リプライオリティ (242A) 株価

時価総額
PER
通販支援事業と通信販売事業の有力企業。月間約150万コールのコールセンターと全国14,394店舗のリテールメディアを展開。アカモクを主力商品とし4月〜5月の旬期に玄界灘で収穫・急速冷凍で出荷。国内展開。

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事業内容

リプライオリティは、通信販売企業向けのコールセンター運営と全国の小売店スペースを使ったインストアプロモーションを主力に事業を展開する企業です。加えて、健康海藻「アカモク」を自社で通信販売する事業も展開しています。

同社の主要顧客は通信販売会社やメーカー、通販向け広告を行う企業で、店舗側とはスペースの設置契約を結んでいます。収益は架電数に応じた基本報酬や、成約や継続率に連動する成果報酬、店舗スペースの設置差益など複数の柱で成り立っています。自社商品の販売も収益源にあるものの、その規模は比較的小さいです。

事業は通販支援事業と通信販売事業に分かれており、通販支援はD2C事業部とリテールメディア事業部で構成されています。D2C事業部は複数拠点で大量の架電を行い、教育体制と音声記録による品質管理で顧客の定着率向上を図っています。リテールメディア事業部はサッカー台などのフリースペースにカタログやフリーペーパーを設置する約14,000店との契約を軸に、通販事業部はアカモクの安定調達と放送を使った販売で付加価値の向上に取り組んでいます。

経営方針

同社は事業の安定化と成長の両立を目指しており、外部企業の受託中心から自社開発商品の比率を高めることで売上に占めるストック型収益を積み上げる戦略を掲げています。具体的には、通販支援事業での自社商品販売を拡大し、新規顧客獲得にかかる広告費を回収できるよう定期購入の比率(定期率)を高める施策を推進しています。なお業界環境は追い風であり、通販市場全体は2024年度に約14兆5,500億円(前年比7.3%増)と拡大している点も成長余地を後押ししています。

同社は顧客接点と店舗ネットワークに重点投資して差別化を図っています。架電業務を担う「コミュニケーター」の確保と教育に注力し、音声記録を用いた品質管理で継続率の向上を目指すほか、約14,000店と結ぶ店舗スペースを活用したリテールメディアでメーカーや通販企業に対する提供価値を高めています。採用体制の強化や専任人員の配置、架電リスト運用の効率化など、人的資源と運用の両面で収益性を高める具体策を実行しています。

新市場開拓と事業拡大では、通信販売事業の主力商材である健康海藻「アカモク」を核にサプライチェーンの拡充と販路拡大を進めています。2023年10月から大学教授と顧問契約を結び、養殖の可能性調査など商品化・調達安定化の研究を進めている点が特徴です。地元での群生資源の有効活用を通じて第一次産業の振興や地方創生、食料危機対策にもつなげる方針で、テレビや放送を活用した広告で認知拡大を図りながら新たな収益の柱を育成しています。

技術革新や内部管理の強化にも取り組んでおり、データを活用した架電リストの最適化や顧客行動分析で定期率向上を狙っています。同時に法令遵守や個人情報保護、労務管理などコンプライアンス強化と内部統制の整備を進め、人員増加に合わせた管理体制の拡充を実施しています。これらにより、同社は成長の速度と事業の安定性を両立させることを目指しています。

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