夢みつけ隊JP:2673

時価総額
¥11.5億
PER
9.8倍
通販小売事業では中高年男性向けカタログ販売、健康食品の頒布、インターネット販売、不動産事業では東京、大阪、他で物件販売・賃貸、介護事業ではデイサービス運営。

沿革

昭和55年10月

光学機器、健康機器、鞄、アウトドア用品等の分野において独自性に富んだ高付加価値商品の通信販売を目的として資本金300万円で東京都台東区に株式会社コスミック(現 夢みつけ隊株式会社)を設立。

平成5年3月

決算期を9月から3月に変更。

平成6年5月

保険及び広告の代理店として、有限会社アストロ(平成19年9月、STEILAR C.K.M株式会社(現 夢みつけ隊株式会社)に吸収合併)を設立。

平成6年9月

会社の商号を株式会社夢みつけ隊に変更(現 夢みつけ隊株式会社)。

平成8年2月

東京都豊島区に本社社屋を移転。

平成12年10月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

平成14年5月

沖縄県那覇市に有限会社アネシスコールセンター(現 株式会社ホット・コミュニケーション)(連結子会社)を設立し、受注業務の委託を開始。

平成16年4月

東京都新宿区西新宿に本社社屋を移転。

平成16年8月

会社の商号をSTEILAR C.K.M株式会社に変更(現 夢みつけ隊株式会社)。

平成16年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

平成17年7月

1単元の株式数を1,000株から100株に変更。

平成18年6月

子会社である株式会社クリスタルアース(平成19年9月、STEILAR C.K.M株式会社(現 夢みつけ隊株式会社)に吸収合併)において、デイサービス(通所介護)を行うライフステージ有限会社(現 ライフステージ株式会社)の株式を取得し子会社化。

平成19年9月

株式会社クリスタルアース(連結子会社)を吸収合併。

平成21年2月

東京都新宿区愛住町に本社社屋を移転。

平成21年9月

第三者割当増資を実施。

平成22年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。

平成23年7月

会社の商号を夢みつけ隊株式会社に変更。

平成25年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

平成28年6月

東京都千代田区神田東松下町に本社を移転。

令和4年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。

事業内容

夢みつけ隊株式会社とそのグループ企業は、通販小売事業、不動産事業、介護事業の三つの主要セグメントで事業を展開しています。

通販小売事業では、夢みつけ隊株式会社が中心となり、中高年男性をターゲットにしたカタログ通信販売を行っています。健康食品や消耗品などのリピート購入が見込まれる商品の頒布販売や、インターネットのショッピングモールを通じた販売も手掛けています。また、同社は顧客獲得や管理のノウハウを活かし、他企業へのサービス提供も行っています。子会社の株式会社ホット・コミュニケーションは、コールセンター業務を通じて、顧客からの受注業務や販売促進活動を担当しており、One to Oneコミュニケーションを重視したサービス提供を心掛けています。

不動産事業においては、夢みつけ隊株式会社が東京都、大阪府、神奈川県、千葉県、山梨県にて合計7物件の販売用不動産を所有し、そのうち3物件では賃貸を通じて収益確保を目指しています。

介護事業は、子会社のライフステージ株式会社が担当しており、千葉県八千代市で「八千代フィットネスデイサービス」を運営しています。この事業では、利用者の自立支援と家族の介護負担軽減を目的とした通所介護サービスを提供しています。

これらの事業を通じて、夢みつけ隊株式会社グループは多岐にわたるニーズに応えるサービスを展開しています。

経営方針

夢みつけ隊株式会社は、中高年男性を主なターゲットとした「付加価値訴求型通販」を核とする事業展開を行っています。同社は、カタログ通販を通じて、新しさや夢、面白さをコンセプトにした商品群「ウォンツ商品」の提供を続け、日本一のウォンツ創造企業を目指しています。また、企業の社会的責務を自覚し、株主や投資家に向けた透明性の高い経営を推進し、情報開示の仕組みを確立することを基本方針としています。

中期経営計画では、株主資本当期純利益率(ROE)を20%以上とする目標を掲げ、収益性と資本効率の向上に注力しています。商品戦略としては、ウォンツ商品の開発強化とブランド化を進め、独自性の高い商品開発と企画展開のスピード化を推進しています。顧客戦略では、中高年男性層の拡大に加え、女性市場への進出も視野に入れ、新しい顧客層の獲得に力を入れています。

経営環境としては、新型コロナウイルス感染症の影響や国際情勢の不透明性が挙げられますが、夢みつけ隊はこれらの状況下でも独自性の高い商品提供を続けることで、顧客に夢と喜びを提供することを使命としています。また、通販小売事業における顧客層の拡大、コールセンター機能の積極的活用、商品のコストダウンなど、優先的に対処すべき課題にも取り組んでいます。

夢みつけ隊は、通販小売、不動産、介護の三つのセグメントを軸に、多様なニーズに応えるサービス展開を行い、中期経営計画に基づく成長戦略を推進しています。