コメ兵ホールディングスJP:2780

時価総額
¥413.1億
PER
8.8倍
宝石、貴金属、時計、バッグ、衣料、カメラ、楽器の買取・販売、アパレルやスニーカーの販売、自動車用タイヤ・ホイールの販売、不動産賃貸管理。

沿革

1979年5月

名古屋市中区大須三丁目25番31号に「株式会社米兵(現株式会社コメ兵ホールディングス)(資本金14,000千円)」を設立。

1987年9月

社名を「株式会社コメ兵」へ変更。

1988年9月

個人買取仕入の拡大を目的として宅配による買取りをスタート。

1995年11月

東海地区の販売力の強化を目的として「コメ兵パート1」(名古屋市中区)を新築オープン。

1996年3月

関東地区の個人買取仕入拠点として「買取センター道玄坂」(東京都渋谷区)をオープン。

2000年4月

関西地区の個人買取仕入及び販売拠点として「コメ兵心斎橋店」(大阪市中央区)をオープン。

2000年5月

全国への販売力の強化を目的としてオンラインストアを開始。

2003年9月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

2004年3月

関東地区への本格的な販売店舗出店として「コメ兵有楽町店」(東京都千代田区)をオープン。

2004年12月

日本証券業協会への株式の店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2004年12月

東京証券取引所市場第二部及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。

2011年1月

「コメ兵有楽町店」に代わる関東地区の個人買取仕入及び販売拠点として「コメ兵銀座店」(東京都中央区)をオープン。

2012年1月

事業領域の拡大と経営体質の更なる安定化を目的として、株式会社クラフトをグループ会社化し、タイヤ・ホイール事業へ新規参入。

2012年2月

商品の一元管理機能と供給体制の強化を目的として、「商品センター」(名古屋市守山区)を開設。

2012年6月

中古品流通マーケットの拡大を目的として、株式会社KOMEHYOオークションを新たに設立。

2013年5月

2013年6月

2017年12月

2017年12月

2018年11月

2018年12月

2019年5月

2019年12月

2020年10月

2022年4月

2022年4月

2022年8月

2022年12月

自動車関連オリジナル部品及び用品の企画販売の強化を目的として、株式会社オートパーツKOMEHYO(現 株式会社オートパーツジャパン)を新たに設立。

海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、香港現地法人の「KOMEHYO HONG KONG LIMITED」を新たに設立。

海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、KOMEHYO HONG KONG LIMITEDのグループ会社となる米濱上海商貿有限公司を設立。

ブランド・ファッション事業の強化を目的として、株式会社イヴコーポレーションの全株式を取得しグループ会社化。

ブランド・ファッション事業の強化を目的として、株式会社シェルマンの全株式を取得しグループ会社化。

海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、KOMEHYO HONG KONG LIMITEDの出資によりSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limited(タイ)との合弁会社であるSAHA KOMEHYO COMPANY LIMITEDを設立。

株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスの全株式を取得しグループ会社化。

2019年10月設立の株式会社K-ブランドオフにより、株式会社ブランドオフを吸収分割により事業承継。これに伴い同社の連結子会社2社(BRAND OFF LIMITED及び名流國際名品股份有限公司)を含めグループ会社化。

持株会社体制へ移行し、株式会社コメ兵ホールディングスへ商号変更。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。

名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行。

ブランド・ファッション事業の強化を目的として、株式会社セルビーの全株式を取得しグループ会社化。

海外での中古品の仕入及び販売チャネルの拡大を目的として、KOMEHYO HONG KONG LIMITEDの出資によりKOMEHYO SINGAPORE PTE. LTD.(シンガポール)を設立。

事業内容

コメ兵ホールディングスは、複数の事業セグメントを展開しています。主要なセグメントには「ブランド・ファッション事業」、「タイヤ・ホイール事業」、「不動産賃貸事業」が含まれます。

ブランド・ファッション事業では、同社グループの株式会社コメ兵、株式会社K-ブランドオフ、株式会社KOMEHYOオークションが中古品の買取、販売(店舗・EC)、仲介、オークション運営を行っています。これには宝石、貴金属、時計、バッグ、衣料、きもの、カメラ、楽器などが含まれます。また、株式会社イヴコーポレーションはアパレルやスニーカー、シューケア商品を、株式会社シェルマンはアンティーク時計やジュエリー、オリジナル時計の販売を手がけています。株式会社セルビーでは、中古品の買取・販売とシステム開発を行っています。

タイヤ・ホイール事業は、株式会社クラフトが自動車用品や部品の販売を行い、「URBAN OFF CRAFT」や「EURO STYLE Craft」などのブランドを展開しています。株式会社オートパーツジャパンは中古タイヤ・ホイールの専門店「U-ICHIBAN」を運営し、株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスはオリジナルホイールの企画や製造を手がけています。

不動産賃貸事業では、店舗の賃貸管理やグループ会社への店舗賃貸を行っています。

これらの事業を通じて、コメ兵ホールディングスは幅広い商品とサービスを提供し、顧客ニーズに応える多角的なビジネスモデルを構築しています。

経営方針

コメ兵ホールディングスは、リレーユースを「思想」から「文化」に変えることをビジョンとして掲げ、ブランド・ファッション事業、タイヤ・ホイール事業、不動産賃貸事業を展開しています。同社は、リユース業界の資源価格の高騰や為替相場の変動、SDGsへの意識の高まりなどの経営環境の変化に対応しながら、成長戦略を推進しています。

ブランド・ファッション事業では、個人買取の強化、小売事業の強化、法人事業の強化、海外展開の強化、リユーステックの強化を中心に戦略を展開しています。これには、新規出店、ECサイトを中心としたOMO戦略、法人向けオークションの拡大、アジア市場への進出などが含まれます。

タイヤ・ホイール事業では、新品タイヤ・ホイールの販売強化、中古事業の再構築、メーカー事業の認知拡大と商品開発を進めています。これにより、安定的な収益確保と市場での優位性を目指しています。

不動産賃貸事業では、店舗の賃貸管理やグループ会社への店舗賃貸を通じて、グループ全体の事業基盤を支えています。

これらの戦略を支えるために、コメ兵ホールディングスは人材育成にも力を入れており、採用・バイヤー育成の強化、マネジメントスキル向上のための研修、多様な人材の活躍を推進する体制整備を行っています。これらの取り組みを通じて、同社は中長期的な成長を目指しています。