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鉄人化ホールディングスJP:2404
沿革
1999年12月 |
カラオケルーム等の運営を目的として、東京都目黒区中根一丁目3番4号に株式会社鉄人化計画を設立(資本金10,000千円) |
2000年4月 |
川崎市高津区にカラオケルーム運営事業1号店として「カラオケの鉄人 溝の口店」をオープン |
2000年9月 |
有限会社東京日の丸(現トリックスターズ・アレア有限会社)のカラオケルーム運営業務の受託を開始 |
2001年3月 |
本社を東京都渋谷区桜丘町3番16号NIKIビルに移転 |
2002年1月 |
2000年9月より受託していたカラオケルーム運営業務を解消し、受託店舗の一部であった「カラオケの鉄人」4店舗、「カラオケ屋」3店舗を直営化 |
2002年8月 |
当社オリジナルのカラオケシステムである「鉄人システム」を開発・導入 |
2004年4月 |
本社を東京都目黒区中目黒二丁目6番20号に移転 |
2004年7月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2005年2月 |
まんが喫茶(複合カフェ)の新ブランド「アジールエッセ」1号店をオープン |
2005年9月 |
株式会社システムプランベネックス(旧・連結子会社)の株式取得(100%) |
2005年11月 |
株式会社エクセルシア(旧・連結子会社)の株式取得(100%) |
2006年3月 |
からふね屋珈琲株式会社(旧・連結子会社)の株式取得(100%) |
2007年12月 |
新たな店舗コンセプトの試みとして、パフェメニュー150種類以上を揃えた「からふね屋珈琲店・本店」を京都・河原町三条にオープン |
2008年6月 |
当社のまんが喫茶(複合カフェ)運営事業を会社分割(吸収分割)により株式会社クリエイト・ユー(旧・連結子会社)に承継 |
2009年11月 |
株式会社システムプランベネックス(旧・連結子会社)を存続会社、株式会社エクセルシア並びに株式会社クリエイト・ユーを消滅会社とする吸収合併を実施 |
2010年10月 |
株式会社アイディアラボ(旧・連結子会社)の株式取得(100%) |
2010年11月 |
中華民国(台湾)に100%出資の子会社「鐵人化計畫(股)有限公司」(旧・連結子会社)を設立 |
2011年3月 |
当社を存続会社とする株式会社アイディアラボ(旧・連結子会社)の吸収合併を実施 |
2011年12月 |
本社を東京都目黒区八雲一丁目4番6号に移転 |
2012年12月 |
グアム(アメリカ合衆国準州)に100%出資の子会社「TETSUJIN USA Inc.」(現・連結子会社)を設立 |
2013年1月 |
大韓民国(韓国)において当社が出資するファンド「シーエルエスジー私募投資専門会社第1号」(旧・連結子会社)を設立(韓国系ファンド:出資比率99.93%) 同ファンドが「チョリンKOREA Inc.」(旧・連結子会社)の株式取得(間接所有孫会社に該当) |
2013年2月 |
中華民国(台湾)において咖蘭芙妮屋咖啡店(日本名:からふね屋珈琲店)第1号店をオープン |
2013年6月 |
普通株式1株を200株に株式分割、単元株制度を導入し1単元の株式数を100株とする |
2015年1月 |
東京証券取引所市場第二部に市場変更 |
2015年4月 |
本社を東京都目黒区東山三丁目8番1号に移転 |
2015年7月 |
当社を存続会社とする株式会社システムプランベネックス(旧・連結子会社)の吸収合併を実施 |
2015年8月 |
からふね屋珈琲株式会社(旧・連結子会社)の全株式を譲渡 |
2018年5月 |
第三者割当増資(資本金1,021百万円) |
2019年3月 |
飲食専門店「赤から」とのコラボレーション業態1号店として「カラオケの鉄人 松戸アネックス店」をオープン |
2019年12月 |
まつ毛エクステ・ネイルサロン「Rich to」の事業譲受により中京圏に営業拠点を展開 |
2020年1月 |
「牛カツ京都勝牛 ヨドバシ横浜店」の運営開始 |
2020年2月 |
減資(資本金 100百万円) |
2020年4月 |
ラーメン事業「直久」の事業譲受により飲食事業を強化 |
2020年8月 |
増資(資本金 849百万円) |
2021年3月 |
本社を東京都目黒区碑文谷五丁目15番1号に移転 |
2021年8月 |
減資(資本金 50百万円) |
2021年12月 |
まつ毛エクステ・ネイルサロンを運営するビアンカグループ6社(現・連結子会社)の株式取得(100%) |
2022年1月 |
不動産事業の運営を目的として、100%出資の子会社「株式会社コストイノベーション」(現・連結子会社)を設立 |
事業内容
鉄人化計画株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。主力事業はカラオケルーム運営で、首都圏を中心に「カラオケの鉄人」ブランドで店舗を展開しています。この事業では、楽曲数の最大化と顧客を楽しませることを目指し、独自の「鉄人システム」を用いたコンテンツや演出を提供しています。
飲食事業では、「直久」ブランドのラーメン事業を中心に、直営店舗やフランチャイズ店舗、小売流通事業者への販売を行っています。また、「京都勝牛」や「赤から」といったブランドで飲食業を運営し、カラオケと飲食の複合業態店舗も展開しています。
美容事業では、首都圏で「Bianca」ブランド、中京地区で「Rich to」ブランドのもと、まつ毛エクステやネイルサロンを運営しています。
メディア・コンテンツ企画事業では、携帯電話用モバイルコンテンツの制作・販売・配信を行っており、着信メロディや着うた®などを提供しています。
その他の事業として、アニメやゲームのコンテンツフォルダーとのコラボレーション事業や、eスポーツ事業「TZ GAME Labs」を展開しています。これらの事業を通じて、鉄人化計画グループは多角的なビジネスモデルを構築し、様々な顧客ニーズに応えています。
経営方針
鉄人化計画株式会社は、経営環境の変化に迅速かつ適切に対応することを目指し、遊びの本質を追求することで物心両面において国民の文化的生活に貢献するという経営方針を掲げています。同社は、「豊かな発想と挑戦」を企業理念とし、事業を通じて豊かな社会の実現を目指しています。従業員に対しては、夢と希望を持って働ける職場環境の実現を約束し、先端技術やサービスの積極的な導入を通じて、魅力ある企業であり続けることを目指しています。
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受け、特に主力事業であるカラオケルーム運営事業では客数の減少により売上が著しく減少しました。しかし、経済活動の正常化に伴い、飲食事業や美容事業では回復傾向が見られます。同社は、カラオケルーム運営事業においてはコスト削減と効率的な店舗運営、コンテンツとのコラボレーション企画の推進により収益拡大を図り、飲食事業では新規出店による事業収益の拡大を目指しています。美容事業では、第二の主力事業として積極的な出店と人財採用、技術教育の強化を進めています。
財務面では、長期化した業績悪化により運転資金が厳しい状況にありますが、経営環境の回復傾向を踏まえ、運転資金の調達や自己資本の増強を検討しています。また、有利子負債と財務指標に重点を置いた事業運営を続け、2024年3月に返済期日を迎えるタームローン契約については、取引金融機関との協議を進めています。
鉄人化計画グループは、カラオケルーム運営事業をはじめとする複数の事業セグメントを通じて、多角的なビジネスモデルを構築し、様々な顧客ニーズに応えることで、業績回復と成長を目指しています。