エディオンJP:2730

時価総額
¥1797.7億
PER
17.9倍
家電量販店運営、携帯電話専門店、通信販売「エディオンネットショップ」、フランチャイズ供給、ソフト専門店、インターネットサービスプロバイダ、オフィス用品販売、酒類販売、システム開発・デジタルマーケティング、太陽光発電システム販売・工事、住宅リフォーム、配送サービス、中古情報通信機器買取・販売、貨物運送・倉庫管理、企画・印刷事業、プログラミング教室運営、プロサッカーチーム運営。

沿革

2002年3月

2002年3月29日、中国・四国・九州地方を基盤とする株式会社デオデオと中部地方を基盤とする株式会社エイデンが、共同で株式移転方式により当社「株式会社エディオン」を設立。

株式会社東京証券取引所、株式会社大阪証券取引所(現 株式会社大阪取引所)及び株式会社名古屋証券取引所の市場第一部に上場。

2004年3月

株式会社大阪証券取引所(現 株式会社大阪取引所)上場廃止。

2005年4月

株式会社ミドリ電化を株式交換により完全子会社化。

2007年6月

株式会社サンキューの株式を40%取得し、連結子会社化。

2009年10月

株式会社デオデオが株式会社ミドリ電化を吸収合併し、社名を株式会社エディオンWESTに変更。

株式会社エイデンが社名を株式会社エディオンEASTに変更。

2010年10月

株式会社エディオンEAST及び株式会社エディオンWESTを吸収合併。

2011年10月

株式会社サンキュー(現連結子会社)の全株式を取得。

株式会社サンキューハウスシステム(現株式会社エディオンハウスシステム 現連結子会社)の全株式を取得。

2012年4月

株式会社イー・アール・ジャパン(現連結子会社)に出資し、55%の株式を取得。

2016年8月

株式会社イー・アール・ジャパンの株式を30%取得。

2017年3月

株式会社イー・アール・ジャパンの全株式を取得。

2017年8月

フォーレスト株式会社(現連結子会社)の全株式を取得。

2018年3月

株式会社e-ロジ(現連結子会社)に出資し、80%の株式を取得。

2018年6月

株式会社福徳(現フォーレスト酒販株式会社 現連結子会社)の全株式を取得。

2019年9月

株式会社e-ロジの全株式を取得。

2019年11月

株式会社ジェイトップ(現連結子会社)の全株式を取得。

2019年12月

夢見る株式会社(現連結子会社)の全株式を取得。

2021年2月

株式会社PTN(現連結子会社)の全株式を取得し、株式会社PTNとその子会社である株式会社プライムステーション(現連結子会社)、株式会社Hampstead、株式会社EdBank(現連結子会社)を連結子会社化。

2021年11月

株式会社名古屋証券取引所上場廃止。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年10月

株式会社エヌワークが株式会社Hampsteadを吸収合併し、社名を株式会社EDIONクロスベンチャーズ(現連結子会社)に変更。

事業内容

エディオン株式会社とそのグループ企業は、家庭電化商品の販売を主軸に、北海道から沖縄まで幅広い地域で家電量販店を展開しています。エディオン自体が387店舗、サンキューが30店舗を運営。さらに、エディオンは30の携帯電話専門店も運営し、インターネット上の「エディオンネットショップ」を通じた通信販売事業も手掛けています。また、フランチャイズ契約を通じて、家庭電化商品の供給も行っており、エディオンが757店舗、サンキューが1店舗のフランチャイズ店を持っています。

その他の事業としては、ソフト専門店の運営、インターネットサービスプロバイダ事業、オフィス用品や日用品の販売、酒類の販売など多岐にわたります。エディオンクロスベンチャーズは、グループの情報システム運用やデジタルマーケティング、システム開発を担当。エディオンハウスシステムは太陽光発電システムの販売や住宅リフォームを、ジェイトップは配送業務を、イー・アール・ジャパンは中古情報通信機器の買取・販売や有用金属の加工・販売を行っています。さらに、e-ロジは貨物運送・倉庫管理、プライムステーションは企画・印刷事業を展開しています。

加えて、夢見る株式会社とエドバンクはプログラミング教室の運営を、関連会社のサンフレッチェ広島はプロサッカーチームの運営を行い、エディオンはクラブトップパートナーを務めています。これらの事業展開を通じて、エディオングループは多角的なビジネスモデルを構築しています。

経営方針

エディオン株式会社は、家電量販店を中心に、様々な事業を展開している企業グループです。同社は、「効用の提供と完全販売によるお客様第一主義の実現」を経営理念に掲げ、商品の価値提供と優れたサービスを通じて、お客様との信頼関係を築くことを目指しています。経営環境の変化に対応し、収益力の向上と持続的な成長を目指すため、エディオンは複数の施策を推進しています。

収益力向上のため、エディオンは顧客サービスの充実、販売促進策の実施、エディオンアプリ会員の獲得、デジタル販促の活用、および物流・サービス体制の改善に取り組んでいます。また、販売管理費のコントロールを通じて、ローコスト運営の実現を目指しています。

持続的な成長に向けては、オリジナル商品「e angle」の展開、リフォーム分野での売上拡大と施工体制の強化、エディオンネットショップを通じたオンラインとオフラインの連携強化、ロボットプログラミング教育の提供、そしてサステナビリティ経営への取り組みを進めています。これらの施策は、顧客ニーズの顕在化と売上の拡大を図ることを目的としています。

さらに、コンプライアンスの徹底、社内研修の実施、内部統制や内部監査の強化、そして経営に関連する新たな法規制への迅速な対応も、エディオンの重要な取り組みです。これらの施策を通じて、エディオンは収益力の向上と持続可能な成長を目指し、家電量販店としての生活提案や商品開発を行いながら、社会課題の解決にも貢献していく方針です。