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石光商事JP:2750
沿革
1951年5月 |
石光季男が神戸市葺合区(現 神戸市中央区)に㈱石光季男商店を設立、コーヒー生豆・紅茶原料の取扱開始。コーヒー生豆輸入統制下(関税35%)で、国内商社よりコーヒー生豆を仕入れ、全国の中小コーヒー焙煎業者に販売。 |
1953年3月 |
関東以北の販売強化のため、東京都千代田区に東京出張所開設。 |
1957年10月 |
酒類販売免許取得、洋酒の取引開始。 |
1963年7月 |
社名を「石光商事㈱」と変更し、東京出張所を東京支店に昇格。 |
1964年4月 |
九州地区販売強化のため、岡崎茂樹商店を吸収し、福岡市東区に福岡支店を開設。 |
1965年11月 |
東京都大田区に東京支店ビルを新築、移転。 |
1968年5月 |
東海地区販売強化のため、名古屋市北区に名古屋営業所を開設。 |
1970年7月 |
福岡市博多区に福岡支店ビルを新築、移転。 |
12月 |
名古屋市北区に名古屋営業所ビルを新築、移転。 |
1972年9月 |
コーヒー焙煎にかかわる公害問題への対応及び中小焙煎業者の合理化のため、主に関東地区の取引先との共同出資により、東京アライドコーヒーロースターズ㈱(現 連結子会社)を設立。 |
12月 |
名古屋営業所を名古屋支店に昇格。 |
1973年11月 |
コーヒー焙煎にかかわる公害問題への対応と中小焙煎業者の合理化のため、関西地区の取引先との共同出資により関西アライドコーヒーロースターズ㈱(現 連結子会社)を設立。 |
1976年10月 |
北海道地区販売強化のため、札幌市白石区に札幌営業所開設。 |
1978年2月 |
北九州地区販売強化のため、北九州市小倉北区に北九州営業所開設。 |
1982年7月 |
外食向けイタリア直輸入食材販売開始。 |
1987年3月 |
本社を神戸市灘区に移転。 |
1990年10月 |
札幌営業所を札幌支店に昇格。 |
1991年5月 |
札幌市豊平区に札幌支店ビルを新築、移転。 |
10月 |
合理化のため、北九州営業所を廃止し福岡支店に統合。 |
1995年1月 |
阪神・淡路大震災により本社隣接の物流センター倒壊。 |
1997年6月 |
大阪市西淀川区に物流センター開設。 |
1999年1月 |
本社隣地に本社ビルを新築、移転。 |
11月 |
ユーエスフーズ㈱(現 連結子会社)を買収、子会社化。 |
2002年11月 |
社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。 |
2004年12月 |
㈱ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。 |
10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2011年2月 |
東京都品川区に東京支店を移転。 |
3月 |
大阪市西淀川区の物流センター内に関西アライドコーヒーロースターズ㈱大阪工場を開設。 |
4月 |
輸出に加え、三国間貿易や海外での事業開拓を行う組織として、海外事業部門を新設。 |
2012年2月 |
中華人民共和国に石光商貿(上海)有限公司(現 連結子会社)を設立。 |
2013年1月 |
タイ王国にTHAI ISHIMITSU CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2013年12月 |
福岡市博多区内にて福岡支店を移転。 |
2015年6月 |
関西アライドコーヒーロースターズ㈱大阪工場がFSSC22000を取得。 |
2019年1月 |
インド共和国にA.Tosh Ishimitsu Beverages India Private Limited(現 連結子会社)を設立。 |
2019年8月 |
札幌市中央区に札幌支店を移転。 |
2020年3月 |
持分法適用関連会社であった東京アライドコーヒーロースターズ㈱を連結子会社化。 |
2020年6月 |
関西アライドコーヒーロースターズ㈱神戸工場がFSSC22000を取得。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ市場からスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
石光商事は、コーヒー及び食品の販売を主軸に展開する企業で、その事業構造は、自社および連結子会社6社、関連会社1社から成るグループ体制をとっています。事業セグメントは大きく分けて、コーヒー・飲料事業、食品事業、そして海外事業の3つに分類されます。
コーヒー・飲料事業では、コーヒー生豆、レギュラーコーヒー、インスタントコーヒー、紅茶などの茶類、さらにコーヒー関連器具や備品の販売を行っています。食品事業では、瓶詰・缶詰、小麦加工品、調味料、乳製品、油脂、酒類、素材加工品(水産・畜産・農産)、調理加工品、生鮮野菜、野菜缶詰、塩蔵野菜、農産加工品など、幅広い食品の販売を手掛けています。
海外事業では、これらの商品群を海外市場に向けて販売しており、石光商事は国内外問わず、多岐にわたる商品を提供しています。具体的には、石光商事は海外からの輸入品や国内仕入れ品を全国のコーヒー焙煎業者、業務用食品問屋、飲料メーカー、食品加工メーカー、量販店、外食チェーン店などに販売しています。
グループ会社の中には、ユーエスフーズ株式会社が自家焙煎喫茶店等の小口ユーザーにコーヒー生豆を販売する事業、関西アライドコーヒーロースターズ株式会社が石光商事が販売するコーヒー生豆の焙煎やレギュラーコーヒー・インスタントコーヒーの加工受託を行う事業など、特化したサービスを提供しています。また、海外では、石光商貿(上海)有限公司やTHAI ISHIMITSU CO., LTD.、A.Tosh Ishimitsu Beverages India Private Limitedなどが地域に根ざした販売や製造を展開しています。
経営方針
石光商事は、コーヒー、飲料、食品の専門商社として、業務用市場を中心に事業を展開しています。同社は、1906年の創業以来、長い業歴を持ち、「世界の食の幸せに貢献する」というミッションのもと、社会に必要とされ続ける企業を目指しています。そのために、社会と同じ方向を向いて事業を行い、利益とともに社会貢献にも取り組むことを重視しています。
石光商事は、新たな中期経営計画「SHINE2024」をスタートさせ、GHG(温室効果ガス)削減を通じた企業成長や、社会的課題解決のビジネス化に積極的に取り組んでいます。この計画では、サステナビリティと事業成長を両立させること、事業管理の高度化、DX推進・AI活用、人財力強化・エンゲージメント向上、グループ力の強化などを重点施策として掲げています。
また、同社は投資効率管理の向上を目指し、ROIC(投下資本利益率)経営の導入を推進しています。これにより、事業ポートフォリオマネジメントを行い、投資及び経営資源配分の最適化を図っています。さらに、非財務情報の定量化や積極的な開示を通じて、信頼度の向上にも努めています。
石光商事は、既存事業の枠組みのもとでヒット商品を生み出し、新規事業を発展させること、成長余地のある海外事業の拡大、GHG削減等を含めた付加価値の創出に取り組んでいます。これらの施策を通じて、永く続く企業を目指し、さらなる企業価値の向上に努めています。