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フルッタフルッタJP:2586
沿革
年 月 |
概 要 |
2002年11月 |
アマゾンフルーツの仕入、販売を目的として、兵庫県神戸市にクプアス・インターナショナル・ジャパン株式会社(資本金10,000千円)を設立 |
2002年12月 |
ジュースバー「FRUTA FRUTA」1号店(2005年閉店)を兵庫県神戸市に開店 |
2002年12月 |
ブラジル「トメアス総合農業協同組合(CAMTA)」との間でフルーツパルプの日本における独占販売契約を締結 |
2004年3月 |
東京事務所を東京都千代田区に開設 |
2004年4月 |
通信販売事業を開始 |
2004年7月 |
商号を株式会社フルッタフルッタに変更 |
2005年1月 |
冷凍フルーツパルプを販売開始 |
2005年7月 |
本店を東京都千代田区神田小川町三丁目に変更 旧本店は、神戸営業所として存続 |
2006年5月 |
ボトル製品「アサイーエナジー」(2010年終売)を発売 |
2006年6月 |
テレビ通販向け商品「アサイーエナジーダイエッタ」を発売 |
2010年1月 |
アグロフォレストリーカカオ豆の輸入を開始 |
2010年5月 |
カートカン製品「アサイーエナジー」、「アサイービューティー」を発売 |
2011年4月 |
本店を東京都千代田区神田神保町一丁目に移転 |
2011年6月 |
ゲーブルトップ・大容量タイプ「アサイーエナジーオリジナル」を発売 |
2012年7月 |
「フルッタフルッタアサイーカフェ 渋谷ヒカリエShinQs店」を開店 |
2013年4月 |
本店を東京都千代田区神田神保町三丁目に移転 |
2013年9月 |
カートカン製品「フルッタアサイー ベーシック」を発売 |
2014年9月 |
「アサイーボウルアイス」「アサイーフリーズドライパウダー」「アサイー&フルーツドリンクビネガー」を発売 |
2014年12月 2015年2月 2015年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 スーパーフルーツチョコレート「アサイートリュフ」を発売 ネクストアサイーボウル「ピタヤボウルミックス」を発売 |
2015年9月 2015年10月 2016年3月 2016年6月 2017年5月 2017年11月 2018年2月 2019年1月 2019年3月 2019年7月 2020年2月 2020年3月 2020年6月 2020年8月 2021年4月 2021年7月 2021年12月 2022年3月 2022年4月 2022年12月 2022年12月 2023年2月 |
「アマゾンスーパーフード」シリーズとして、「アサイーチアシード」、「ピタヤ チアシード」、「クプアス チアシード」を発売 「デイリーフリー」シリーズとして、「オメガミルク」(オリジナル、無糖)を発売 ブラジル系スーパーフード炭酸飲料「アサイービネガー スパークリング」「ピタヤ&ザクロ スパークリング」を発売 株式会社JFLAホールディングス及び株式会社弘乳舎と資本業務提携契約を締結 コストコ台湾にてAcai Juice Blend 930mℓ×2本セットのコストコ専用商品を発売 「フルッタフルッタアサイーカフェ 新宿マルイ本館店」を開店 低温圧搾のストレート果汁飲料『FRUTA FRUTA PRESS』シリーズ3品を発売 台湾台北市信義区に「フルッタフルッタアサイーカフェ 微風南山アトレ店」を開店 Fruta Acaiシリーズのリニューアル製品となる、HPP「アサイーエナジー®」「アサイーベーシック」を発売 関西支社(旧神戸営業所)を閉鎖、「フルッタフルッタアサイーカフェ 新宿マルイ本館店」を閉店 「フルッタフルッタアサイーカフェ 微風南山アトレ店」を閉店 フルッタアサイーシリーズとして、「フルッタアサイー プロテイン」「フルッタアサイー ベーシック低糖質」を発売 「フルッタフルッタ アサイーエナジー®バー 渋谷ヒカリエShinQs東横のれん街店」を開店 「台湾ゴールデンダイヤモンドパイン」を発売 「アサイー効果 アサイーソイヨーグルト」を発売 「ココナッツヨーグルト」を本州・四国のイオン、イオンスタイルで発売 「フルッタフルッタ アサイーエナジー®バー 渋谷ヒカリエShinQs東横のれん街店」を閉店 「フルッタアサイー アサイーEPOFe(エポーフェ)」を発売 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 「フルッタアサイー アサイーEPOFe(エポーフェ)」がFemtech Japan Award2022でブロンズ賞を受賞 新感覚マンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」を発売 60秒でアサイーごはん「お家でアサイーボウル 簡単ミールキット」を発売 |
事業内容
フルッタフルッタは、ブラジル連邦共和国パラー州のトメアス総合農業協同組合(CAMTA)の日本総代理店として、アサイーをはじめとするアマゾンフルーツの冷凍パルプを輸入し、加工販売する事業を展開しています。同社は「健康・本物」を基本理念に掲げ、アサイーを中心にアマゾンフルーツを日本に普及させることを目指しています。また、アマゾンフルーツ原料の一部は、アグロフォレストリー農法を用いており、熱帯雨林の再生にも貢献しています。
フルッタフルッタの事業部門は、リテール事業部門、業務用事業部門、ダイレクト・マーケティング事業部門、海外事業部門の4つに分かれています。リテール事業部門では、量販店やプレミアム・スーパーマーケット向けにアサイー等のアマゾンフルーツを主原料とした製品を販売しています。業務用事業部門では、外食店や食品メーカー等に冷凍フルーツパルプやその加工品を提供しており、アグロフォレストリーの畑でできる冷凍フルーツパルプ以外の産物も販売しています。ダイレクト・マーケティング事業部門では、「フルッタフルッタアサイーカフェ」の直営店舗運営や通信販売を行っていますが、2021年12月には直営店舗を閉店し、新たな店舗展開を検討しています。海外事業部門では、アグロフォレストリー農法で生産されたカカオ豆や胡椒等の輸入販売と海外事業展開を推進しています。これらの事業を通じて、フルッタフルッタは経済が環境を復元させる事業モデルの構築とグリーンエコノミーの実現を目指しています。
経営方針
フルッタフルッタは、アグロフォレストリーの恵みを活用し、持続可能な社会の実現を目指す企業です。同社は「自然と共に生きる」という経営理念のもと、経済と環境の共存を目指しています。具体的には、アグロフォレストリーを通じて得られるアマゾンフルーツを用いた革新的な商品を開発し、これを通じて消費者の美と健康に貢献することで、地球温暖化対策にも積極的に取り組んでいます。
経営上の目標としては、売上高の増加、仕入原価及び廃棄率の低減、販売費及び一般管理費の削減を通じて営業利益の獲得を掲げています。これらの目標達成に向けて、リテール事業部門ではCO₂削減マークを採用した商品の導入率向上や新商品の発売を計画。業務用事業部門では、アサイーの価値訴求や新規原料の開発に力を入れています。また、ダイレクト・マーケティング事業部門ではEC向け新商品の開発や配送業務の効率化に取り組み、海外事業部門では原料供給の強化を進めています。
フルッタフルッタは、これらの取り組みを通じて、NATURE POSITIVEと呼ばれるビジネスモデルを実践し、持続可能な食料供給システムと生物多様性の保全に貢献しています。同社は、経済の力で環境を再生させることを目指し、積極的な情報発信を行うことで認知度の向上にも努めています。これらの戦略は、フルッタフルッタが直面する経営環境の課題に対処し、持続可能な成長を達成するためのものです。