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アスカネットJP:2438
沿革
1995年7月 |
遺影写真を中心とした画像処理及び通信出力サービス(メモリアルデザインサービス事業)を目的とし、資本金10,000千円にて広島市西区に株式会社アスカネットを設立 |
1999年3月 |
米国カリフォルニア州にAskanet International,Incを設立し、アメリカ市場に進出(出資比率100%) |
1999年4月 |
メモリアルビデオの通信出力サービスを開始 |
1999年10月 |
本社を広島市東区に移転し、旧本社に企画開発室を設置 |
2000年1月 |
個人向け写真集作製サービス(パーソナルパブリッシングサービス事業)の企画開発を開始 |
2000年9月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業の生産拠点として、大阪市北区に大阪支社を開設 |
2000年12月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業の営業、マーケティング拠点として、東京都港区に東京支社を開設 |
2001年2月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「マイブックサービス」を開始 |
2002年4月 |
Askanet International,Incを清算 |
2002年6月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「プロフォトブックサービス」を開始 |
2003年8月 |
広島市安佐南区に社屋を取得し、プロダクトセンターを開設、大阪支社・企画開発室をプロダクトセンターに移転 |
2003年10月 |
本社を広島市安佐南区に移転し、プロダクトセンターと統合 |
2004年3月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「マイブックデラックスサービス」及び「マイブックミニモバイルサービス」を開始 |
2004年8月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「アートブックサービス」を開始 |
2005年4月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2005年5月 |
東京支社を東京都港区虎ノ門から東京都港区南青山に移転し、ショールームを併設 |
2005年6月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、アメリカ市場にて”Asukabook”ブランドでサービスを本格開始 |
2005年8月 |
本社隣地に新社屋完成 |
2006年11月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「オートアルバムサービス」を開始 |
2006年12月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「マイブックエディタ3.0」をリリースし、「アートブックサービス」と「マイブックサービス」を統合 |
2008年4月 2008年11月 2008年12月 2009年3月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「フォトゲットサービス」を開始 広島市安佐南区にメモリアルデザインサービス事業向け新社屋が完成し、同事業部が本社より移転 パーソナルパブリッシングサービス事業において、「かんたんマイブックサービス」を開始 パーソナルパブリッシングサービス事業において、「アスカブックメーカー」をリリース |
2010年4月 2011年1月 2011年2月 2011年3月 |
パーソナルパブリッシングサービス事業において、「マイブックエディタ4.0」をリリース パーソナルパブリッシングサービス事業において、「アスカブックメーカー2」をリリース メモリアルデザインサービス事業において、「遺影バンクサービス」を開始 特許出願権等を取得し、空中結像技術の研究(エアリアルイメージング事業)を開始 |
2012年10月 2013年10月 2016年2月 |
本社隣の土地建物を取得 メモリアルデザインサービス事業のデジタル写真の加工を行う拠点として、滋賀県大津市にびわこオペレーションセンターを開設 パーソナルパブリッシングサービス事業において、「patapata(パタパタ)」をリリース パーソナルパブリッシングサービス事業において、「マイブックライフ」をリリース |
2017年2月 |
ユニロボット株式会社と資本・業務提携 |
2018年3月 |
株式会社VRCと資本・業務提携 |
2018年5月 |
本社隣の土地を取得 |
2019年5月 |
エアリアルイメージング事業において、樹脂製ASKA3Dプレートの第1段階量産化へ移行 |
2019年6月 |
本社隣地に新社屋完成 |
2020年2月 |
AWL株式会社と資本・業務提携 |
2020年6月 |
エアリアルイメージング事業において、技術開発拠点として、神奈川県相模原市に技術開発センターを開設 |
2020年10月 |
関東支社を千葉市中央区に移転し、千葉ベイサイドオペレーションセンターに名称変更 |
2021年1月 |
「e-tayori(いいたより)」サービスを開始 |
2021年5月 |
メモリアルデザインサービス事業を「フューネラル事業」に、パーソナルパブリッシングサービス事業を「フォトブック事業」に、エアリアルイメージング事業を「空中ディスプレイ事業」に名称変更 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行 |
2022年12月 |
株式会社リクシィと資本・業務提携 |
事業内容
アスカネットは、フューネラル事業、フォトブック事業、そして空中ディスプレイ事業の3つの主要な事業セグメントを持つ企業です。
フューネラル事業では、葬儀葬祭関連の会社に対して、遺影写真等のデジタル加工や通信出力、メモリアルビデオの制作など、葬祭関連演出サービスを提供しています。このセグメントは、高品質な遺影写真の提供を可能にするデジタル画像処理技術や、フルリモートコントロールによるサービス提供が特徴です。
フォトブック事業では、デジタルカメラの普及やブロードバンド環境の一般化を背景に、オンデマンド写真印刷技術を用いて、個人向け写真集の製造と販売を行っています。アスカブックやマイブックなどの製品を通じて、プロフェッショナル写真市場から一般消費者まで幅広いニーズに応えています。この事業の強みは、高品質な印刷技術と、ユーザーが簡単に写真集を作成できるソフトウェアの提供にあります。
空中ディスプレイ事業は、空中結像技術を取得し、その研究、開発を行っている新しい事業セグメントです。ASKA3Dプレートという特殊なプレートを用いて、空中に映像や画像を浮かび上がらせる技術を開発しています。この技術は、サイネージや製品組込用途など、様々な分野での応用が期待されています。特に、非接触操作の需要が高まる中、この技術の市場拡大が見込まれています。
アスカネットは、これらの事業を通じて、デジタル画像処理技術を核とした多様なサービスを提供し、新しい価値を創出しています。
経営方針
アスカネットは、デジタルテクノロジーと独自のネットワークシステムを駆使し、「未来に感動を」提供することをコーポレートメッセージに掲げています。同社は、フューネラル事業、フォトブック事業、空中ディスプレイ事業の3つの主要セグメントを通じて、革新的なビジネスモデルの模索と新しい表現方法の創造に挑戦しています。
フューネラル事業では、遺影写真加工やITサービス「tsunagoo」の提供を通じて、葬儀社の新たな収益機会の創出と業務効率化を目指しています。また、AIやテレワークへの対応など、最新技術の導入にも力を入れています。
フォトブック事業では、高品質な写真印刷技術と製品開発力を背景に、プロフェッショナル写真家向けの「アスカブック」や一般消費者向けの「マイブック」を通じて、新しい写真文化の浸透を図っています。OEM供給の拡大や生産効率の向上も進めています。
空中ディスプレイ事業では、空中結像技術「ASKA3Dプレート」を用いた新しい表現方法の確立を目指し、サイネージ用途や製品組込用途への応用を進めています。非接触操作の需要増加を背景に、国内外での販売活動の加速化や量産技術の内製化に取り組んでいます。
アスカネットは、これらの事業戦略を通じて、IT化やネットワーク化の進展、新型コロナウイルス感染症の影響など、変化する事業環境に適応しながら、安定的な成長と利益の獲得を目指しています。また、スタートアップ企業との提携による新ビジネスの創出や、xRや3D分野への進出も視野に入れています。