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インフォマート (2492) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
インフォマートは、企業間取引のデジタル化を支援するプラットフォーム事業を展開している会社です。同社は主に食品業界と全業界向けに、受発注や請求書処理などの日常的な商取引業務をインターネット上で効率化するシステムを提供しています。これらのサービスにより、企業の業務コスト削減とペーパーレス化の実現を支援しています。
同社の顧客は、発注を行う買い手企業と受注を行う売り手企業の両方で構成されています。収益構造は、システムの安定的な運営サービスに対して利用企業から徴収する月額のシステム使用料と、導入時のセットアップ費用が中心となっています。プラットフォーム型のビジネスモデルのため、継続的で安定した収益基盤を構築しています。
同社の事業は「BtoB-PF FOOD事業」と「BtoB-PF ES事業」の2つのセグメントに分かれています。FOOD事業では食品業界に特化した「受発注」システムと、食品の安全性確保に重要な「規格書」管理システムを提供しています。一方、ES事業では全業界対応の「請求書」デジタル化サービス、企業マッチング機能を持つ「商談」システム、そして見積もりから請求まで一元管理できる「TRADE」システムを展開し、企業間取引の包括的なデジタル化を実現しています。
経営方針
インフォマートは、グローバルなBtoBプラットフォーム企業を目指し、企業間取引のデジタル化を通じて業界の垣根を越えた事業展開を推進しています。同社は2026年12月期に売上高200億円突破、営業利益50億円という長期的な業績目標を掲げており、「本業の強化」「増収増益基調の継続、高収益性への回帰」「出資先のシナジー拡大と収益化」を柱とした中期経営方針のもと、着実な成長を目指しています。
重点投資分野では、食品業界向けの「BtoB-PF FOOD事業」と全業界対応の「BtoB-PF ES事業」の2軸で事業を拡大しています。FOOD事業では、幅広い業態での買い手企業獲得と「TANOMU」を活用した外食個店と食品卸企業間のデジタル化を推進し、さらに店舗運営効率化アプリ「V-Manage」や「発注書AI-OCR」などの付加価値サービスの拡販に注力しています。ES事業では、大手企業を中心とした新規顧客獲得とグループ企業への横展開を加速させる戦略を採用しています。
新市場開拓の核となるのは、革新的な新プロダクトの投入です。特に「BtoBプラットフォーム TRADE」は、見積もりから発注・請求までをクラウドで一元管理するDXプラットフォームとして、企業の業務プロセス全体をデジタル化する包括的なソリューションを提供しています。この新サービスにより、同社は単なる受発注システムの提供者から、企業間取引全般を支援する総合プラットフォーマーへの進化を図っています。
収益性向上に向けた技術革新では、データセンター費用の最適化による売上原価の抑制と、販管費の効率的な運用に取り組んでいます。AI-OCR技術の活用によるFAX受注の電子化や、クラウド基盤の最適化により、従来の人的作業を自動化し、顧客企業の業務効率化と同時に自社の収益構造改善を実現する戦略を推進しています。