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ウェッジホールディングス【JP:2388】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ウェッジホールディングスは、映像・音楽・アニメ・書籍などのコンテンツの企画・制作から流通・配信、権利管理やイベント運営までを手がける持株会社です。同社はコンテンツ事業を主力とし、制作から小売・配信まで一貫して扱うビジネスを展開しています。
主要な顧客は一般消費者やホビー愛好者、書店や小売業者、放送・配信事業者などで、商品販売、配信収入、ライセンス料やイベント収益が収益の柱となっています。同社はまた、持分法適用の関連会社を通じてデジタル金融分野への関与を維持し、投資収益や合弁事業からの収入機会を確保しています。
事業の実務はユニコン事業部、ホビー事業部、ブレインナビジャパン事業部、コンテンツビジネス企画推進室、および樹想新社といった組織で構成しています。同社は映像・音楽・雑誌・書籍・トレーディングカードやウェブ、イベントといった製品・サービスを扱い、グループ内の関連会社は株式保有や資産管理を通じて事業基盤を支えています。
経営方針
同社は中期経営計画「アクセルプラン」を軸に、コンテンツ事業を主力として売上と利益の拡大を目指しています。国内では売上高が増加傾向にあり、数年来の構造改革で固定費削減を進めた結果、利益率の改善に寄与しています。目標数値は有価証券報告書に明示されていませんが、同社は2025年以降の再成長を見据え、収益性の高い事業構造の確立を優先課題としています。
重点投資分野としてはコンテンツの企画・制作から流通・配信、権利管理までの一貫体制を強化しています。具体的にはベトナムやインドネシアでの販売網拡大(大手書店との提携、直営店・フランチャイズ展開)や固定費の適正化を継続することで収益基盤を強め、競合と差別化するために独自コンテンツと権利の管理体制に投資しています。同時に、持分法適用関連会社を通じたデジタル金融分野への関与を維持し、グループでのシナジー創出を目指しています。
新市場開拓では東南アジアに注力しており、同社は東南アジア市場での事業展開を加速させることを目指しています。具体的にはベトナム、インドネシア、タイでのコンテンツ事業をグループ会社と連携して拡大し、Digital Finance事業はカンボジア、ラオス、ミャンマー、スリランカでの展開を継続しています。過去5年間のコロナ禍や大型裁判による停滞を踏まえ、2025年以降は各国の情勢を見極めつつ段階的に貸付などの事業再展開を始める方針であり、人的ネットワークを活用した現地人材の採用・育成も進めています。なお、リゾート事業に関しては持分法適用関連会社の株式を譲渡し、2025年9月期第3四半期連結会計期間から持分法対象から除外しています。
技術革新への取り組みでは、配信基盤や権利管理システムの整備、データ活用による販促の高度化を進めています。具体的にはオンライン販売チャネルとイベントのデジタル化を強化し、ライセンス管理の効率化や二次収益の拡大を図るとともに、デジタル金融側ではリスク管理体制の強化と貸付プラットフォームの改善に投資しています。約10年にわたる東南アジア展開で培ったノウハウを技術投資と組み合わせ、より安定して利益を上げられる事業基盤の構築を目指しています。