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かどや製油JP:2612
沿革
1858年5年 |
香川県小豆島で加登屋製油所を安政5年(1858年)に創業、ごま油の製造販売を開始。 |
1957年5月 |
加登屋製油所は事業の拡大を図るため、同製油所側と株式会社小澤商店(同製油所の東日本地区の代理店。現小澤物産株式会社)側が共同で出資を行い、新たに株式会社組織として加登屋製油株式会社を設立。 本社を東京都品川区西大崎一丁目357番地に設置。 |
1961年9月 |
販売拠点として、大阪支店開設。 |
1961年10月 |
事業の拡大に備え、小豆島土庄港に工場用地39,600平方米を取得し、新工場を竣工。 |
1967年2月 |
福岡支店開設。 |
1969年4月 |
札幌支店、仙台支店、名古屋支店開設。 |
1973年10月 |
広島支店開設。 |
1974年8月 |
松本支店、金沢支店、高松支店開設。 |
1976年1月 |
金沢支店廃止。 |
1976年4月 |
商号を「かどや製油株式会社」に変更。 |
1977年4月 |
相模原営業所開設。 |
1978年3月 |
札幌支店、広島支店、松本支店、高松支店を営業所に変更。 |
1978年8月 |
熊谷営業所開設。 |
1979年4月 |
福岡支店を営業所に変更。 |
1980年5月 |
熊谷営業所を大宮市へと移転し、大宮営業所に改名。 |
1981年3月 |
相模原営業所廃止。 |
1991年8月 |
本社を品川区西五反田八丁目2番8号に移転。 |
1993年11月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1995年5月 |
本社東京営業部が東京支店として独立。 |
2000年8月 |
1単位の株式の数を1,000株から100株に変更。 |
2000年8月 |
ISO9002を認証取得。(2003年8月にISO9001に移行。) |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年10月 |
大宮営業所を東京支店に統合。 松本営業所を長野市へと移転し、長野営業所に改名。 |
2006年10月 |
神戸に事業所(物流倉庫)を新設。 |
2009年9月 |
長野営業所を東京支店に、高松営業所を広島営業所に統合。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。 |
2012年3月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2012年4月 |
コーシャ認証取得。 |
2012年6月 |
大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)における株式を上場廃止。 |
2013年4月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場。 |
2015年4月 |
広島営業所・福岡営業所を支店に昇格 |
2015年8月 |
ISO9001を認証返上。 |
2015年9月 |
FSSC22000を小豆島工場にて認証取得。 |
2016年4月 |
ハラール認証取得。 |
2017年3月 |
神戸事業所廃止。 |
2017年11月 |
カタギ食品株式会社の株式を取得し子会社化。 |
2018年8月 |
千葉県袖ケ浦市に新工場用地83,823平方米を取得。 |
2020年2月 2021年2月 |
袖ケ浦工場竣工。 特定保健用食品「健やかごま油」発売。 FSSC22000を袖ケ浦工場にて認証取得。 |
2022年3月 |
仙台支店とカタギ食品株式会社仙台営業所を統合移転し、仙台市青葉区に新事務所を開設。 福岡支店とカタギ食品株式会社福岡営業所を、現福岡支店に事務所を統合。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。 |
2023年2月 |
本社・東京支店を品川区北品川五丁目1番18号に移転。 |
事業内容
かどや製油株式会社とそのグループ企業は、ごま油や食品ごまなどの製品を製造・販売する事業を展開しています。同社グループは、家庭用製品から加工食品の原料、外食産業向けの業務用製品まで、幅広い用途に応じたごま関連製品を提供しており、健康で豊かな食生活への貢献を目指しています。
かどや製油は、主にごま油事業と食品ごま事業を手掛けており、連結子会社であるカタギ食品株式会社も食品ごま事業に注力しています。これにより、同社グループはごま製品の製造から販売まで一貫した事業展開を行っています。
2023年3月31日現在の企業集団の事業系統図及び出資比率は、公表された資料により詳細が確認できます。これにより、同社グループの事業構造や関連会社との関係性が明らかにされています。
かどや製油グループは、その経営理念に基づき、安心・安全かつ価値あるごま製品の提供を通じて、消費者の健康と食生活の向上に貢献していることが伺えます。
経営方針
かどや製油株式会社は、ごま油や食品ごまなどの製品を製造・販売する事業を展開しており、健康で豊かな食生活への貢献を目指しています。同社グループは、家庭用製品から加工食品の原料、外食産業向けの業務用製品まで、幅広い用途に応じたごま関連製品を提供しています。経営理念に基づき、安心・安全かつ価値あるごま製品の提供を通じて、消費者の健康と食生活の向上に貢献しています。
同社グループは、国内外の事業環境の変化に対応し、2020年5月にグループ長期ビジョンを策定しました。このビジョンでは、社員の意識改革と挑戦姿勢の共有化を念頭に、「変革と挑戦!健康と笑顔を届けるNo1を目指す!」をスローガンとしています。また、2021年度を初年度とする中期経営計画「ONE Kadoya 2025」を策定し、事業戦略と経営基盤の再構築に取り組んでいます。具体的な事業戦略としては、かどやファンの底上げ、海外事業の強化、商品開発力の強化、販売チャネルの拡充、カタギ食品との連携深化などが挙げられます。
経営基盤の再構築においては、安心・安全への取り組み、人事制度改革、研究開発機能の強化、生産体制の最適化などが進められています。さらに、持続可能な社会実現に向けたSDGsを意識した経営も実施しており、温暖化ガス削減や食品ロスへの取り組みなどが行われています。
かどや製油グループは、経営環境の変化に柔軟に対応しながら、ごま製品の安定供給という社会的責任を果たすことを目指しています。売上高経常利益率とROEを重要な経営指標としており、収益性の確保と資本効率の向上に努めています。