ティアJP:2485株価

時価総額
¥116.4億
PER
11.1倍
葬祭事業の大手。葬儀会館の運営とフランチャイズ、会員制の葬儀付帯サービスや忌明け法要のアフターフォロー、不動産買取と宝飾品等のリユース事業を展開。連結子会社6社体制と2025年10月1日の社名変更と吸収合併での事業再編。全国展開。

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事業内容

ティアは、葬儀請負を中心に葬祭関連サービスを展開する企業です。同社グループは葬儀会館での施行に加え、自宅や寺院での葬儀、忌明け法要や葬儀後のアフターフォロー、葬祭付帯品の販売までワンストップで対応しています。

主要な顧客は葬儀を依頼する遺族や会員、会員と同等のサービスを受ける提携団体・企業、そしてフランチャイズ加盟企業や不動産・リユース利用者です。同社は葬儀施行料と関連商品の販売が主な収益源であり、加えてフランチャイズ契約による収入や不動産売買、リユース事業での買取・販売収益も得ています。

事業は葬祭事業、フランチャイズ事業、その他事業の三本柱に分かれています。葬祭事業では会館運営や出張施行、会員制度による優待やアフターサービスを行い、フランチャイズ事業では異業種の事業会社に対して出店ノウハウや物件開発、開業・運営の支援、付帯品の供給を支援しています。その他事業では不動産の買取・販売と、中古の宝石・貴金属、時計、バッグ等の買取・販売を行っています。

経営方針

同社は「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指しており、直営・加盟店・M&Aを組み合わせた店舗網の拡大で事業規模を伸ばしています。具体的には、2025年9月末時点で会館数がフランチャイズを含め219店舗、会員数は58万人を超え、年間の葬儀施行件数はグループ合計で26,000件を超えるまで拡大しており、これらの実績を踏まえ中期経営計画に基づく三カ年利益計画や次期業績予想の達成を経営指標としています。

同社は差別化の柱として価格の透明化と人材教育に重点投資しています。創業時からの会員制度「ティアの会」による明瞭な価格体系を継続し、葬儀に必要な商品やサービスを分かりやすく提示することで顧客の信頼を獲得しています。また、人材育成では自社の教育機関「ティアアカデミー」を通じて葬儀知識だけでなく接遇や倫理教育まで含めた研修を行い、品質の均一化とサービス力の向上を図っています。葬儀付帯業務の内製化も進め、供給やコスト管理の強化を進めています。

新市場開拓と事業拡大では、地域ごとの戦略を明確にしています。東海地区では直営とグループ会社による計画的出店と既存会館の改修・安置施設拡張を進め、関西ではグループ会社を中心に地域密着の出店を強化、関東は出店継続と資源の最適化、北海道では札幌市内での認知向上と新規出店体制の整備に注力しています。過去のグループ化事例として2023年11月の八光殿・東海典礼の取り込み、2025年7月のメモリアジャパンのグループ化(現・ティア北海道)などM&Aも積極的に活用し、加盟店支援体制の強化で新規会館の早期収益化を目指しています。

同社は業務効率化と顧客価値向上のための技術投資にも取り組んでいます。基幹システムの全面リプレースにより業務の自動化とデータ連携を強化し、グループ全体で共通の指標を使った経営管理を進める計画です。情報セキュリティについては従業員の意識向上研修を実施するとともに、投資家向け情報発信のための新たなコミュニケーション基盤を整備し、顧客の生涯価値を高めるためのデータ活用や商品開発に活かしていく方針です。同社はこれらの取り組みを通じて持続的な成長を目指しています。