ディー・エヌ・エーJP:2432

時価総額
¥1918.3億
PER
モバイル・PC向けインターネットサービス提供、ゲームアプリ「Mobage」配信、ライブストリーミング「Pococha」「IRIAM」、スポーツチーム運営「横浜DeNAベイスターズ」、ヘルスケアサービス「Join」「MYCODE」、EC事業展開。

沿革

1999年3月

インターネット上のオークションサイトの企画・運営を行うことを目的として、東京都世田谷区に有限会社ディー・エヌ・エーを設立

1999年8月

株式会社に組織変更し、株式会社ディー・エヌ・エーとなる

1999年8月

本社を東京都渋谷区に移転

1999年11月

オークションサイト「ビッダーズ」のサービスを開始

2001年5月

会員制EC支援サービス「クラブビッダーズ」を導入し、オークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」にリニューアル

2004年3月

携帯電話専用オークションサイト「モバオク」のサービスを開始

2004年7月

アフィリエイトネットワーク「ポケットアフィリエイト」のサービスを開始

2005年2月

東京証券取引所マザーズ市場に上場

2005年6月

株式会社モバオク(現連結子会社)を設立

2006年2月

携帯電話専用ゲームサイト「モバゲータウン」のサービスを開始

2006年5月

株式会社ペイジェントを設立

2006年7月

株式会社エアーリンクの株式を取得

2006年7月

海外事業を開始

2007年12月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2008年1月

DeNA Global, Inc.を米国に設立

2009年8月

WAPTX LTD.(現連結子会社)の株式を取得

2010年1月

「モバゲーオープンプラットフォーム」のサービスを開始

2010年4月

株式会社エブリスタを設立

2010年10月

ヤフー株式会社と提携し、PC向けに「Yahoo! モバゲー」のサービスを開始

2010年11月

米国ngmoco, LLCの持分を取得

2010年12月

スマートフォン向けに「モバゲータウン」のサービスを開始

2011年3月

「モバゲータウン」のサービス名称を「Mobage(モバゲー)」に変更

2011年7月

海外における「Mobage」のサービスを開始

2011年12月

株式会社横浜ベイスターズ(現株式会社横浜DeNAベイスターズ)(現連結子会社)の株式を取得

2012年4月

本社を東京都渋谷区の渋谷ヒカリエに移転

2012年12月

株式会社Cygames(現持分法適用関連会社)の株式を取得

2014年7月

ヘルスケア事業を吸収分割により株式会社DeNAライフサイエンス(現連結子会社)に承継

2014年7月

iemo株式会社及び株式会社ペロリの株式を取得

2014年8月

一般消費者向け遺伝子検査「MYCODE(マイコード)」のサービスを開始

2015年3月

DeSCヘルスケア株式会社(現連結子会社)を設立

2015年3月

任天堂株式会社との間で業務及び資本の提携に関する契約を締結

2015年4月

健康保険組合向け健康レコメンデーションメディア「KenCoM(現kencom、ケンコム)」のサービスを開始

2015年5月

ロボットタクシー株式会社を設立

2016年1月

株式会社横浜DeNAベイスターズが公開買付けにより株式会社横浜スタジアム(現連結子会社)の株式を取得

2016年12月

ショッピングモール事業を譲渡

2017年1月

ライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」のサービスを開始

2018年7月

プロバスケットボールクラブ「東芝川崎ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)」の運営事業を吸収分割により株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース(現連結子会社)が承継

2018年3月

iemo株式会社及びロボットタクシー株式会社を吸収合併

2018年5月

株式会社DeNAトラベルの全株式を譲渡

2019年3月

株式会社ペイジェントの全株式を譲渡

2019年4月

「Anyca(エニカ)」事業を吸収分割により株式会社DeNA SOMPO Mobility(現持分法適用共同支配企業)に承継

2019年8月

ヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom×ほけん」を朝日生命保険相互会社のすべてのお客様向けに提供開始

