キャンドゥJP:2698

時価総額
¥477.4億
PER
キャンドゥのチェーン展開を中心に、日用雑貨や加工食品の小売り、商品企画・調達、直営・FC加盟店への卸販売、海外小売業者への卸も展開。

沿革

1993年12月

埼玉県戸田市に100円ショップのフランチャイズ店への卸売業、及び直営店の小売業を事業とした会社組織 株式会社キャンドゥ(資本金1,000万円)設立

1994年1月

フランチャイズシステム確立

1997年7月

埼玉県蕨市に蕨東口店オープン

1997年10月

本部基幹システムを構築

全店舗受発注管理システム(店舗発注EOS)を導入

1999年4月

日本ショッピングセンター協会加盟

2000年6月

事業拡大に対応する本社機能充実のため、本社業務を東京都板橋区に移転

2001年6月

日本証券業協会に株式を店頭登録

2003年12月

東京証券取引所市場第二部上場

直営全店で店舗基盤システムを導入

2004年11月

東京証券取引所市場第一部上場

2006年4月

300円・500円商材の導入とPOSシステム導入を一部店舗よりスタート

2007年1月

中国に、当社100%出資の感動(上海)商業有限公司(連結子会社)を設立

2007年4月

100円ショップをチェーン展開する株式会社ル・プリュの全株式を取得し子会社化

2008年11月

株式会社ル・プリュは全事業を当社に譲渡

2008年12月

株式会社ル・プリュ解散

2009年12月

2010年2月

2011年2月

株式会社タヤ製作所より100円ショップ「オレンジ」事業の一部を譲受

本社3本部制の導入(商品本部・販売本部・管理本部)

城戸一弥が代表取締役社長に就任

2012年4月

2012年9月

東京都板橋区から新宿区に本社を移転

POS/自動発注システム直営店全店導入完了

2012年12月

2013年2月

2013年12月

2014年9月

2014年11月

2014年12月

2015年5月

2016年4月

2016年12月

2016年12月

2017年4月

2018年8月

2018年12月

2020年7月

2020年12月

2022年1月

2022年11月

2023年1月

ロゴを「Can★Do」に変更

新ブランド仕様店舗一号店として「新百合丘オーパ店」リニューアル・オープン

300円・500円商材の販売終了

株式会社アクシス(現・連結子会社)を設立

株式会社城商より100円ショップ事業の一部を譲受

取引先株式会社サエラの100円ショップ向け商品卸部門を、当社子会社である株式会社アクシスが吸収分割により承継

関連会社CANDO KOREA INC.を設立

4営業所(北日本、首都圏、中日本、西日本)を開設

韓国エリアフランチャイズ契約解除に伴うCANDO KOREA INC.との資本提携解消

バックオフィスシステムを導入

新型POS直営店全店導入完了

感動(上海)商業有限公司(連結子会社)清算結了

近畿営業所を開設

200円・300円・400円・500円の他価格帯商材導入

直営部・FC部を統合し、3営業部(東日本、中日本、西日本)、6営業所(札幌、埼玉、東京、東海、大阪、福岡)体制の導入

当社は、イオン株式会社の公開買付けによりイオン株式会社の子会社化

「発信」をコンセプトとした「ライフスタイル提案型ショップ(New Can★Do)」をイオンモール福岡にオープン

本社5本部制の導入(店舗開発本部・店舗運営本部・商品企画本部・管理本部・グループ連携本部)

事業内容

キャンドゥは、イオン株式会社を親会社とするグループの一員であり、国内子会社1社と親会社の子会社1社から構成されています。同社は、日用雑貨や加工食品を扱う小売店舗チェーンの展開を主な事業としています。キャンドゥは、商品の企画や調達を自ら担い、直営店での小売販売のほか、フランチャイズ加盟店への卸販売も行っています。さらに、海外の小売業者への卸販売も手掛けるなど、国内外で幅広いビジネスを展開しています。

キャンドゥの事業構造は、単一セグメントに基づいており、そのためセグメント情報の詳細な記載は省略されています。このことから、同社の事業活動は、日用雑貨や加工食品の小売りに特化していることがうかがえます。直営店舗の運営に加え、フランチャイズシステムを通じた加盟店への卸販売、そして海外市場への展開という三つの柱で、キャンドゥは多角的なビジネスモデルを構築しています。

経営方針

キャンドゥは、100円ショップを展開する小売業界の中で、独自の成長戦略を推進しています。同社は、100円の価値を追求し、老若男女問わず幅広い顧客層に支持される「信頼No.1」のブランドを目指しています。そのために、企業理念に基づき、公平性・透明性・納得性を確保した企業活動を行い、コンプライアンスを遵守しながら、業績目標の達成と地域社会への貢献を最重要課題としています。

中期経営計画では、営業利益率5%以上、自己資本当期純利益率(ROE)10%以上を目標として掲げています。これを達成するために、同社は「量から質への転換」、「販路の拡大」、「商品・ブランドの差別化」、「企業価値の向上」を重点領域としています。特に、イオングループの一員として、イオングループとの協業によるシナジーを最大限発揮し、中長期経営計画「CanDo×AEON五ヶ年計画」の達成に向けて努力しています。

販路の拡大に関しては、新しい店舗コンセプト「ライフスタイル提案型ショップ(New Can★Do)」を展開し、事業領域の拡大を目指しています。商品・ブランドの差別化では、生活必需品の維持、趣味趣向品の拡大、環境に配慮した商品の開発を推進し、SNSを通じた情報発信・分析に基づく独自性のある商品開発に注力しています。また、企業価値の向上を目指し、イオングループのアセットを活用した売上増加と利益確保、IT・デジタル化によるシステムの刷新、物流改革を推進しています。

キャンドゥは、これらの戦略を通じて、お客様満足の最大化を追求し、安定した成長と利益確保を両立させることで、企業価値の向上を目指しています。