Shinwa Wise HoldingsJP:2437

時価総額
¥51.7億
PER
アートオークション(近代美術、陶芸、コンテンポラリーアート等)、プライベートセール(ダイヤモンド、絵画販売)、太陽光・バイオマス発電事業を展開。

沿革

1987年8月

美術品の業者交換会 親和会 発足

1989年6月

株式会社親和会設立(東京都中央区銀座七丁目3番13号)

1990年3月

本社を東京都中央区銀座八丁目5番4号に移転

1990年7月

古物商の許可を取得(東京都公安委員会許可 第301069001858号)

1990年9月

第1回 シンワアートオークション 近代日本絵画オークション (現 近代美術オークション)を開催

1991年6月

商号をシンワアートオークション株式会社に変更

2000年6月

交換会事業からの撤退

2000年7月

本社を東京都中央区銀座四丁目2番15号に移転

2003年12月

本社を東京都中央区銀座七丁目4番12号に移転

2005年4月

大阪証券取引所ヘラクレス(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場

2005年9月

大阪営業所(大阪市中央区)を開設

2009年3月

大阪営業所(大阪市中央区)を閉鎖

2013年4月

シンワメディカル株式会社(現シンワメディコ株式会社)設立、エーペック株式会社(現Shinwa ARTEX株式会社)の株式取得

2013年10月

Jオークション株式会社(現Shinwa Market株式会社)設立

2015年10月

SHINWA MYANMER COMPANY LIMITID設立

2015年11月

シンワメディコ株式会社の株式をエーペック株式会社(現Shinwa ARTEX株式会社)へ全部譲渡

2016年1月

LYS BLANC, H.K. CO., LIMITED(現Shinwa Medico Hong Kong Limited)の株式取得

2016年3月

SHINWA MICROFINANCE COMPANY LIMITED、SHINWA MEDICO LINKING SYSTEM CO LIMITED設立

2017年4月

SHINWA APEC MALAYSIA SDN. BHD.の株式取得

2017年6月

Shinwa Prive株式会社設立

2017年8月

Shinwa Auction株式会社設立

2017年10月

シンワクリエイト株式会社設立

2017年12月

会社分割(吸収分割)により持株会社へ移行、商号を「Shinwa Wise Holdings株式会社」に変更

2019年5月

SHINWA MICROFINANCE COMPANY LIMITEDの全保有株式を売却

2021年9月

株式交換によりアイアート株式会社の全株式を取得

2022年3月

Edoverse株式会社設立

事業内容

Shinwa Wise Holdings株式会社とそのグループ企業は、アート関連事業とその他の事業を中心に展開しています。アート関連事業では、オークション事業とプライベートセール・その他事業に分かれており、オークション事業では近代美術、近代陶芸、近代美術PartⅡオークションを定期的に開催しています。これに加え、戦後美術&コンテンポラリーアート、西洋美術、ワイン・リカー、MANGA、ブランド雑貨、時計、宝飾品などのオークションも随時行われています。プライベートセール・その他事業では、資産防衛ダイヤモンド販売やオークション以外での絵画の売買などを中心に行っています。

その他の事業として、同社は自社所有の50kW級低圧型太陽光発電施設および高圧型太陽光発電施設での売電事業を展開しています。また、マーレシアにおいては、バイオマス発電の燃料となるPKS(パーム椰子殻)の販売事業も手がけています。これらの事業を通じて、Shinwa Wise Holdingsは多岐にわたる分野で事業を展開し、様々なニーズに応えています。

経営方針

Shinwa Wise Holdingsは、アート関連事業を中心に、宝飾品、時計、バッグ、ワイン・リカーなどの高額品アイテムのオークションを展開しています。同社は、「公明正大且つ信用あるオークション市場の創造と拡大」、「常に信用を重んじる中での慎重かつ大胆な挑戦」、「豊かで美しく潤いある生活文化の追求」を事業の進行方針として掲げています。中長期的な経営指標として、ROE(自己資本当期純利益率)15%以上を目標にしています。

成長戦略として、同社はオークションにおける高額品の取扱い比率を高めること、資産防衛ダイヤモンドやアートのプライベートセールの拡大を通じて増収増益を目指しています。特に、アート関連事業では、「日本近代美術再生プロジェクト」を通じて日本の20世紀の近代美術の再評価と価値付けに取り組み、近代美術だけでなく、コンテンポラリーアートの拡大も推進しています。

また、同社は「資産形成アート投資サロン」を通じて新たな富裕層の誘引を図り、高額品の取り扱いを増加させると同時に、外的要因に影響されにくい新たな事業の開発にも積極的に取り組んでいます。2022年3月に設立したEdoverse株式会社を通じて、仮想空間GameFiの構築を目指す「Edoverse(江戸バース)」の開発・運用・管理にかかるコンサルテーション業務も行っており、NFTアートを中心としたNFT取引を通じて持続可能な経済圏の拡大を目指しています。

エネルギー関連事業においては、アート関連事業に経営リソースを集中させるため、太陽光発電施設事業を縮小しつつも、SDGsの観点から持続可能な再生エネルギーとして自社保有の太陽光発電施設を保持しています。これらの戦略を通じて、Shinwa Wise Holdingsはさらなる成長と発展を目指しています。