カカクコムJP:2371

時価総額
¥3642.8億
PER
22.8倍
購買支援サイト『価格.com』、レストラン検索・予約『食べログ』、保険比較『カカクコム・インシュアランス』等、多岐に渡るサービス展開。

沿革

年月

事項

1997年12月

㈲コアプライス設立。

1999年12月

本社を東京都台東区に移転。

2000年5月

㈲コアプライスから㈱カカクコムへ組織及び商号変更。

2000年9月

本社を東京都台東区内で移転。

2001年3月

子会社(議決権所有割合100%)として㈲コアプライス(現・㈱カカクコム・インシュアランス)を設立。

2002年6月

㈱デジタルガレージの資本参加を受ける。

2002年7月

㈱デジタルガレージから役員を招聘し、同社の子会社となる。

2003年10月

東京証券取引所マザーズに株式を上場。

2004年6月

本社を東京都文京区に移転。

2005年1月

フォートラベル㈱を株式取得及び株式交換により完全子会社化。

2005年3月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更。

2005年12月

子会社(議決権所有割合100%)として㈱カカクコム・フィナンシャルを設立。

2007年4月

㈱エイガ・ドット・コムを株式取得により子会社化。

2009年5月

㈱デジタルガレージが保有する当社株式の一部をカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱へ譲渡完了。㈱デジタルガレージ及びカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱の持分法適用関連会社となる。

2010年6月

本社を東京都渋谷区に移転。

2011年11月

関西支社を大阪市北区に開設。

2012年5月

カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱が保有する当社株式の一部を㈱電通(現・㈱電通グループ)へ譲渡完了。

2012年6月

㈱電通(現・㈱電通グループ)の持分法適用関連会社となる。

2014年3月

㈱タイムデザインを株式取得により子会社化。

2015年2月

㈱webCGを株式取得により子会社化。

2018年1月

㈱LCLを株式取得により子会社化。

2018年2月

2018年7月

2018年8月

2018年10月

㈱ガイエを株式取得により子会社化。

九州支社を福岡市博多区に開設。

㈱電通(現・㈱電通グループ)が保有する当社株式をKDDI㈱へ譲渡完了。

KDDI㈱の持分法適用関連会社となる。

2020年1月

2021年9月

2022年4月

2022年10月

渋谷オフィスを東京都渋谷区に開設。

フォートラベル㈱を吸収合併。

東京証券取引所プライム市場へ区分移行。

㈱Patheeを株式取得により子会社化。

事業内容

カカクコムグループは、インターネット・メディア事業とファイナンス事業の二つの主要なセグメントを通じて、多岐にわたるサービスを提供しています。インターネット・メディア事業では、購買支援サイト「価格.com」やレストラン検索・予約サイト「食べログ」をはじめとする様々なサービスを展開。これらのサイトでは、商品やサービスの比較検討、飲食店の検索と予約などを通じて、消費者に有益な情報を提供しています。また、新興メディア・ソリューション事業では、求人情報、不動産、旅行、映画、自動車情報など、特定分野に特化したサイト運営や、ダイナミックパッケージプラットフォーム、高速バス比較検索サイトなど、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。

一方、ファイナンス事業では、カカクコム・インシュアランスを通じて、生命保険や損害保険の募集代理・媒介事業を行い、オンラインでの保険商品の比較・検討支援や、保険に関するコンサルティングサービスを提供しています。これにより、カカクコムグループは、生活者の視点に立った幅広いサービスを展開し、消費者の購買活動や生活全般における選択肢の拡大と質の向上に貢献しています。

経営方針

カカクコムグループは、インターネット・メディア事業とファイナンス事業を軸に、生活者の視点に立った幅広いサービスを提供しています。同社は、購買支援サイト「価格.com」やレストラン検索・予約サイト「食べログ」など、20以上のサービスを展開し、消費者の日常生活に役立つ情報を提供しています。これらのサービスは、各事業がグループ全体の業績を牽引し、継続的な成長を実現しています。

カカクコムグループは、社会や生活の変化を捉え、新たなニーズや事業の可能性を発掘することによって、既存事業の変革と新規事業の創出に挑戦しています。具体的には、「価格.com」では商品やショップの掲載拡充、中古やサブスクリプション、レンタルなどの新しい購買手段の確立、新サービスカテゴリの創出に取り組んでいます。「食べログ」では、ネット予約ができる店舗の拡大やアプリ利用者の増加、飲食店の業務課題解決に向けた総合DXサービスの展開を進めています。「求人ボックス」では、情報充実と機能改善による探しやすさの追求や、求人広告の柔軟な運用支援機能の拡充に努めています。

また、新興メディア・ソリューション事業では、各コンテンツの充実と積極的な投資による利用者拡大を目指しています。ファイナンス事業では、保険の選びやすさ、手続きのしやすさを向上させるための取り組みを進めています。

これらの成長戦略を通じて、カカクコムグループは、日々の暮らしが豊かになるようなサービスを創出し、提供し続けることを目指しています。同社は、安定的な成長を維持しながら、事業のサービス領域やモデルの拡張、新規事業の創生に取り組み、中長期的には求人ボックス事業及び新興メディア・ソリューション/ファイナンス事業の売上構成比を20%以上に引き上げることを目指しています。