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焼肉坂井ホールディングスJP:2694
沿革
1959年11月 |
仙台市名掛丁(現青葉区)に株式会社教育用品センターを設立 |
1960年1月 |
仙台市元寺小路(現宮城野区)に本社を移転 |
1973年9月 |
商号を株式会社元禄に変更 |
1973年10月 |
仙台市旭ヶ丘(現青葉区)に本社を移転 |
1981年2月 |
元禄産業株式会社(本社:大阪府東大阪市)と商標、営業名称の「専用使用許諾契約」を締結 |
1986年4月 |
仙台市大和町(現若林区)に本社を移転 |
1989年2月 |
子会社株式会社オレンジファイナンスを設立 |
1989年3月 |
子会社株式会社オレンジファイナンスに寿司部門を営業譲渡 同時に、商号を当社は株式会社オレンジファイナンス、子会社は株式会社元禄と変更 |
1991年9月 |
子会社株式会社元禄を吸収合併、同時に商号変更し当社が株式会社元禄に変更 |
1991年12月 |
仙台市青葉区本町二丁目1番29号に本社を移転 |
1996年11月 |
新商標「平禄寿司・シンボルマーク」に切替開始(1997年2月全店切替完了) |
1997年2月 |
元禄産業株式会社との商標、営業名称の「専用使用許諾契約」の契約満了 |
1997年4月 |
商号を平禄株式会社に変更 |
2001年4月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年7月 |
株式会社ジー・コミュニケーション(本社:名古屋市北区)と「資本業務提携契約」を締結 |
2005年8月 |
株式会社ゼクーの破産管財人より、営業の一部(郊外型居酒屋「とりあえず吾平」)を譲受け |
2005年10月 |
商号を株式会社ジー・テイストに変更 |
2006年4月 |
仙台市若林区に本社を移転 |
2006年6月 |
新日本プロレスリング株式会社とアントニオ猪木氏に係る「肖像権等使用許諾契約」を締結 |
2006年10月 |
株式会社江戸沢(株式会社グローバルアクト)を子会社化 |
2007年5月 |
子会社株式会社グローバルアクトより、営業の一部(ちゃんこ江戸沢15店舗)を譲受け |
2007年5月 |
子会社株式会社グローバルアクトの非子会社化 |
2008年6月 |
株式会社グローバルアクトより営業の一部(小樽食堂2店舗、ちゃんこ江戸沢2店舗)を譲受け |
2009年4月 |
株式会社グローバルアクトを子会社化 |
2009年8月 |
子会社株式会社グローバルアクトを吸収合併 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に上場 |
2010年7月 |
フードインクルーヴ株式会社を吸収合併 |
2011年9月 |
仙台市宮城野区に本社を移転 |
2011年10月 |
営業の一部(「益益」事業)を譲渡 |
2013年2月 |
当社の親会社である株式会社ジー・コミュニケーションが実施した第三者割当増資の引受により、株式会社クックイノベンチャーは、議決権総数68.2%を取得し、当社の親会社となる。 |
2013年5月 |
株式会社神戸物産が、当社の親会社である株式会社クックイノベンチャーを連結子会社としたことにより、当社の親会社となる。 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)に上場 |
2013年8月 |
株式会社ジー・ネットワークス及び株式会社さかいとの共同新設分割により、子会社株式会社クック・オペレーションを設立 |
2013年8月 |
株式会社ジー・ネットワークス及び株式会社さかいを吸収合併 |
2015年1月 |
新設分割により、子会社株式会社ジー・アカデミー(現連結子会社)を設立 |
2016年4月 |
株式会社活性化本舗さぬき(現 株式会社ジー・アクアパートナーズ、現連結子会社)を子会社化 |
2016年7月 |
名古屋市北区に本社を移転 |
2018年3月 |
子会社株式会社ジー・アカデミーとNOVAホールディングス株式会社のフランチャイズ契約終了 |
2018年4月 |
子会社株式会社敦煌(現連結子会社)を設立 |
2018年6月 |
株式会社オーディンフーズ(現 株式会社テンフォー)を子会社化 |
2018年7月 |
株式会社タケモトフーズ(現連結子会社)を子会社化 |
2018年9月 |
株式会社壁の穴(現連結子会社)を子会社化 |
2018年10月 |
株式会社大勝物産より、営業の一部(フレンチ事業)を譲受け |
2018年10月 |
株式会社湯佐和(現 株式会社丸七、現連結子会社)を子会社化 |
