キリンホールディングス (2503) 株価

時価総額
¥2.28兆
PER
12.9倍
酒類・飲料・医薬・ヘルスサイエンス事業の大手企業グループ。純粋持株会社制でグループ会社164社を統括。国内ではビール類・清涼飲料製造、海外では豪州・米国でのビール・コカ・コーラ製品展開。医薬品製造・サプリメント事業も手掛ける。日本・豪州・米国・東南アジア・中国で展開。

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事業内容

キリンホールディングスは、酒類・飲料を中心とした総合食品企業として、医薬品や健康食品まで幅広い事業を展開しています。同社は純粋持株会社として、連結子会社164社、持分法適用会社26社を傘下に置き、グループ戦略の策定と経営管理を行っています。主力製品はビールや清涼飲料水で、国内外で製造・販売を手がけています。

同社の顧客は一般消費者から医療機関まで多岐にわたり、各事業セグメントで異なる収益構造を持っています。酒類・飲料事業では小売店や飲食店を通じた消費者向け販売が中心となり、医薬事業では病院や薬局への卸売が主要な収益源です。ヘルスサイエンス事業では、化粧品や健康食品の直販・小売販売により収益を確保しています。

事業セグメントは4つの柱で構成されています。酒類事業では麒麟麦酒が国内、LION PTY LTDがオセアニア地域でビール類を展開し、飲料事業ではキリンビバレッジが国内、Coca-Cola Beverages Northeast社が米国でコカ・コーラ製品を手がけています。医薬事業は協和キリンが担い、ヘルスサイエンス事業はファンケルが国内、Blackmores社が豪州・東南アジアでサプリメントや化粧品を展開する体制となっています。

経営方針

キリンホールディングスは2035年に向けた長期ビジョンのもと、持続的な成長戦略を推進しています。同社は2028年までにEPS成長率を一桁台後半%で維持し、ROICについては8.0%以上を目標に設定しています。財務目標では、約8,400億円の営業キャッシュフロー創出を見込み、DOE(連結株主資本配当率)5%を目安とした累進配当を実施する方針です。事業ポートフォリオの変革により、ヘルスサイエンス・飲料事業のEPS構成比を2028年には約25%まで高め、アジア・パシフィック地域の構成比も約30%まで拡大することを目指しています。

重点投資分野として、同社は人財・研究開発・デジタル・マーケティングの4つの領域に注力しています。特にヘルスサイエンス事業では、アジア・パシフィック最大級のヘルスサイエンスカンパニーを目指し、ファンケルやBlackmores等のグループ各社の強みを結集したシナジー創出に取り組んでいます。酒類事業では、ビール類酒税一本化を見据えてビールやRTDを中心とした成長カテゴリーへの集中投資を実施し、主力の「一番搾り」「キリンビール 晴れ風」ブランドの強化を図っています。

新市場開拓では、プラズマ乳酸菌事業を軸とした海外展開を加速しています。台湾に続いて豪州や東南アジア各国へのプラズマ乳酸菌サプリメント展開を計画し、Blackmores社の販路を活用した事業拡大を進めています。国内では子供向けプラズマ乳酸菌入り飲料の全国発売により、幅広い世代への健康価値提案を推進しています。医薬事業では「Crysvita」「Poteligeo」の成長による利益拡大を目指し、新薬「ziftomenib」の開発推進と販売開始に向けた取り組みを着実に進めています。

技術革新への取り組みでは、AI技術との共創をグループ全体で推進し、デジタル技術を活用した顧客体験価値の向上に注力しています。ファンケルでは全チャネルで統合した顧客データとデジタル技術を活用し、一人ひとりに合わせた提案やサービスの提供を目指しています。また、グループ共通の行動指針「KIRIN WAY」をグローバルに浸透させ、挑戦を後押しする評価制度の導入と人財育成の強化により、イノベーションを次々と生み出す組織能力の向上を図っています。

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