セントケア・ホールディングJP:2374

時価総額
¥219.5億
PER
10.4倍
介護サービス事業を中心に、訪問介護、訪問入浴介護、居宅介護支援、訪問看護、福祉用具貸与・販売、通所介護、認知症対応型共同生活介護、小規模多機能型居宅介護、特定施設入居者生活介護、短期入所生活介護、住宅リフォーム、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、看護小規模多機能型居宅介護、サービス付き高齢者向け住宅、在宅ホスピスを提供。

沿革

1983年3月

高齢化社会の到来を鑑み、介護サービス事業を営むことを目的に、東京都台東区に日本福祉サービス株式会社を設立

2002年5月

商号をセントケア株式会社に変更、本店を東京都中央区に移転

2003年2月

ホームページ作成やデータ入力請負、印刷物の製作等のアウトソーシング受託業務を目的として、ピアサポート株式会社を設立(現  連結子会社)

2003年2月

居宅介護支援事業に特化した介護サービス事業を行うことを目的として、ケアプランサービス株式会社を設立(現  連結子会社)

2003年10月

社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録

2004年12月

ジャスダック証券取引所に株式を上場

2006年10月

介護サービス事業等を行うことを目的として、セントケア東北株式会社など6社を設立(現  連結子会社)

2006年11月

経理・財務・総務・人事・情報システム関連業務に係るシェアードサービスを行うことを目的として、セントワークス株式会社を設立(現  連結子会社)

2007年4月

当社を吸収分割会社、セントケア東北株式会社など7社を吸収分割承継会社とする会社分割を実施、同時に商号をセントケア・ホールディング株式会社に変更

2007年7月

北海道札幌市において介護サービス事業を行う北海道介護サービス株式会社(現  セントケア北海道株式会社)を株式取得により連結子会社化(現  連結子会社)

2007年9月

株式会社コムスンと株式譲渡契約を締結し、セントケア宮城株式会社など14社を株式取得により連結子会社化(現  連結子会社)、同時に株式会社コムスンを吸収分割会社、14社を吸収分割承継会社とする会社分割契約を締結

2007年11月

株式会社コムスンとの会社分割契約により、株式会社コムスンから、セントケア宮城株式会社など12社へ会社分割を実施

2007年12月

株式会社コムスンとの会社分割契約により、株式会社コムスンから、セントケア熊本株式会社及びセントケア宮崎株式会社へ会社分割を実施

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2011年8月

セントケア香川株式会社をセントケア四国株式会社に、セントケア熊本株式会社をセントケア九州株式会社に商号変更

2011年10月

セントケア四国株式会社を吸収合併存続会社、セントケア徳島株式会社、セントケア愛媛株式会社を吸収合併消滅会社とする合併を実施

2011年10月

セントケア九州株式会社を吸収合併存続会社、セントケア佐賀株式会社、セントケア長崎株式会社、セントケア大分株式会社及びセントケア宮崎株式会社を吸収合併消滅会社とする合併を実施

2012年5月

2013年7月

埼玉県内において介護サービス事業を行う株式会社福祉の街を株式取得により連結子会社化(現  連結子会社)

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2014年10月

株式会社福祉の街にて、埼玉県内において介護サービス事業を行う株式会社アールスタッフを株式取得により連結子会社化(当社孫会社化)(現 連結子会社)

2014年10月

介護ロボットの企画・販売を行うことを目的として、ケアボット株式会社を設立(現 連結子会社)

2015年7月

秋田県内において介護サービス事業を行う株式会社虹の街(現 連結子会社)及び株式会社虹の街企画を株式取得により子会社化

2015年7月

株式会社虹の街を吸収合併存続会社、株式会社虹の街企画を吸収合併消滅会社とする合併を実施

2016年5月

2016年12月

2017年3月

2017年6月

東京証券取引所市場第二部に市場変更

東京証券取引所市場第一部に指定

AIによるケアプランの開発・提供を目的として、株式会社シーディーアイを設立(現 持分法適用会社)

