プレミアムウォーターホールディングスJP:2588

時価総額
¥900.2億
PER
14.3倍
ナチュラルミネラルウォーターの製造・販売、ウォーターサーバーの販売・貸与、営業代行を含むその他事業を展開。

沿革

年    月

概      要

2006年10月

山梨県富士吉田市に、ナチュラルミネラルウォーターの製造及び販売を目的とした当社(資本金135百万円)を設立

2006年10月

東京都中央区築地に営業拠点として東京本社を設置

2007年4月

第一工場の稼働開始

2007年4月

東京本社を東京都港区浜松町に移転

2007年11月

ロジスティクス(物流施設)を山梨県南都留郡富士河口湖町に設置

2008年5月

井戸及び取水付属設備の保有を目的として富士ウォーター株式会社を子会社化

2008年12月

大阪事務所を大阪市東淀川区に設置

2010年1月

東京本社を東京都品川区大崎に移転

2010年7月

第二工場が竣工、稼働開始、第二工場を富士吉田工場に呼称変更

2011年1月

台湾支店を台北市に設置

2011年8月

ロジスティクスを山梨県南都留郡富士河口湖町内に移転、メンテナンスセンターを併設

(現 河口湖センター)

2012年4月

コールセンターを山梨県南都留郡富士河口湖町に設置、コールセンター業務及びバックオフィス業務を集約し、山梨お客様サービスセンターとして運営開始

2012年7月

台湾支店にて販売活動開始

2013年3月

東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場

2013年5月

大阪事務所を大阪市北区に移転

2013年8月

富士吉田工場が増設竣工

2014年4月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2015年2月

株式会社光通信の子会社である株式会社総合生活サービスによる当社株式の公開買付けの結果、株式会社光通信が当社の親会社となる

2015年11月

西桂工場稼働開始

2016年2月

富士吉田工場がFSSC2200の認証取得

2016年7月

株式会社エフエルシーと株式交換及び株式会社ウォーターダイレクト分割準備会社を承継会社とする会社吸収分割を実行し、持株会社体制へ移行

2016年7月

株式会社プレミアムウォーターホールディングスに商号変更

2016年7月

株式会社ウォーターダイレクト分割準備会社を株式会社ウォーターダイレクトに商号変更

2016年7月

東京本社を東京都渋谷区神宮前に移転

2017年4月

株式会社ウォーターダイレクトが連結子会社の株式会社ウェルウォータ及びプレミアムウォーター株式会社を吸収合併

2017年4月

株式会社ウォーターダイレクトをプレミアムウォーター株式会社に商号変更

2018年1月

河口湖センターがISO9001の認証取得

2018年5月

西桂工場がFSSC2200の認証取得

2018年9月

朝来工場稼働開始

2020年3月

主力事業となる宅配水事業における保有契約件数が100万件を超える

2020年8月

東京本社を神宮前123ビル(東京都渋谷区神宮前一丁目23番26号)に移転

2020年10月

朝来工場がFSSC2200の認証取得

2022年2月

岐阜北方工場稼働開始

2022年4月

東京証券取引所市場の新市場区分においてスタンダード市場へ移行

事業内容

プレミアムウォーターホールディングスは、持株会社制を採用し、連結子会社12社と持分法適用の関連会社4社から成るグループ企業です。同社は、グループ全体の経営管理及び経営戦略の策定を主な事業としています。グループの主要事業は、ナチュラルミネラルウォーターの製造及び宅配形式による販売であり、このホーム・オフィス・デリバリー事業が全事業の90%以上の売上高及び営業利益を占めています。

同社グループは、ナチュラルミネラルウォーターを取り扱い、独自のウォーターサーバーと収縮性のあるPETボトルを使用しています。この「ワンウェイ方式」により、空きボトルの回収が不要となり、日本全国の顧客宅に配送が可能です。製品は、岐阜県、山梨県、兵庫県など複数の採水地から供給され、PETボトルは安全性の高い素材を使用し、内製化率を高める方針を持っています。

販売方法には、直接販売方式、取次店方式、代理店・特約店・OEM方式があり、デモンストレーション販売やWEB、テレマーケティング等を通じて顧客を獲得しています。ウォーターサーバーは、直接販売や特約店の顧客に貸与されるほか、代理店の顧客には卸売されます。また、OEM先にはブランド名を変更したウォーターサーバーを提供しています。

その他、一部の代理店に対しては営業代行を行い、販促品の売上等の付随業務も手がけています。プレミアムウォーターホールディングスは、これらの事業を通じて、顧客に高品質なナチュラルミネラルウォーターとサービスを提供し続けています。

経営方針

プレミアムウォーターホールディングスは、不透明な世界経済の中で、宅配水事業の成長と拡大を目指しています。同社は、日本国内での宅配水サービスの認知度と普及率を高めることにより、高品質な天然水の価値を広めることを戦略としています。この目標を達成するため、同社はマーケットシェアの拡大と収益性の向上に注力しています。具体的には、営業人員の増強、販売手法とチャネルの多様化、外部企業とのアライアンス推進、顧客満足度の向上を通じた収益性の向上など、様々な取り組みを進めています。

また、製造・調達コストの低減化にも取り組んでおり、社会的情勢の変化に対応しつつ、取引先の多様化や宅配水の製造体制の効率化を目指しています。人材基盤の強化も重要な戦略であり、優秀な従業員の確保と育成に努めています。

顧客管理システムや情報管理体制の強化、内部管理体制の充実も同社の成長戦略の一環です。さらに、ESG経営の強化にも注力し、カーボンニュートラルへの貢献やプラスチック資源循環型モデルの実現、労働環境の改善など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。

これらの戦略を通じて、プレミアムウォーターホールディングスは、宅配水事業のさらなる成長を目指し、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。