2020年2月

株式会社ペロリを吸収合併

2020年4月

タクシー配車アプリ等に関する事業を株式会社Mobility Technologies(現GO株式会社)(現持分法適用関連会社)に承継

2021年5月

海外における「Pococha」のサービスを開始

2021年8月

株式会社IRIAM(現連結子会社)の株式を取得

2021年8月

本社を東京都渋谷区の渋谷スクランブルスクエアに移転

2021年9月

日本テクトシステムズ株式会社(現連結子会社)の株式を取得

2021年12月

株式会社エブリスタの全株式を譲渡

2022年4月

東京証券取引所プライム市場に移行

2022年8月

株式会社データホライゾン(現連結子会社)の株式を取得

2022年10月

株式会社アルム(現連結子会社)の株式を取得

2023年2月

株式会社スポーツクラブ相模原(現連結子会社)の株式を取得

事業内容

ディー・エヌ・エー(DeNA)は、モバイルおよびPC向けのインターネットサービスを提供する多角的な事業を展開しています。同社グループは、ディー・エヌ・エー本体を含む連結子会社48社、持分法適用関連会社36社、持分法適用共同支配企業1社の合計86社で構成されています。

同社の事業セグメントは、ゲーム事業、ライブストリーミング事業、スポーツ事業、ヘルスケア・メディカル事業、新規事業およびその他のサービスに大別されます。

ゲーム事業では、モバイル向けゲーム関連サービスを国内外で展開し、「Mobage(モバゲー)」などのゲームアプリの配信を行っています。このセグメントには、株式会社DeNA Games Tokyoや株式会社集英社DeNAプロジェクツなどが含まれます。

ライブストリーミング事業では、「Pococha(ポコチャ)」や「IRIAM(イリアム)」などのサービスを提供し、株式会社IRIAMが主要な事業主体となっています。

スポーツ事業は、プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」の運営や「横浜スタジアム」の管理、バスケットボールチーム「川崎ブレイブサンダース」やサッカーチーム「SC相模原」などのスポーツ関連サービスを日本国内で展開しています。

ヘルスケア・メディカル事業では、ヘルスビッグデータ関連サービスや医療DX(デジタルトランスフォーメーション)関連サービスを提供。具体的には、「Join(ジョイン)」や「MYCODE(マイコード)」などのサービスがあり、株式会社DeNAライフサイエンスやDeSCヘルスケア株式会社などが事業を担っています。

新規事業およびその他のサービスでは、EC事業やその他の新規事業を日本国内で展開しており、株式会社モバオクがこのセグメントに含まれます。

これらの事業を通じて、ディー・エヌ・エーは多岐にわたる分野でのサービス提供を行っており、インターネットを中心としたテクノロジーの進化に伴い、さまざまなニーズに応える企業としての地位を確立しています。

経営方針

ディー・エヌ・エー(DeNA)は、エンターテインメントと社会課題解決の二つの領域を中心に、その特徴を活かした収益基盤の形成とシナジーの創出を目指しています。同社は、顧客に想像を超えるDelight(喜び)を提供することをミッションとし、IT企業としての新たな進化を追求しています。経営指標には売上収益、営業利益、EPSなどを重視し、企業価値の継続的な向上を最重要課題と位置づけています。

中長期的な経営戦略として、ディー・エヌ・エーは、モバイルインターネットの拡大とAI技術の進化を背景に、エンターテインメント領域でのゲーム事業やライブストリーミング事業、社会課題領域でのスポーツ事業やヘルスケア・メディカル事業など、各領域の特性を活かした事業展開を進めています。これらの事業を通じて、一層強い事業ポートフォリオの実現を目指し、非連続な成長を追求しています。

また、組織・風土の強化、コーポレート・ガバナンスの強化、コンプライアンス及びリスク管理体制の強化にも注力しています。これらの取り組みを通じて、お客様に本質的な価値と喜びを提供し、社会的価値の創造を目指しています。ディー・エヌ・エーは、変化の速いインターネット市場において、時代のニーズを捉え、持続可能な成長を目指しています。