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ブラスJP:2424
沿革
1998年4月 |
結婚式司会者派遣を目的として愛知県一宮市に有限会社ブラス(資本金3,000千円)を設立 |
2003年2月 |
愛知県一宮市に第1号店として「ルージュ:ブラン」を開店 |
2004年3月 |
株式会社ブラス(資本金10,000千円)に組織変更 |
2004年11月 |
愛知県日進市に「オランジュ:ベール」を開店 |
2004年12月 |
日本証券業協会のグリーンシート銘柄に指定 |
2005年5月 |
愛知県岡崎市に「ブルー:ブラン」を開店 |
2005年12月 |
愛知県名古屋市に「ブルー:レマン自由が丘」を開店(現「ブルーレマン名古屋」) |
2006年4月 |
愛知県一宮市の「ルージュ:ブラン」をリニューアルOPEN |
2007年3月 |
愛知県安城市に「ブラン:ベージュ」を開店 |
2007年11月 |
日本証券業協会のグリーンシート銘柄の指定取消 |
2008年2月 |
愛知県常滑市に「マンダリンポルト」を開店 |
2008年10月 |
岐阜県羽島市に「ヴェールノアール」を開店 |
2009年6月 |
愛知県豊橋市に「ルージュアルダン」を開店 |
2010年2月 |
愛知県豊田市に「アージェントパルム」を開店 |
2011年1月 |
三重県鈴鹿市に「ミエルクローチェ」を開店 |
2011年6月 |
愛知県岡崎市の「ブルー:ブラン」をリニューアルOPEN |
2012年2月 |
愛知県名古屋市に「ヴェルミヨンバーグ」を開店 愛知県名古屋市にドレスショップ「B.DRESSER丸の内」をOPEN |
2012年5月 |
愛知県名古屋市に「ブルーレマン名古屋」をリニューアルOPEN |
2013年6月 |
静岡県浜松市に「マンダリンアリュール」を開店 |
2014年4月 |
愛知県名古屋市西区に本社を移転 |
2014年6月 |
静岡県静岡市に「ラピスアジュール」を開店 |
2015年5月 |
愛知県名古屋市に「クルヴェット名古屋」を開店 |
2016年3月 2016年6月 2017年1月 2017年3月 2017年4月 2017年7月 2017年7月 2017年10月 2018年10月 2019年2月 2019年4月 2019年6月 2019年9月 2019年11月 2019年11月 2020年1月 2020年3月 2020年4月 2020年9月 2021年12月 2022年4月 2022年5月 2022年9月 |
東京証券取引所マザーズ及び名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場 三重県四日市市に「ミエルシトロン」を開店 三重県津市に「ミエルココン」を開店 愛知県名古屋市に和装専門レンタルセレクトショップ「翔風館」をOPEN 大阪府大阪市に「ブランリール大阪」を開店 東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に市場変更 株式会社ビーラインよりブライダル事業(ヴィラエッフェ)の譲受 静岡県静岡市に「ラピスコライユ」を開店 静岡県沼津市に「オリゾンブルー」を開店 静岡県浜松市にドレスショップ「B.DRESSER浜松」をOPEN BRASS USA INC.(現 連結子会社)を設立 大阪府大阪市に「ブルーグレース大阪」を開店 静岡県浜松市に「アーブルオランジュ」を開店 愛知県名古屋市にレストラン「窯焼きステーキ焚火(TAKIBI)」をOPEN 愛知県名古屋市中村区に本社を移転 愛知県名古屋市に焼き菓子・ケーキ専門店「Buttery(バタリー)」をOPEN 愛知県名古屋市にドレスショップ「B.DRESSER名古屋駅前」をOPEN 千葉県船橋市に「アコールハーブ」を開店 京都府京都市に「アトールテラス鴨川」を開店 愛知県名古屋市に映像・写真・グラフィックデザイン事業「株式会社lyrics(リリックス)」 (現 連結子会社)を設立 愛知県名古屋市に焼き菓子・ケーキ専門店「Buttery(バタリー)名駅桜通店」をOPEN 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 静岡県静岡市にドレスショップ「B.DRESSER静岡」をOPEN フォトウエディングを運営する「株式会社アロウブライト」の全株式を取得及び連結子会社化 |
事業内容
ブラス及びその連結子会社であるBRASS USA INC.、株式会社lyrics、株式会社アロウブライトは、ウエディング事業を中心に展開しています。このグループは、東海地方を中心に、愛知、岐阜、三重、静岡、大阪、京都、千葉で完全貸切のゲストハウスにおける挙式・披露宴の企画・運営を手掛けており、ウエディング事業を単一の事業セグメントとしています。
ブラスのウエディング事業の特徴は、専門式場やホテル、レストランとは異なり、「完全貸切ゲストハウス」を採用している点です。各店舗は「1チャペル、1パーティ会場、1キッチン」のスタイルを有し、完全貸切であるため、ガーデンやテラスを活用した演出や会場全体の装飾が可能です。これにより、新郎新婦とゲストにプライベートな空間を提供しています。
店舗の形態は、郊外型、都市型、都心型テナント入居店舗の3種類があり、地域の規模や特性に合わせた事業展開を行っています。また、ブラスでは、ウエディングプランナー一貫制を採用し、新郎新婦の要望に応え、信頼関係を築きながら、オリジナル感あふれる結婚式を提供しています。結婚式当日の料理には、オープンキッチンから提供される旬の食材を使用した本格フランス料理が挙げられます。
さらに、ブラスは新郎新婦とのつながりを重視し、結婚式を挙げたカップルを招待して「夏祭り」を開催するなど、挙式後も関係を維持しています。連結子会社では、BRASS USA INC.がハワイでの挙式披露宴プロデュース、株式会社lyricsが映像・写真商品の制作、株式会社アロウブライトがフォトスタジオ運営を行い、それぞれブラスの事業を支えています。
経営方針
ブラスは、ウエディング事業を核として、独自の成長戦略を推進しています。同社は「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」という企業理念のもと、完全貸切ゲストハウス、ウエディングプランナー一貫制、オープンキッチンを特徴とするウエディングスタイルを提供しています。事業の成長を目指し、全国に結婚式場の新設を進めています。
経営戦略として、売上高、経常利益、売上高経常利益率の向上を目指し、安定的な成長と株主価値の向上に努めています。新規出店の継続を可能にするため、既存店舗の収益の維持・拡大が重要と捉え、トレンドに応じた広告戦略や店舗ディスプレイへの投資を行い、集客数と成約率の向上を図っています。また、キャッシュフローの改善にも注力し、原価率の低減や販管費の管理、出店戦略の多様化を通じて出店コストを抑えることで、持続的な成長を目指しています。
経営環境においては、新型コロナウイルス感染症の影響や経済的不確実性に直面しながらも、ゲストハウスウエディングの市場は広く支持を集めています。同社は、競争力の高いゲストハウスの展開を事業の根幹とし、出店戦略の多様化や効率的な店舗展開を進めることを重要な課題としています。また、人材の確保と育成、衛生管理の強化、コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の強化、結婚式クオリティの強化を前提とした内製業務の推進など、複数の課題に対処しています。
ブラスは、東海地方を中心に、愛知、岐阜、三重、静岡、大阪、京都、千葉で事業を展開し、完全貸切のゲストハウスウエディングを提供しています。同社のウエディング事業は、専門式場やホテルとは異なり、プライベートな空間を提供することで、新郎新婦とゲストに特別な体験を提供しています。