エディオンJP:2730

時価総額
¥2273.7億
PER
14.7倍
家庭電化商品の販売を中心に、携帯電話専門店やインターネット通販、フランチャイズ展開、さらにインターネットサービスプロバイダ事業や住宅リフォーム、プロサッカーチーム運営など多岐にわたる事業。

事業内容

エディオンは、家庭電化商品を中心に幅広い事業を展開しています。主な事業セグメントは、家電量販店の運営、携帯電話専門店の運営、通信販売、フランチャイズ店への商品供給です。エディオンは全国に392店舗、サンキューは31店舗を運営しています。

エディオンは、インターネット上で「エディオンネットショップ」を運営し、家庭電化商品の通信販売を行っています。また、携帯電話専門店も30店舗展開しています。フランチャイズ契約を通じて、エディオンは735店舗、サンキューは1店舗に商品を供給しています。

その他の事業として、エディオンはインターネットサービスプロバイダ事業を展開し、約61万7千人の会員を抱えています。フォーレストは文具や日用品の通信販売を行い、EDIONクロスベンチャーズは情報システムの運営やデジタルマーケティングを手掛けています。

エディオンハウスシステムは住宅リフォームや太陽光発電システムの販売・工事を行っています。ジェイトップは一般貨物運送業や家電販売・設置事業を展開し、イー・アール・ジャパンはリユース・リサイクル事業を行っています。

プライムステーションは企画・印刷事業を手掛け、夢見るとEdBankはプログラミング教室を運営しています。麻布は屋根・外壁塗装を行い、室山運輸は一般貨物運送業を展開しています。ジャパンネクストリテイリングは給湯設備機器の販売・工事を行っています。

サンフレッチェ広島はプロサッカーチームを運営し、エディオンはクラブトップパートナーを務めています。これらの多岐にわたる事業を通じて、エディオンは幅広い顧客ニーズに応えています。

経営方針

エディオンは、成長戦略として「効用の提供と完全販売によるお客様第一主義の実現」を掲げています。単なる商品販売にとどまらず、商品がもたらす価値を提供し、優れたサービスでその価値を維持することを目指しています。従業員一人ひとりが「おもてなしの心」を持ち、誠実な応対を通じて顧客との信頼関係を築くことを重視しています。

エディオンは、家電市場の安定的な需要を背景に、eコマース市場の拡大に対応するため、デジタル販促の活用やエディオンアプリ会員の獲得を推進しています。店舗では、顧客の潜在ニーズに応える商品提案やサービスを強化し、家庭内シェアの拡大を図っています。また、物流・サービス体制の強化により、利便性の向上を目指しています。

持続的な成長に向けて、エディオンはオリジナル商品「e angle」の展開を通じて新たな市場を開拓し、売上と利益の向上を図っています。リフォーム分野では、省エネ性能や安全性を重視した商品開発と施工体制の強化に取り組んでいます。さらに、エディオンネットショップを通じて、店舗と連携したサービスを提供し、多様化する顧客ニーズに応えています。

エディオンは、サステナビリティ方針を制定し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。環境問題や社会課題の解決に取り組み、従業員一人ひとりがサステナビリティ経営に貢献することを目指しています。また、コンプライアンスの徹底を図り、法令遵守と内部統制の強化を進めています。

エディオンは、事業基盤の強化と収益力の向上を目指し、営業利益率の改善に努めています。キャッシュ・フロー重視の経営を徹底し、資産・負債の圧縮と収益力の向上を図ることで、資本効率を高め、中長期的な経営指標の改善を目指しています。