オリエンタルコンサルタンツホールディングスJP:2498

時価総額
¥199.7億
PER
60倍
インフラ整備、マネジメントサービス、工事施工、不動産管理など、多岐にわたる事業を展開。

沿革

2006年5月

㈱オリエンタルコンサルタンツ取締役会において、持株会社の設立を決議

2006年7月

㈱オリエンタルコンサルタンツ定時株主総会において、株式移転により完全親会社である当社の設立を承認、決議

2006年8月

当社設立、ジャスダック証券取引所に上場

2006年9月

㈱アサノ建工を子会社化

2006年10月

事業執行の効率化を図るため、㈱オリエス西日本を㈱オリエスセンターに吸収合併

2006年12月

㈱水建設コンサルタントを㈱オリエンタルコンサルタンツに吸収合併

2007年1月

㈱オリエンタルコンサルタンツの子会社の株式取得・完全子会社化

2007年3月

大成基礎設計㈱の株式を取得し、完全子会社化

2007年4月

吉井システムリサーチ㈱の株式を取得し、完全子会社化

2007年5月

㈱総合環境テクノロジーを設立

2007年10月

㈱国土情報技術研究所、㈱オリエス総合研究所及び㈱オリエス交通情報サービスを㈱オリエスセンターに吸収合併

2008年8月

㈱オリエンタルコンサルタンツが、㈱パシフィックコンサルタンツインターナショナルより海外コンサルタント事業を譲受け

2008年10月

東京都渋谷区本町三丁目12番1号に移転

2009年1月

㈱オリエスセンターを㈱ワールドに吸収合併し、合併後の名称を㈱エイテック(現連結子会社)に変更

2010年4月

㈱総合環境テクノロジーを大成基礎設計㈱に吸収合併

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2011年10月

㈱オリエスシェアードサービスを吉井システムリサーチ㈱に吸収合併し、合併後の名称を㈱リサーチアンドソリューション(現連結子会社)に変更

2011年12月

㈱アサノ建工を大成基礎設計㈱に吸収合併し、合併後の名称を㈱アサノ大成基礎エンジニアリング(現連結子会社)に変更

2012年3月

パシフィックコンサルタンツグループ㈱との合弁で、㈱InterActを設立

2012年9月

カタール国ドーハに、Oriental Consultants Gulf LLC(現非連結子会社)を設立

2013年6月

インド国デリーに、Oriental Consultants India Private Limited(現連結子会社)を設立

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2013年11月

㈱ジェーエステック(現連結子会社)の株式を取得、完全子会社化

2014年3月

ミャンマー国ヤンゴンに、Oriental Consultants Japan co.,Ltd.(現連結子会社)を設立

2014年4月

車両に関するトータルサービスを提供するため㈱トータルフリートサービスを設立

2014年6月

グループの海外市場におけるリーディングカンパニーとして、㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル(現連結子会社)を設立

2014年6月

インドネシア国ジャカルタに、PT.Oriental Consultants Indonesia(現非連結子会社)を設立

2015年10月

㈱白山瀬波(現非連結子会社)を設立

2015年11月

一般社団法人未知倶楽部(現非連結子会社)を設立

2017年4月

㈱瀬戸酒造店(現非連結子会社)の株式を取得、完全子会社化

2017年9月

タイ王国に、Oriental Consultants Thailand(現非連結子会社)を設立

2018年8月

ウガンダ共和国に、OCG East Africa Limited(現非連結子会社)を設立

2018年9月

三協建設㈱(現連結子会社)の株式を取得、完全子会社化

2018年12月

商号を㈱ACKグループから、㈱オリエンタルコンサルタンツホールディングスに変更

2019年8月

パナマ国に、OC Latin America, S.A.(現非連結子会社)を設立

2022年4月

2022年10月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

ブラジル国に、ORIENTAL CONSULTANTS GLOBAL DO BRASIL LTDA(現非連結子会社)を設立

事業内容

オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、純粋持株会社として、連結子会社13社、非連結子会社19社、関連会社5社を含む企業集団を構成しています。同社グループは、インフラ整備を中心に、マネジメントサービスの提供、工事施工、不動産管理など幅広い事業を展開しています。

主要な事業セグメントは、「インフラ・マネジメントサービス事業」、「環境マネジメント事業」、「その他事業」の3つです。インフラ・マネジメントサービス事業では、社会環境整備に関わる知的サービスを提供しており、㈱オリエンタルコンサルタンツやそのグローバル子会社などが活動しています。このセグメントでは、建設調査、設計、監理、GIS、空間情報、測量・計測、交通観測・解析、情報処理、機器販売・レンタルなどを手がけています。

環境マネジメント事業では、地質・土質調査、環境・環境浄化、構造物調査・リニューアル、水理解析、さく井工事、解体工事、温泉工事、宅地建設取引業などを展開しており、㈱アサノ大成基礎エンジニアリングや三協建設㈱などが関連会社として名を連ねています。

その他事業としては、建設マネジメント、計測制御、資産管理に関するITソリューションの提供、人材や業務プロセスに関わるアウトソーシング、リソースマネジメントなどを行っており、㈱リサーチアンドソリューションがこのセグメントに含まれます。

これらの事業を通じて、オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、インフラ整備から環境マネジメント、さらにはITソリューション提供まで、多岐にわたるサービスを提供していることがわかります。

経営方針

オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、2030年に向けたビジョンと中期経営計画を策定し、社会価値創造企業としてのさらなる成長を目指しています。同社は、「革新」「変革」「挑戦」をキーワードに掲げ、国内外での事業展開を通じて、国や地域との信頼関係を深め、その活力や魅力を高める事業を推進しています。

具体的な成長戦略として、事業創造・拡大、人材確保・育成、基盤整備の3つの基本方針を設けています。事業創造・拡大では、事業の総合化やDXの推進により新たな社会価値を創造し、市場を拡大することを目指しています。また、ナンバーワン・オンリーワンの技術やサービスの確立、国内外での競争力強化を図ります。

人材確保・育成では、多様な人材の確保とプロフェッショナル人材の育成に注力。グループ内外のリソースを効果的に活用し、国内外でシームレスな協働体を構築します。

基盤整備においては、DXの推進による業務プロセスの変革や生産性改革、働き方改革を進めるとともに、国内外の拠点整備や多様な働き方に対応可能な制度と環境の整備を推進しています。

これらの施策を通じて、オリエンタルコンサルタンツホールディングスは、2030年の中期経営計画における売上高1,100億円以上、営業利益70億円以上、社員数5,000人以上を目標としています。同社は、技術・サービスの高度化・総合化、企業規模の拡大、企業ブランドの醸成を推進し、2030年の目標達成に向けて取り組んでいます。