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ファンコミュニケーションズJP:2461
沿革
1999年10月 |
東京都港区南青山においてインターネット上のマーケティングをサポートするWeb技術会社として設立 |
1999年11月 |
株式会社バンジョーキャピタルズ(現社名 株式会社インフォストックスドットコム)を子会社として設立(その後、同社の第三者割当増資による持分比率の低下により、関連会社となる) |
2000年4月 |
株式会社バンジョーキャピタルズが株式会社インフォストックスドットコムに社名変更 |
2000年6月 |
アフィリエイト広告サービス「A8.net(エーハチネット)」開始 |
2000年11月 |
本社を東京都渋谷区神宮前に移転 |
2004年2月 |
本社を東京都渋谷区渋谷に移転 |
2004年12月 |
関連会社株式会社インフォストックスドットコム株式を全株売却し、資本関係を解消 |
2005年11月 |
ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場 |
2006年3月 |
アフィリエイト広告サービス「Moba8.net(モバハチネット)」開始(2017年11月終了) |
2010年7月 |
スマートフォン向け運用型広告サービス「nend(ネンド)」開始 |
2011年8月 |
株式会社リアラスを子会社化(2014年4月に株式会社ファンメディアへ商号変更、2017年5月吸収合併) |
2011年8月 |
株式会社エイトクロップスを完全子会社として設立(2017年1月吸収合併) |
2011年10月 |
スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「adcrops(アドクロップス)」開始(2019年3月終了) |
2012年3月 |
株式会社アドジャポンを完全子会社として設立(2019年10月に株式会社ファンコミュニケーションズ・グローバルへ商号変更、現連結子会社) |
2014年3月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
2014年4月 |
リターゲティング広告配信サービス「nex8(ネックスエイト)」開始(2019年12月終了) |
2015年7月 |
スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp(シードアップ)」開始 |
2017年1月 |
株式会社エイトクロップスを吸収合併 |
2017年5月 |
株式会社ファンメディアを吸収合併 |
2017年7月 |
シーサー株式会社を子会社化(現連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
ファンコミュニケーションズは、インターネット広告市場において、マーケティングコスト削減を目指す「パフォーマンスマーケティング」を事業コンセプトに掲げています。同社は、アフィリエイト広告サービス「A8.net(エーハチネット)」、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend(ネンド)」、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp(シードアップ)」を主要サービスとして提供しています。
同社の事業セグメントは、「CPAソリューション事業」「ADコミュニケーション事業」「その他」の3つに分類されます。CPAソリューション事業では、アフィリエイト広告サービス「A8.net」の運営と、スマートフォンアプリ向けCPI広告サービス「seedApp」の運営を行っています。ADコミュニケーション事業では、スマートフォン向け運用型広告サービス「nend」の運営を行っています。その他のセグメントでは、メディア事業等を展開しており、代表的なサービスとして「Seesaaブログ(シーサーブログ)」があります。
「A8.net」は、成果報酬型広告を提供し、広告主とパートナーサイトを仲介します。「seedApp」は、アプリインストールを成果とするCPI広告を提供し、高い費用対効果を実現しています。「nend」は、スマートフォンサイトやアプリ向けに広告を配信し、成果に応じた報酬をパートナーサイトに支払います。
さらに、ファンコミュニケーションズ・グローバルを通じて、海外広告主の日本市場進出支援も行っており、国内外のアドネットワークへの仲介や、マーケティング全般の支援を提供しています。これらの事業を通じて、ファンコミュニケーションズは、インターネット上でのマーケティング活動を支援し、広告主とパートナーサイト双方にメリットを提供しています。
経営方針
ファンコミュニケーションズは、プロシューマー・ハピネスを経営ビジョンに掲げ、インターネット広告市場においてアフィリエイト広告サービスやスマートフォン向け運用型広告サービスを中心に事業を展開しています。同社は、広告主、メディア、消費者の三者間での共感と信頼の構築を目指し、顧客の満足度向上と企業価値の最大化に努めています。
成長戦略として、同社はアドネットワークサービスの規模拡大を図り、国内ナンバーワンの地位を確立することを目指しています。これには、時代の変化に対応した新しい仕組みの導入や、BtoBtoCモデルのノウハウを活用した新規事業の立ち上げが含まれます。また、CPAソリューション事業とADコミュニケーション事業を通じて、広告主とメディアの効率的な獲得、満足度の向上、そして成果の最大化を目指しています。
さらに、グループ共通の戦略として、海外市場への展開、SNS時代に適したマーケティングや営業体制の構築、技術的ノウハウの蓄積、働きやすい環境の整備、優秀な人材の確保と育成、効果的な資本政策や財務戦略の実施などを挙げています。これらの戦略を通じて、ファンコミュニケーションズは市場の変化に柔軟に対応し、持続的な成長を目指しています。