まんだらけJP:2652

時価総額
¥36.7億
PER
2.8倍
日本のまんが関連古書、グッズ、アニメ関連商品の仕入れと販売を手掛ける。

沿革

1987年2月

1980年より営業していたまんが古書店まんだらけの発展を期して、東京都中野区中野5丁目52番15号ブロードウェイビル内に株式会社まんだらけを設立、資本金200万円

1991年12月

まんが古書のカタログ誌「まんだらけ」を発刊

1994年3月

東京都渋谷区道玄坂に渋谷店を開店

1996年4月

大阪市北区堂山町に大阪店(現うめだ店)を開店

1997年4月

東京都世田谷区池尻に「まんだらけ流通センター」を開設

1997年7月

渋谷店を同区宇田川町 渋谷BEAM内に移転、拡張オープン

1998年12月

まんが古書のカタログ誌を「まんだらけZENBU」に改称して新創刊

2000年3月

福岡市中央区天神に福岡店を開店

2000年7月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2000年9月

名古屋市中区錦に名古屋店を開店

2001年2月

新刊同人誌取扱を開始

2002年4月

東京都千代田区外神田に秋葉原店を開店

2002年12月

大阪市浪速区日本橋になんば店を開店

2003年7月

秋葉原店にTOYS専門フロアを増床オープン

2004年4月

福岡県糟屋郡新宮町に新宮店を開店

2004年9月

東京都豊島区東池袋に池袋店を開店

2005年3月

札幌市中央区に札幌店を開店

2005年4月

宇都宮市曲師町に宇都宮店を開店

2007年3月

新宮店を北九州市小倉北区に移転、名称を「小倉店」として開店

2007年11月

名古屋店を名古屋市中区に移転

2008年3月

なんば店を大阪市中央区に移転、名称を「グランドカオス」として開店

2008年4月

秋葉原店を移転、近隣に自社ビルを建築の上、名称を「コンプレックス」として開店

2011年4月

福岡店を福岡市中央区大名に移転

2012年3月

札幌店を札幌市中央区南3条西5丁目に移転

2012年4月

小倉店を北九州市小倉北区浅野に移転

2015年2月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2015年9月

千葉県香取市佐原に「まんだらけSAHRA」を開設

2018年6月

まんだらけ流通センターを板橋区加賀に移転、名称を「都内倉庫」として開設

2019年12月

東京都千代田区神田にまんだらけCoCooを開店

2019年12月

東京都豊島区東池袋にまんだらけ那由多を開店

2020年12月

グランドカオスを大阪市浪速区日本橋に移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第二部からスタンダード市場に移行

事業内容

まんだらけは、日本の漫画関連の古書やグッズ、アニメ関連商品の仕入れと販売を主な事業としています。同社は、これらの商品を扱う単一の事業セグメントに集中しており、特に古書市場における漫画関連商品の取り扱いに強みを持っています。まんだらけの事業モデルは、漫画やアニメのファンにとって魅力的な商品を提供することにより、特定のニッチ市場での需要を捉えることにあります。

同社は、店舗販売のほか、オンラインでの販売も行っており、幅広い顧客層にアクセスしています。まんだらけが取り扱う商品は、レアな古書や限定グッズ、アニメ関連のフィギュアなど多岐にわたり、コレクターやファンの間で高い人気を誇っています。また、同社は商品の仕入れから販売までを一貫して行うことで、商品の品質管理にも力を入れています。

まんだらけの事業は、漫画やアニメといった日本のポップカルチャーが世界中で人気を集める中、国内外のファンに対して独自の価値を提供し続けています。同社の事業モデルは、特定の趣味・嗜好を持つ顧客層に特化することで、競争の激しい小売市場においても独自の地位を築いています。

経営方針

まんだらけは、サブカルチャーの中古品市場において、特に漫画やアニメ関連商品の取り扱いに特化した成長戦略を推進しています。同社は、レアな古書や限定グッズ、アニメ関連フィギュアなどのコレクターアイテムを発掘し、その適正価値を追求することで市場の創造と安定した拡大を目指しています。これにより、商品のメインカルチャー化を促進し、時代を超越した文化の育成と保護を図っています。

経営環境の変化に対応するため、まんだらけは人材教育、システム開発、店舗展開、通信販売の強化を重点領域としています。特に、人材の確保と育成に力を入れ、商品の価値認識と市場創造の企画開発能力を高めることで、業界内での競争力を強化しています。また、独自開発のPOSシステムの機能向上や、新規出店と通販機能の強化を通じて、顧客ニーズの変化に迅速に対応し、商品の魅力を高める取り組みを進めています。

さらに、まんだらけは、通信販売の拡充と国内外の顧客へのアクセス強化に注力しています。オークション大会の定期開催や多言語対応の通信販売サイトを通じて、世界中の顧客に対して商品への興味を喚起し、販売を推進しています。これらの戦略により、まんだらけは、漫画やアニメといった日本のポップカルチャーが世界中で人気を集める中、国内外のファンに対して独自の価値を提供し続けることを目指しています。