シダーJP:2435

時価総額
¥25.5億
PER
19倍
介護保険法に基づくデイサービス、特定施設入居者生活介護、認知症対応型共同生活介護、訪問リハビリテーション、訪問看護、訪問介護、ケアプラン作成、福祉用具、障害支援、給食事業を展開。

沿革

2000年10月

介護事業への参入を企図して、株式会社福岡メディカル販売から株式会社シダーに商号変更し、本店を福岡県北九州市小倉北区大畠一丁目7番19号に移転

2001年1月

福岡県及び山口県にて通所介護(デイサービス)事業、訪問看護(訪問看護・訪問リハビリ)事業、訪問介護(ホームヘルプサービス)事業、居宅介護支援(ケアプラン作成サービス)事業を開始

2001年12月

千葉県八千代市に「八千代デイサービスセンター」を開設(関東地区第一号施設)

2004年8月

滋賀県八日市(現 東近江市)に「建部デイサービスセンター」を開設(東海地区第一号施設)

2004年11月

福岡県北九州市にて認知症対応型共同生活介護(グループホーム)事業を開始

2005年3月

株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年9月

特定施設入居者生活介護 (介護付有料老人ホーム) 事業を開始

千葉県千葉市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ あすみが丘」を開設(関東地区第一号施設)

2005年10月

福岡県北九州市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ ふじまつ」を開設(九州地区第一号施設)

2006年3月

香川県高松市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ こうざい」を開設(四国地区第一号施設)

2006年6月

北海道札幌市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ ていね」を開設(北海道地区第一号施設)

2006年8月

大阪府大阪市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ つるみ」を開設(関西地区第一号施設)

2006年11月

岡山県岡山市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ くにとみ」を開設(中国地区第一号施設)

2007年1月

岡山県岡山市にて小規模多機能型居宅介護事業を開始

2009年5月

山梨県山梨市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ こうふ」を開設(甲信地区第一号施設)

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2010年5月

秋田県秋田市に介護付有料老人ホーム「ラ・ナシカ あきた」を開設(東北地区第一号施設)

2011年10月

介護付有料老人ホーム2施設を運営する株式会社パインの株式100%を取得し、連結子会社とする。

2012年8月

高齢社会戦略1号投資事業有限責任組合と、資本・業務提携契約を締結

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2017年4月

給食事業を運営する味屋フーズ株式会社を設立し、連結子会社とする。

2019年3月

高齢社会戦略1号投資事業有限責任組合と、資本・業務提携契約を解消

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ

移行

事業内容

シダー株式会社およびその子会社2社は、九州・山口地区及び関東地区を中心に、介護保険法に基づくサービスを提供する事業を展開しています。シダーの事業セグメントは、デイサービス事業、施設サービス事業、在宅サービス事業、およびその他事業の4つに大別されます。

デイサービス事業では、要介護・要支援認定者に対し、デイサービスセンターでの食事、入浴、日常生活の世話、機能訓練などを提供し、元気な生活を支援しています。特に、リハビリテーションを中心としたサービスを積極的に行い、カラオケやシアタールームなどの設備も完備しています。

施設サービス事業では、特定施設入居者生活介護(介護付有料老人ホーム)と認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を運営し、入浴、排せつ、食事等の介護や機能訓練を提供しています。

在宅サービス事業では、訪問リハビリテーション、訪問看護、訪問介護(ホームヘルパー)、ケアプラン作成を行い、自宅で安心して生活できるよう支援しています。これらのサービスは、専門家による医学的ケアや日常生活の援助を提供し、介護保険法に基づく要介護・要支援認定者のニーズに応えています。

その他事業として、福祉用具事業、障害支援事業、給食事業を展開しており、これらのサービスも介護サービスの一環として提供されています。シダーはこれらの事業を通じて、幅広い介護ニーズに対応し、質の高いサービスを提供しています。

経営方針

シダー株式会社は、介護保険法に基づくサービスを提供する事業を九州・山口地区及び関東地区を中心に展開しています。同社の事業セグメントは、デイサービス事業、施設サービス事業、在宅サービス事業、およびその他事業の4つに大別され、幅広い介護ニーズに対応し、質の高いサービスを提供しています。

中期経営計画において、シダーは介護保険制度の改定や推進に伴い、デイサービス事業における機能訓練加算や科学的介護に関わる加算などを活用し、介護予防に対応したサービスや利用者のニーズにあったサービスを提供することで新規顧客の獲得を積極的に推進しています。また、施設サービス事業においては、介護付き有料老人ホーム等の施設を関東を中心とした地域で積極的に展開し、将来の事業基盤を構築していく方針です。

さらに、シダーは介護保険外のサービス事業の開発を通じて事業の多角化を推進し、利用者の利便性を向上させることで営業収益の増加を図るとしています。これには、有料老人ホームやデイサービスを核としてドミナントエリアの拡大、在宅サービスとの連携やM&Aの実施などが含まれます。

人材の確保に関しても、シダーはグループの事業拡大に伴い、サービスを提供する人材の確保を重要な課題と認識し、雇用条件の見直しや働きやすい職場環境の構築、各種教育研修プログラムの充実を図ることで、サービスの質の向上や優秀な人材の育成に取り組んでいます。

これらの戦略を通じて、シダーは介護サービス業界におけるリーダーとしての地位を確固たるものにし、持続可能な成長を目指しています。