポクリートが調剤薬局の経営を行っています。

その他事業:

アルフレッサ システムが情報システムの運用・保守および開発、エーエル プラスが運送業や倉庫業、アルフレッサ ビズサポートなどが保険代理業、不動産管理業務、日用雑貨消耗品等の販売などを手がけています。

経営方針

アルフレッサホールディングスは、医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料などの卸売事業を中心とした持株会社です。同社は、2025年3月期を最終年度とする「22-24中期経営計画 未来への躍進 ~進化するヘルスケアコンソーシアム®~」を策定しています。

同社の中期経営計画の主な内容は以下の通りです。

1. 経営方針

- 「理念体系」および「サステナビリティ基本方針」に基づき、「健康に関するあらゆる分野の商品・サービスを提供できるヘルスケアコンソーシアム®の実現」を目指す。

2. 中期経営計画の概要

- 医療用医薬品等卸売事業ではスペシャリティ領域とメディカル品、セルフメディケーション卸売事業では専売商品、医薬品等製造事業では受託製造ならびに中枢神経・診断薬領域、および医療関連事業では在宅医療などの成長領域に注力する。

- デジタルヘルスやヘルステックなどのデジタルツールの活用で新たな価値を創造し、顧客の課題解決を図る。

- 環境保全への取り組みとして、2050年度のCO2排出量実質ゼロに向けて、2024年度に10%、2030年度に30%の削減に取り組む。

- ダイバーシティを中心とした人財戦略の推進により、グループ一丸となった取り組みを実現する。

3. 目標とする経営指標

- 2025年3月期の目標:売上高2兆7,000億円、営業利益率1.5%以上、投資計画(累計)1,200億円、株主還元(DOE)2.4%以上

アルフレッサホールディングスは、中期経営計画に基づき、成長領域への注力、デジタル化の推進、サステナビリティ経営の強化などに取り組み、企業価値の向上を目指しています。