ヴィレッジヴァンガードコーポレーションJP:2769

時価総額
¥83億
PER
書籍、雑貨、CD・DVD、食品、アパレルを販売する「ヴィレッジヴァンガード」、ライフスタイルショップ「new style」、アウトレット「VINTAGE VANGUARD」運営。

沿革

1998年5月

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションに組織形態及び社名を変更

2000年6月

愛媛県松山市一番町に四国で初出店であるラフォーレ松山店(直営店舗、現在閉店)を出店

2000年9月

青森県八戸市三日町に直営50店舗目である八戸レック店(直営店舗、現在閉店)を出店

2002年11月

本社を愛知県愛知郡長久手町塚田526番地から愛知県愛知郡長久手町長配2丁目1313番地に登記変更

2003年2月

初の飲食事業であるダイナー阿佐ヶ谷店(直営店舗、現在閉店)を出店

2003年4月

日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録

(日本証券業協会は2004年12月にジャスダック証券取引所に移行しております)

2004年1月

本社を愛知県愛知郡長久手町長配2丁目1313番地から愛知県愛知郡長久手町大字長湫字上鴨田12番地1に登記変更

2004年4月

北海道旭川市に直営100店舗目であるイオン旭川西店(直営店舗)を出店

2006年11月

東京都杉並区に直営200店舗目であるダイナー西荻店(直営店舗、現在閉店)を出店

2007年5月

有限会社チチカカの全株式を取得し、100%子会社化するとともに株式会社へ組織変更

2009年9月

Village Vanguard(Hong Kong)Limitedを、Era-Bee Limitedと合弁で設立

(2018年9月に清算結了し、消滅)

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場

2010年8月

本社を愛知県愛知郡長久手町大字長湫字上鴨田12番地1を名古屋市名東区上社一丁目901番地に登記変更

2010年10月

大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2011年3月

株式会社Village Vanguard Webbedを設立(2021年6月に合併により消滅)

2012年4月

TITICACA HONGKONG LIMITED(現、連結子会社)を設立

2013年7月

東京証券取引所、大阪証券取引所の各市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2013年8月

比利緹卡(上海)商貿有限公司(現、連結子会社)を設立

2016年8月

2017年7月

2017年8月

2017年12月

2019年1月

2019年6月

株式会社チチカカの全株式を売却

東京都渋谷区に渋谷本店を出店

フード事業をAEフードアンドダイナー株式会社(現、エステールホールディングス株式会社)へ会社分割

優先株式を1,500株発行し、15億円増資

株式会社ヴィレッジヴァンガード(現、連結子会社)を設立

小売事業を株式会社ヴィレッジヴァンガード(現、連結子会社)へ会社分割

2021年6月

株式会社ヴィレッジヴァンガード(現、連結子会社)が株式会社Village Vanguard Webbedを吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

事業内容

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションとそのグループ企業は、書籍、雑貨(SPICE)、ニューメディア(CD・DVD)、食品、アパレルなどの販売を手掛ける多岐にわたる事業を展開しています。同社は、顧客に独創的なショッピング体験を提供することを目指し、各店舗で書籍や雑貨、ニューメディア、アパレルなどの商品を組み合わせた独自の「提案」を行っています。

主な業態としては、「遊べる本屋」として知られる「ヴィレッジヴァンガード」のほか、大人も楽しめるライフスタイルショップ「new style」、アウトレット業態の「VINTAGE VANGUARD」などがあります。これらの店舗は、書籍や雑貨、アパレルなどを融合させたユニークな空間を提供し、顧客に新しいショッピングの楽しみ方を提案しています。

一方で、同社グループには海外事業も存在しましたが、比利緹卡(上海)商貿有限公司は2016年3月末に、TITICACA HONGKONG LIMITEDは2017年6月末にそれぞれ店舗を閉鎖し、現在は清算手続きを進めています。これにより、同社グループの事業は主に国内に集中している状況です。

ヴィレッジヴァンガードコーポレーショングループは、書籍や雑貨、アパレルなどの販売を通じて、顧客に独自のショッピング体験を提供することに注力しています。その事業展開は、顧客の生活に新たな価値をもたらすことを目指しています。

経営方針

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、独創的な小売業の展開を通じて、顧客に「遊べる本屋」としてのユニークなショッピング体験を提供しています。同社は、書籍、雑貨、ニューメディアなどの商品を組み合わせた店舗運営を核とし、顧客に新しい価値を提供することを目指しています。その成長戦略は、独創的な空間の創出、オリジナル商品の展開強化、オンライン販売の拡大など、複数の軸にわたっています。

経営方針として、同社は人材育成にも力を入れており、企業理念に基づいた強い参画意識を持つ人材の育成を重視しています。これにより、小売業界の競争を乗り越え、企業価値および株主価値の増大を目指しています。

経営戦略の一環として、同社は店舗ごとに独創的な空間を創出し、顧客に「ドキドキ・ワクワクする体験」を提供することに注力しています。また、経営上の目標としてROA10.0%、ROE15.0%、売上高経常利益率10.0%を掲げ、資産の効率的な管理と事業の拡大を目指しています。

経営環境の変化に対応するため、同社は新たな来店動機の創出、新規事業による企業価値の向上、事業基盤の強化、人材育成、そしてステークホルダーの期待に応えるコーポレート・ガバナンスの実現に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、同社は持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しています。