エフティグループJP:2763

時価総額
¥379.3億
PER
7.7倍
ネットワークインフラ事業では「エフエネでんき」や「ひかり速トク」、法人ソリューション事業では情報通信機器や環境サービスを提供する企業。

事業内容

エフティグループは、親会社と11の連結子会社、1つの持分法適用関連会社で構成されています。同社はストック収益の拡大を目指し、小売電力サービス「エフエネでんき」などの自社ストックサービスの企画、開発、販売を行っています。

エフティグループの事業セグメントは、ネットワークインフラ事業、法人ソリューション事業、その他事業の3つに分かれています。これらのセグメントは、連結財務諸表注記に掲げるセグメントと同一の区分です。

ネットワークインフラ事業では、小売電力サービスとして「エフエネでんき」と「FTでんき」を提供しています。これらは株式会社エフエネが主に担当しています。また、光インターネットサービス「ひかり速トク」も提供しています。

法人ソリューション事業では、中小企業や個人事業主向けにネットワークセキュリティ商品や情報通信機器の販売、施工、アフターサービスを行っています。株式会社FTコミュニケーションズなどが関与しています。

その他事業では、蓄電池や太陽光発電設備の販売取次を行っています。株式会社FRONTIERが主にこの分野を担当しています。これにより、エフティグループは多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

経営方針

エフティグループは、多岐にわたる事業領域を持ち、LED照明や空調設備、太陽光発電設備などの環境関連商材から、ビジネスホンやOA機器、インターネット関連商材まで幅広く提供しています。同社は、親密なコミュニケーションを通じて新たな価値を創造し、企業価値を高めることを基本方針としています。

同社の成長戦略は、ストック収益の積み上げを重視し、安定した収益基盤の確立を目指しています。具体的には、小売電力サービス「エフエネでんき」や光回線サービス「ひかり速トク」などの自社サービスを強化し、顧客満足度の向上を図っています。また、事業基盤の安定化を図るため、電力調達先の分散や原価低減策を推進しています。

中長期的な経営戦略として、エフティグループは営業利益100億円を目標に掲げています。強い営業力や全国規模のアフターサービスを活かし、ストック収益の拡大や新規事業の開発、既存事業のマーケットシェア拡大を進めています。また、人材育成と優秀な人員の確保にも注力し、企業の持続的成長を支えています。

エフティグループは、「オフィスと生活に新たな未来を。」というキャッチフレーズのもと、法人だけでなく一般消費者にも親しまれる企業を目指しています。多様なニーズに応えるため、既存事業の強化と新たなサービスの開発を通じて、さらなる成長を追求しています。