ハードオフコーポレーションJP:2674

時価総額
¥237.5億
PER
13倍
リユース品の買取・販売を行うハードオフ、オフハウス、モードオフ、ガレージオフ、ホビーオフ、リカーオフ、ブックオフを展開、システム開発事業も手がける。

沿革

1972年7月

家庭用電気機器の販売を目的として株式会社サウンド北越を設立

1972年8月

新潟県新発田市中央町に「サウンド北越新発田店」を新設し、営業を開始

1987年5月

新潟県新発田市緑町に「サウンド北越新発田バイパス店」を新設

1993年2月

リユース品の買取・販売を行う、「ハードオフ」を開発

新潟県新潟市(現在の新潟市中央区)の「サウンド北越紫竹山店」を「ハードオフ新潟紫竹山店」に業態変更し、以後順次既存店舗を業態変更

1994年6月

「ハードオフ」のフランチャイズ・チェーン(以下「FC」という。)事業を開始

1995年4月

株式会社ハードオフコーポレーションに商号変更

1997年10月

ブックオフコーポレーション株式会社のフランチャイジーである新潟ブックオフ株式会社(1993年1月に当社役員により設立)を吸収合併し、ブックオフ事業を開始

1997年11月

新潟県新発田市新栄町に本社を移転

1998年5月

「オフハウス」を開発し、FC事業を開始

1998年11月

新潟県柏崎市に「オフハウス柏崎店」を直営1号店として新設

1999年8月

直営・FC店舗数が100店舗達成

2000年11月

日本証券業協会に店頭登録

2001年7月

新潟県新潟市(現在の新潟市中央区)に「モードオフ新潟古町5番町店」を直営1号店として新設(2010年6月閉店)

2002年4月

直営・FC店舗数が300店舗達成

2002年5月

新潟県新潟市(現在の新潟市中央区)に「ガレージオフ新潟近江店」を直営1号店として新設(2005年11月閉店) 同時に、「ガレージオフ」のFC展開を開始

2004年2月

東京証券取引所市場第二部に上場

2004年4月

新潟県長岡市に「ホビーオフ長岡古正寺西店」を直営1号店として新設

2005年2月

直営・FC店舗数が500店舗達成

2005年3月

東京証券取引所市場第一部に指定

2011年7月

株式会社エコモードを完全子会社化

2013年7月

東京都杉並区に「リカーオフ高円寺純情商店街店」を直営1号店として新設

2013年9月

直営・FC店舗数が700店舗達成

2013年11月

株式会社ビッグアルファを100%子会社化し、株式会社ハードオフファミリーに商号変更

2013年12月

福岡無線株式会社を100%子会社化

東京オフィスを東京都港区新橋に開設

2014年1月

株式会社ハードオフファミリーが福岡無線株式会社を合併

2014年5月

ハードオフ1号店の「ハードオフ新潟紫竹山店」をハードオフオーディオサロンにリニューアル

2014年12月

ハードオフ・オフハウス沖縄泡瀬店(FC加盟店)をオープン 全国47都道府県への出店を達成

2016年6月

米国ハワイ州に子会社 ECO TOWN HAWAII INC.を設立

2017年4月

米国ハワイ州1号店をオープン

2017年7月

米国カリフォルニア州に子会社 ECO TOWN USA INC.(現・連結子会社)およびECO TOWN USA FRANCHISING INC.(現・非連結子会社)を設立

2017年8月

台湾台北市に子会社  台湾海德沃福股份有限公司(HARD OFF TAIWAN INC.)を設立

(現・連結子会社)

2018年4月

台湾1号店をオープン

2019年4月

米国カリフォルニア州1号店をオープン

2020年4月

直営・FC店舗数が900店舗達成

株式会社エコモードを吸収合併

インフォノース株式会社を100%子会社化し、リンクチャネル株式会社に商号変更

2020年10月

株式会社エコプラスを100%子会社化

2022年3月

ECO TOWN USA INC.がECO TOWN HAWAII INC.を吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

ハードオフコーポレーションとそのグループ会社は、リユース事業とフランチャイズ(FC)事業を中心に展開しています。リユース事業では、ハードオフ、オフハウス、モードオフ、ガレージオフ、ホビーオフ、リカーオフといったブランド名で、様々な商品の買取と販売を行っています。これらの店舗では、パソコン、オーディオ、ビジュアル機器、楽器、腕時計、カメラ、ブランド品、家具、インテリア、衣料品、自動車用品、トレーディングカード、ゲーム、フィギュア、酒類など、幅広いカテゴリーの商品を扱っています。

また、同社はブックオフコーポレーションのFC加盟店として、本、CD、DVD、ゲームソフトの買取・販売も手掛けています。FC事業では、上記リユースブランドの全国展開をサポートし、加盟店に対して商品供給や経営指導を提供しています。

連結子会社を通じて、国内外での事業展開も積極的に行っており、株式会社ハードオフファミリーは首都圏と長崎県で、株式会社エコプラスは北海道と東北地域で、それぞれリユース事業を展開。海外では、ECO TOWN USA INC.がアメリカ合衆国のカリフォルニア州とハワイ州で、台湾海德沃福股份有限公司(HARD OFF TAIWAN INC.)が台湾でリユースショップを運営しています。

その他の事業として、連結子会社リンクチャネル株式会社はシステム開発事業を行っており、ハードオフコーポレーショングループの多角的な事業展開を支えています。

経営方針

ハードオフコーポレーションは、リユース事業を核として、独自の成長戦略を推進しています。同社は、理念経営を深化させ、リアル店舗を中心にしたオムニチャネル戦略「“Re”NK CHANNEL」を展開し、国内外でのリユース業界のリーディングカンパニーとして、循環型社会の構築に貢献することを目指しています。

中期経営計画では、「2025年1,000店舗体制」を目標に掲げ、四つの柱を中心に戦略を進めています。第一に、リアル店舗戦略では、地域密着型の店舗運営を強化し、店舗ごとの個性を活かした販売を推進しています。第二に、出店戦略では、地方都市を含む新たな市場への積極的な出店を行い、店舗網の拡大を図っています。

第三に、ネット戦略として、スマートフォンアプリの強化や公式ECサイト「オフモール」の運営を通じて、オンラインでの販売促進を図っています。第四に、海外戦略では、アメリカやアジア各国への出店を進め、日本のリユース文化の普及に努めています。

さらに、SDGsへの貢献を事業の一環として位置づけ、環境に優しいリユース事業を通じて社会課題の解決に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、ハードオフコーポレーションは、業界のリーダーとして、環境と共生した企業活動を推進し、企業価値の向上を目指しています。