2019年3月 |
子会社株式会社DBT(現連結子会社)を設立 |
2019年5月 |
共同出資により、株式会社ふらんす亭(現連結子会社)を設立 |
2020年6月 |
株式会社神戸物産が、その保有する株式会社クックイノベンチャー(当社の親会社)の全株式を譲渡したことにより、当社の親会社に該当しないこととなる。 |
2020年7月 |
連結子会社株式会社クック・オペレーションを吸収合併 |
2021年7月 |
商号を株式会社焼肉坂井ホールディングスに変更 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ市場(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
2023年1月 |
連結子会社株式会社テンフォーの株式の一部を譲渡したことにより、同社は当社の連結子会社から外れることとなる。 |
事業内容
焼肉坂井ホールディングスグループは、多岐にわたる飲食業態を展開している企業群であり、その事業内容は外食事業を中心に構成されています。同社グループには、株式会社クックイノベンチャーや株式会社ジー・コミュニケーションをはじめとする親会社、そして株式会社敦煌、株式会社タケモトフーズ、株式会社壁の穴、株式会社丸七、株式会社DBT、株式会社ジー・アクアパートナーズ、株式会社ジー・アカデミー、株式会社ふらんす亭などの連結子会社が含まれます。
外食事業においては、焼肉業態の「肉匠坂井」「焼肉屋さかい」、寿司業態の「平禄寿司」、居酒屋業態の「とりあえず吾平」「村さ来」、ファーストフード業態の「おむらいす亭」「長崎ちゃんめん」など、多様なブランドでチェーン店を展開しています。これらの店舗は、直営店のほか、フランチャイズ加盟店への商品販売も行っています。
また、連結子会社の株式会社敦煌は中華料理業態の「敦煌」やしゃぶしゃぶ業態の「しゃぶしゃぶ清水」を、株式会社タケモトフーズはフードコート「ワールドグルメジャンクション」の運営を、株式会社壁の穴はイタリアン業態「壁の穴」を、株式会社丸七は寿司・海鮮居酒屋業態「七福」を、株式会社DBTはフレンチ業態「ドミニク・ブシェ トーキョー」及び「レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ」を、株式会社ジー・アクアパートナーズは四国水族館の飲食事業を、そして株式会社ふらんす亭はステーキ・カレー業態「ふらんす亭」を展開しています。
これらの事業展開を通じて、焼肉坂井ホールディングスグループは、外食業界における多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。
経営方針
焼肉坂井ホールディングスは、食を通じて地域のお客様に笑顔を提供することを経営理念として掲げています。同社グループは、外食事業を中心に多岐にわたる飲食業態を展開し、幅広いサービスを提供しています。経営上の目標として、2024年3月期のEBITDA目標値を699百万円と設定し、キャッシュフローの獲得を重視しています。
同社グループは、厳しい経営環境の中で事業の拡大と収益基盤の強化を目指しています。具体的には、人材の確保や育成の強化、新規出店の積極的な推進、サービス品質の向上(QSC)、原材料の調達戦略の最適化、そして新規事業への取り組みを重点領域としています。
人材面では、焼肉業態や寿司業態などでの専門性の高い調理能力を有する人材の育成に注力し、店舗運営管理者や次世代の経営者層の育成を継続しています。また、労働環境の改善を図り、優秀な人材の定着率向上を目指しています。
新規出店に関しては、焼肉業態を主力とし、国産牛焼肉食べ放題「肉匠坂井」の出店を直営店・フランチャイズ店ともに積極的に進めています。さらに、石焼ビビンバ専門店「アンニョン」などの日常食・ファーストフード業態も第2の柱として注力しています。
サービス品質の向上では、マニュアル整備や研修の強化、メニューの定期的な更新や季節に応じたフェアメニューの提案などを通じて、顧客ニーズに応える取り組みを進めています。また、配膳ロボットの導入やキャッシュレス化の推進などにより、生産性の向上と新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に努めています。
原材料の調達では、価格高騰や供給不安への対応として、複数社・複数産地からの購買や原産地・商品の変更を積極的に行っています。新規事業への取り組みとしては、多様化するニーズや新たなライフスタイルに対応するため、既存事業の収益を維持しつつ、将来の新たな柱となる事業の開発にも引き続き積極的に取り組んでいます。