東京都内において、訪問看護を中心に介護サービス事業等を行う株式会社ミレニアを株式取得により連結子会社化(現 連結子会社)

2018年4月

セントワークス株式会社を吸収合併存続会社、株式会社アイエヌジーを吸収合併消滅会社とする合併を実施

2021年8月

ちいき・ケア株式会社の事業の一部を会社分割により株式会社福祉の街に承継すると共に、セントケア東京株式会社を吸収合併存続会社、ちいき・ケア株式会社を吸収合併消滅会社とする合併を実施

2021年11月

愛知県を中心に介護サービス事業を行う株式会社福祉の里を株式取得により連結子会社化(現 連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年7月

在宅ケア領域のDX化を推進することを目的として、セントケアDX株式会社を設立(現 連結子会社)

2022年7月

岡山県への事業進出を目的として、セントケア岡山株式会社を設立(現 連結子会社)

2023年1月

通所介護や訪問看護にICTを組み合わせた介護サービスの提供を目的として、セントケア・Replus株式会社を設立(現 連結子会社)

2023年1月

福祉用具貸与・販売及び住宅リフォーム事業の集約を目的として、セントケアりまいん株式会社を設立(現 連結子会社)

2023年5月

セントケア東北株式会社など10社の福祉用具貸与・販売及び住宅リフォーム事業を吸収分割により、セントケアりまいん株式会社に承継する会社分割を実施

事業内容

セントケア・ホールディング株式会社は、28の連結子会社と1つの持分法適用会社を有し、介護サービス事業を主軸に展開しています。同社の提供するサービスは、訪問介護、訪問入浴介護、居宅介護支援、訪問看護、福祉用具貸与・販売、通所介護(デイサービス)、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護、特定施設入居者生活介護(介護付有料老人ホーム)、短期入所生活介護(ショートステイ)、住宅リフォームサービス、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス、看護小規模多機能型居宅介護サービス、サービス付き高齢者向け住宅、在宅ホスピス(住宅型有料老人ホーム)に及びます。

また、その他の事業として、ピアサポート株式会社が障害者向け就労移行支援事業やアウトソーシング事業を、セントワークス株式会社が介護保険請求ASPシステム販売及び労働者派遣事業を、ケアボット株式会社が介護ロボットの企画・販売を行っています。

これらのサービスは、高齢者や障害者が自立した日常生活を送ることができるよう支援することを目的としており、在宅ケアの基盤整備を重視しています。セントケア・ホールディングは、質の高い介護サービスの提供を通じて、利用者の満足度向上に努めています。

経営方針

セントケア・ホールディングは、介護サービス事業を中心に展開しており、その成長戦略は「福祉社会の創造」と「生き甲斐の創造」を理想としています。同社は、地域社会とのコミュニケーションを通じてホスピタリティの創造を追求し、住み良い環境の実現に貢献しています。また、「お客様第一主義」を徹底し、安心と満足、喜びを提供することで安定成長を目指しています。

経営指標としては、売上高成長率6~7%、売上高営業利益率6~7%の達成、維持に努めています。中長期的な経営戦略として、介護保険制度の変化に対応し、中重度・医療的ニーズの高いお客様への対応を重要課題として位置づけています。「これまでも、これからも、ずっと在宅」をスローガンに掲げ、お客様が住み慣れた地域で生活し続けることを可能にするソリューションを提供しています。

成長戦略の一環として、訪問看護、看護小規模多機能型居宅介護、小規模多機能型居宅介護を重点投資サービスと定め、積極的に展開しています。これらのサービスを中心に、様々な関係者との連携を強化し、多機能型拠点のモデル構築を推進しています。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響に対しては、感染症予防及び拡大防止対策を実施し、安全を確保した上でサービス運営を継続しています。

人材確保、サービス品質の向上、収益基盤の強化を優先的に対処すべき事業上の課題としており、これらの課題に対応することで、セントケア・ホールディングは持続可能な成長を目指しています。