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ヒューマンホールディングスJP:2415
沿革
1985-04 | 大阪市南区(現中央区)において、教育事業を目的として、株式会社教育未来社を設立 |
1986-03 | 株式会社教育未来社をザ・ヒューマン株式会社へ商号変更 |
1988-02 | 大阪市北区において、人材派遣事業を目的として、ヒューマン・タッチ株式会社(現・ヒューマンリソシア株式会社)(現・連結子会社)を設立 |
1999-04 | ザ・ヒューマン株式会社は、神戸市北区において、介護事業を開始 |
2002-08 | ザ・ヒューマン株式会社及びヒューマン・タッチ株式会社の共同株式移転により、東京都新宿区において、子会社に対する経営指導等を目的として、ヒューマンホールディングス株式会社(当社)を設立 |
2003-11 | ザ・ヒューマン株式会社、ヒューマン・タッチ株式会社を、それぞれヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンリソシア株式会社に商号変更 |
2004-10 | 日本証券業協会に店頭登録 |
2004-12 | 日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005-06 | スポーツエンターテインメント事業を目的として、ヒューマンスポーツエンタテインメント株式会社(現・ヒューマンプランニング株式会社)(現・連結子会社)を設立 |
2006-05 | ネイルサロン運営事業を目的として、ダッシングディバインターナショナル株式会社(現・連結子会社)を設立 |
2009-01 | ヒューマンリソシア株式会社は、ヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンビジネスサービス株式会社、ヒューマックス株式会社を吸収合併 |
2010-04 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場 ヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマンライフケア株式会社及びヒューマンインキュベーション株式会社(現・ヒューマングローバルタレント株式会社)(以上の3社は全て現・連結子会社)を設立 |
2010-07 | ヒューマンリソシア株式会社は、会社分割(吸収分割)により、教育事業をヒューマンアカデミー株式会社に、介護事業をヒューマンライフケア株式会社に、インターネット関連事業、子育て支援事業及び家事代行サービス事業をヒューマンインキュベーション株式会社に、それぞれ承継 |
2011-06 | ヒューマンインターナショナル株式会社(現・ヒューマングローバルタレント株式会社)は、業務受託事業をヒューマンリソシア株式会社に、インターネット関連事業の一部をヒューマンアカデミー株式会社に、子育て支援事業及び家事代行サービス事業をヒューマンライフケア株式会社に事業譲渡 |
2012-04 | ヒューマンタッチ株式会社及びヒューマンメディカルケア株式会社を設立 |
2012-08 | ヒューマンリソシア株式会社は、人材紹介事業、特定労働者派遣事業、業務受託事業の一部をヒューマンタッチ株式会社に、医療・福祉・介護分野に係る一般労働者派遣事業、人材紹介事業、業務受託事業をヒューマンメディカルケア株式会社に事業譲渡 |
2013-04 | ヒューマンインターナショナル株式会社をダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社へ商号変更 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2014-10 | ヒューマンアカデミー株式会社は、クデイラアンド・アソシエイト株式会社(2017年4月ヒューマングローバルコミュニケーションズ株式会社に商号変更)の全株式を取得 |
2015-03 | ヒューマンアカデミー株式会社は、株式会社みつば(現・ヒューマンスターチャイルド株式会社)(現・連結子会社)の全株式を取得 |
2015-12 | ヒューマンメディカルケア株式会社は、事業の全部をヒューマンリソシア株式会社に事業譲渡 |
2016-03 | ダイレクトワン株式会社(2016年8月ヒューマンデジタルソリューションズ株式会社に商号変更)(現・連結子会社)の全株式を取得 |
2017-04 | ヒューマンデジタルソリューションズ株式会社は、株式会社ウェブスマイル(現・ヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社)の全株式を取得 |
2017-10 | ヒューマンタッチ株式会社は、人材派遣事業、業務受託事業をヒューマンリソシア株式会社に事業譲渡 |
2018-07 | ヒューマンデジタルソリューションズ株式会社は、株式会社ウェブスマイルに吸収合併 |
2019-03 | ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社をヒューマングローバルタレント株式会社へ商号変更 |
2019-09 | 株式会社ウェブスマイルをヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社へ商号変更 |
2021-05 | ヒューマンタッチ株式会社は、事業の全部をヒューマンリソシア株式会社に事業譲渡 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2022-12 | ヒューマンリソシア株式会社は、株式会社エフ・ビー・エス(現・連結子会社)の全株式を取得 |
2024-03 | ヒューマングローバルコミュニケーションズ株式会社は、ヒューマンアカデミー株式会社に吸収合併 |
事業内容
ヒューマンホールディングスは、持株会社として、子会社の経営指導や管理を行い、事業間のシナジー効果を引き出すことを主な事業内容としています。同社グループは、人材関連事業、教育事業、介護事業、およびその他の事業を展開しており、2023年3月31日現在で、ヒューマンホールディングスを含む連結子会社11社、非連結子会社12社、関連会社2社で構成されています。
人材関連事業では、ヒューマンリソシア株式会社、ヒューマングローバルタレント株式会社、株式会社エフ・ビー・エスが、人材派遣、人材紹介、業務受託、インターネットを活用した転職求人情報サービス、システム開発などを手がけています。
教育事業においては、ヒューマンアカデミー株式会社、ヒューマングローバルコミュニケーションズ株式会社、ヒューマンスターチャイルド株式会社、Human Academy Europe SAS、ヒューマンライフケア株式会社が、社会人教育、全日制教育、児童教育、国際人教育、翻訳・研修、保育などの事業を展開しています。
介護事業は、ヒューマンライフケア株式会社が中心となり、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護サービス、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、介護付き有料老人ホーム事業を提供しています。
その他の事業としては、ヒューマンプランニング株式会社、ダッシングディバインターナショナル株式会社、ヒューマンデジタルコンサルタンツ株式会社が、スポーツ事業、ネイルサロン運営、IT事業などを行っています。
これらの事業を通じて、ヒューマンホールディングスグループは、多岐にわたる分野でサービスを提供し、社会のさまざまなニーズに応えています。
経営方針
ヒューマンホールディングスは、経営理念「為世為人」に基づき、社会と人々のために貢献することを目指しています。同社は、「人を育てる」事業と「人を社会に送り出す」事業を一体化したビジネスモデルを掲げ、教育を中心に事業展開を強化しています。また、DX推進による業務効率化や高付加価値ビジネスの創造、事業戦略に則したM&A推進を図り、競争力の強化と企業価値の向上を目指しています。
国内の人口減少や少子高齢化といった社会課題に対応するため、同社は人材関連事業、教育事業、介護事業などの分野で、社会のニーズに応えるサービスの提供に注力しています。人材関連事業では、人手不足に対応するための育成型派遣やリモートワーク派遣の強化、海外ITエンジニアの活用などに取り組んでいます。教育事業では、リカレント教育市場の拡大に伴い、独自の学習プラットフォームを活用したサービス品質の向上や、時流を捉えた商品開発に努めています。介護事業では、高齢化社会に対応するため、地域包括ケアシステムの構築やIT活用による業務効率化を推進しています。
これらの取り組みを通じて、ヒューマンホールディングスは、社会と共に持続的な成長を目指し、各事業分野での競争力強化と企業価値の向上に努めています。同社は、経営効率の改善と利益率の向上を重要課題とし、連結売上高経常利益率5%を目標に掲げています。