INGSJP:245A株価

時価総額
¥74.1億
PER
21.8倍
ラーメン・レストラン事業の有力企業。主力ブランド「らぁ麺 はやし田」、イタリアンバル「CONA」、居酒屋「焼売のジョー」を展開。プロデュース部門で月額フィー5万円、CONAは開業支援料150万円・ロイヤリティ月額15万円のライセンスモデル。一都三県中心に全国展開(2025年8月31日現在)。

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事業内容

INGSはラーメンとレストランを中核に外食事業を展開する会社です。同社は直営のラーメン店や直営レストランを運営するとともに、直営で培った食材やレシピ、店舗運営のノウハウをプロデュース店やライセンス先に販売・提供しています。主力ブランドには「らぁ麺 はやし田」「CONA」「焼売のジョー」があります。

主要な顧客は店舗を利用する一般消費者と、プロデュース店やライセンス店のオーナーです。同社は直営店の飲食売上に加え、自社PB(麺・タレ・スープ等)の販売、プロデュースフィー(月額)やライセンス料・ロイヤリティで収益を得ています。

事業は大きくラーメン事業とレストラン事業に分かれ、ラーメンは直営店で個店感を重視した複数ブランドを展開しつつ、プロデュース部門で同等品質の食材と運営支援を提供しています。同社のレストラン部門は低価格でピザ中心のカジュアルイタリアン「CONA」と焼売を軸にした居酒屋「焼売のジョー」を運営し、ライセンス展開で地方出店も進めています。

経営方針

同社は長期的に規模拡大を図る成長戦略として、直営店でのラーメン事業とレストラン事業を合わせて直営200店舗(ラーメン100店舗、レストラン100店舗)を目標に、プロデュース店・ライセンス店で合計300店舗、合計500店舗体制の達成を目指しています。現状は2025年8月31日時点で直営・プロデュース・ライセンスを合わせて174店舗を運営しており、まずは一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)を中心に都市型出店で基盤を固めつつ、長期的に全国展開へと拡大していく方針です。直営の都市型店舗は乗降客数10万人以上のエリアを中心に、プロデュース・ライセンスは乗降客数3万人以上のエリアを想定するなど、出店基準を明確にして成長を管理しています。

同社は商品開発と店舗運営への重点投資で差別化を図っています。ラーメン事業では自社開発の9ブランドを保有し、例えば新宿の一地域で異なる麺やスープ特性を持つ5ブランドを並行展開することで顧客層を広げています。レストラン事業では「CONA」「焼売のジョー」を中心に低価格帯商品のPB化やメニュー改定で原価管理を進めるとともに、郊外型ではボックス席やサイドメニュー強化を行いファミリー層の取り込みと客単価の向上を図っています。プロデュース店は加盟金・研修費をゼロにするなど開業障壁を下げる施策でオーナーを引き付けることも主要な差別化策です。

新市場開拓では直営とプロデュース/ライセンスの役割を使い分けてエリアを広げます。同社は一都三県での直営拡大と並行して、既にライセンス展開が進む長野、山梨、三重、熊本、鹿児島など地方への出店を強化する計画です。出店チャネルの多様化も進めており、店内販売に加えテイクアウト、EC販売、配達プラットフォーム(例:Uber Eats、出前館、ロケットナウ)を活用するほか、余剰時間を活かす「ゴーストレストラン」の導入で稼働率と売上機会を増やしていきます。ライセンス拡大に際してはSNSやオンライン説明会、飲料取引業者との連携を通じてオーナー獲得を加速させる計画です。

技術革新と人材・品質管理の強化も重点領域です。顧客接点では複数ブランド共通のアプリを導入し、来店履歴を踏まえたプッシュ通知で来店頻度を高めるデータ活用を進めています。品質面では月次の臨店調査や覆面調査、外部検査機関による衛生検査を継続して行い、改善フィードバックを徹底します。人材面ではエゴグラム診断やタレントプールの活用、社内SNS「THANKS GIFT」によるコミュニケーション促進、エリアマネージャーの配置(概ね4~5店舗に1名)や四半期評価、月次研修で定着と能力開発を図り、業務効率化とサービス品質の両立を目指しています。